<必読>玄米投稿のメールに添付する写真の大きさについてのお願い

玄米投稿で中川さんに写真を送る時は、写真の大きさを「640〜800ピクセル」でお願いします。
かつては500ピクセル以下でお願いしていたのですが、もう少し大きくした方が玄米ごはんの表情がよく判別できるからです。
なお、ピクセルって何?という方のために、中川さんが文章を書いてくれました。

<中川より>
1ピクセルは本来1バイトか1.5バイトで計算できるのですが、Jpeg保存するときに画像は圧縮(同じような色を間引きする)されますので、画像の体重のようなファイルサイズが小さく(軽く)なります。
圧縮度合いによってくっきり感(解像度)も変わってきます。
間引きすぎると画質が粗くなります。
今の時代のデジカメの撮って出しは3600ピクセルくらいあるので1枚で1メガ以上のファイルサイズがあるものも珍しくありません。
それを3枚も添付したらだいたいのメールサーバーでは大きすぎて弾かれてしまうでしょう。
そこで実際のブログに掲載するサイズ640〜800ピクセルにリサイズ(縮小)してからメール添付すると3枚でも数百キロバイトとなり、メールも軽くなって誰にも迷惑をかけずにすむのです。

(800ピクセル)
マクロビオティック料理教室 むそう塾 鯛のかぶと焼き

 
 

(鯛のかぶと焼き 料理:京料理人  中川善博)

 
 

(500ピクセル)
マクロビオティック料理教室 むそう塾 鯛のかぶと焼き

 
 

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愛クラス受講後の体調と気持ちの変化(1型糖尿病と母娘の気持ち)

昨日はとても嬉しいメールがありました。
第86回愛クラスの受講生であるKさんが、最近の体調をお知らせくださったのですが、Kさんの体調だけでなく、お母様のことも書かれていて、それがもう我が事のように嬉しかったのです。
Kさんは1型糖尿病のため、お母様はずっとKさんのお体のことを案じておられるだけでなく、ご自分を責めておられたのだと思います。
私も息子のアトピー問題では、自分をたくさん責めましたから、お母様のお気持ちはとてもよく分かります。

マクロビオティック料理教室として、陰陽バランスを取ることを教えるのはもちろんですが、各ご家庭における健康と幸せに貢献できて、このように手応えまでプレゼントしていただいて、本当にありがたいことです。
中川さんとふたりで「むそう塾をしていて良かったね」と喜び合いました。
妊娠したとか、病気が良くなったとかいうご報告もとても嬉しいのですが、Kさんのケースのようにお母様のお気持ちに対して働きかけられたことが、副産物のようで嬉しかったです。
記事にすることを快諾してくださったKさんに感謝申し上げます。
<Kさんのメールより>

マクロ美風様

こんにちは。嬉しいことがありましたので、美風さんにお伝えしたくメール差し上げました。

今日、実家の母がむそう塾で学んだ糠漬けとお味噌汁を目当てに家に遊びに来たのですが、その時に愛クラスに参加した日からずっと母に伝えたいと思っていたことを言うことができました。
愛クラスに参加した時に美風さんから以下のような主旨のことを仰っていただきました。
・母は妊娠してる時もきちんとした食事を取って気を付けていたはず
・私がここまで無理をしても大丈夫だったのは陽性な体で母が産んでくれたから

これまでも私の持病は先天性ではなく後天性のものだから、お母さんのせいじゃないよと言っていたのですが、母は「ありがとう」と返事しつつも表情は納得していませんでした。
そんな感じでしたので、美風さんの言葉を聞いたとき、「あぁ~、母に伝えてあげたい。」とずっと思っていました。
ただ2月以降、母と会ってもなかなか言い出すきっかけがつかめずにいたのですが、今日はゆっくり話せるいい機会でしたので、愛クラスの時に美風さんから仰って頂いたことを伝えて、そして「体調が悪くなってもなんとか倒れずに済んだのは、お母さんが本来は丈夫な体で産んでくれたからなんだよ。だから体調が悪くなれば、それはもう私の責任だから、もうお母さんは気にしないでいいんだからね」と伝えました。

そうしましたら、母が「今でも夜、横になるとたまにふと思うことがあるの。何がいけなかったんだろう。。。って。でも美風さんにそんな風に言ってもらえて有り難い。救われる思いだわ」と。
もう持病を抱えて長いので、改めてお互いの胸の内を吐露することがなかったのですが、やっぱり母も長い間、自分を責めて苦しんでいたんだなと改めて分かりました。
そして私がいかに傲慢だったか反省しました。私の体なんだから、どうしようと私の自由と言わんばかりの態度をとっていたことも数知れず。。。

ちょっと暗い話になってしまいますが、優しい主人も居てくれるにも拘わらず、愛クラスに参加するまでは「もう人生やめたいな。。。」と思ってしまうことが何度もありました。でも中川式玄米を食べ始めてから、体調が回復するとともにそう思うことが自然と無くなりました。
・朝、起きられなかったのが起きられるように
・朝起きてすぐ「疲れた・・・」と口に出ていたのが言わなくなった
・午前中、気持ちが悪くなってしばらく横になって休まないと辛かったのが、いつの間にか無くなった
・生理痛で痛み止めを飲まないと動けなかったのが、服用しなくても平気になった
・仕事で疲れるとデパ地下のお惣菜を買って帰っていたのが、自分で作る気持ちの余力と体力がついてきた(ちなみに愛クラス以降、一度も購入していません!)

今思いつくだけ列挙してもこれだけの変化がありました。
以前は栄養士さんに勧められてビタミン剤も摂取していましたが、美風さんのブログでサプリメントに関する記事を拝読してから、それも止めました。止めても何の問題も起こっていません。
こんなにも嬉しい変化がこの数カ月でたくさんあったにも関わらず、お会いした時にご報告もしないで申し訳ありません。
自分のことを自分から切り出すのが苦手なのと、美風さんとお会いすると、あの慈愛に溢れた優しい目で見つめられるとものすごく泣きそうになるのです。変な言い訳ですが、本当です(苦笑)

今年に入ってからの私の体調や気持ちの変化は母も私を見て感じていたようで、以前だったら面倒くさがってやらなかったであろう「糠漬け生活」を始めたことも嬉しい驚きだったようです。
美風さんの言葉が母の心に響いたこと、そしてむそう塾の「三種の神器」を食して、これを食べてるなら娘は大丈夫と安心したようで、たくさん食べて(特に私の糠漬けよりじゃい安DIRECTの方を沢山!当然ではありますが 笑)嬉しそうに「なんだかスッキリしたわ~」と言って帰って行きました。そして自宅に着いてメールをくれました。「素敵な一日をありがとう」と送ってくれました。

母をそんな気持ちにさせてあげることができたのも、美風さんと中川さんのおかげです。
美風さん、中川さんには足を向けて寝られない気持ちです。本当にありがとうございます。

長くなってしまってすみません。。。

やっと美風さんにラブレターを書けました(笑)
感謝の気持ちを込めて。

K

*   *   *

Kさんは今年の2月7日に愛クラスを受講され、2月23日にパスポートを取得されましたので、パスポート品質の中川式玄米ご飯を4か月余り召し上がったことになります。
愛クラス受講時のKさんはパンがとてもお好きで、パン教室にも通われていました。
当然のことながら腸はダメージを受けており、パスポートの条件であるお通じチェックがなかなかOKになりませんでした。
食べ方の指導も含めて、Kさんは素直にむそう塾がおすすめする方法を実行してくださったところ、無事お通じチェックも合格になったのです。

パスポート発表の記事で私がKさんに宛てて書いたことが、こうして少しずつ実現していて凄いなあと思っています。
マクロビオティックは生き方の哲学ですから、こんなにも本当の意味でマクロビオティックを生活に取り込んでくださったことに、私はただただ感動しています。
マクロビオティックの本来の姿ですね。
なお、Kさんからの過去のラブレターはこちらにあります。
まさに愛クラス!(玄米投稿中の嬉しい出来事)

 
 

玄米ご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式玄米ご飯 料理:陰陽京料理人  中川善博)

Kさんにもう一度このお写真をプレゼントします。
ずっとこのレベルの玄米ご飯を炊き続けてください。
きっと、次なる素敵なことを呼び寄せると思いますよ。

 
 

カテゴリー: からだ, 体験談 | 14件のコメント

第201次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<201次 むそう塾 パスポート取得者>
Ka(88−4)さん

<寸評>

◆中川善博より
やれやれ、やっとパスに到達しましたね。 お疲れさまでした。
最後の連続投稿はあなたに芽生えた陽性の力です。
何度も言いますが。この連続投稿を2ヶ月前にやっていてくださればとっくの昔にパスを取得して美味しい健康を手に入れられていたのです。
とにかく間に合って良かったですね。 100日間はパス品質の御飯をよく噛んで(あなたは特によく噛んで)じゃい安DIRECTと一緒に食べ続けてください。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
やれやれ〜・・・。
これが素直な実感です。
愛クラスの懇親会であなたが口にされて言葉を、私はずっと思い続けて来ました。
引っ込み思案なあなたの性格を改善して、輝く健康を手にしてほしいなと思っていました。
やっとそのスタートが切れましたね。
本当の健康はこれからです。
まだスタートしたばかりなので、これからはどんどんとご自分の体で確認してくださいね。
これから食べ方を含めて、あらゆることを改善して行きましょう。
素敵な積極性が生まれてきますよ。
まずはおめでとうございます。

 
 

マクロビオティック料理教室 むそう塾 玄米の炊き方教室

 
 

(教室の掛花)

 
 

カテゴリー: むそう塾 パスポート発表 | 2件のコメント

京料理人 中川善博によるトマトの皮むき(動画付)

マクロビオティックの料理教室で、桂むきを1か月間にわたってマンツーマンで特訓しているところはないと思います。
一般のお料理教室でさえもそんなことはしていません。
それは限りなく教える側の負担が大きすぎるからです。
それなのにむそう塾ではそのとんでもない負担を引き受けながら桂剥きの指導をしています。
その理由は、「むく・刻む」はお料理の基本であると同時に、お料理の最高レベルに不可欠の技術だからです。
もちろん、美味しく仕上げるための必須要素でもあります。
たとえばトマトの皮をむくときでも、桂むきの技術が必要になります。
ポイントは2つ。
右手で包丁を上下させる。
左手でトマトをまわす

 
 

京料理人中川善博によるトマトの桂むき むそう塾

 
 

(トマトの皮むき 京料理人 中川善博)

では、京料理人の手元をご覧ください。
リズミカルにスルスルとトマトが剥かれに行っている感じがしますね。
これが剥くときの基本です。
剥きたい材料を回す。
頭で分かっていても、なかなか手が動いてくれないのが現実ですが、それは正しい練習量が解決してくれます。

[youtube width=”880″ height=”560″]


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私の林住期から遊行期は京都で

名前にも画数があるように、地名にも画数があります。
たとえば私が生まれ育った北海道は32画、20代の大半を注ぎ込んだ神奈川は21画、人生の練習場になった東京は16画、結婚して家族関係を築いた埼玉が16画、人生最後の場所と決めて心を磨こうとしている京都が24画。
もともと私は占いの類は信じないタイプですが、マクロビオティックを知ってから姓名判断を習い、画数の勉強をするうちに陰陽として無視できない面があるなぁと思ったのでした。

もちろん、京都はバッチリ!陽性の画数です。
東京の16画とは異なる陽性ですね。
ちなみに大阪は15画で東京と似た陽性さがあります。
これが昔の「大坂」だったら陰陽の質が変わっていたかもしれませんね。
画数って面白いものです。
だからといって画数に依存しているわけではありませんが、一応意識はしておきます。
陰陽バランスのために。

私は引っ越しが大好きで、中学を卒業した時から部屋を借りて、いろんな環境で住んでいましたが、そのたびに感じ方や発見があって実に面白かったものです。
結婚のスタートは賃貸でしたが、その後凝りに凝った一戸建ての家を建て、庭の設計も相当勉強しました。
その後、阪神淡路大震災をきっかけにマンションも購入して、3年ほど両方の家を行ったり来たりしていました。
結局生活の重心はマンションの方に流れたので、一戸建ての家は手放してマンションだけにしました。
そこで味わったのは広さ(陰性)と狭さ(陽性)です。

そもそも私は北海道の陰性な環境で暮らしていました。
それが神奈川→東京→埼玉と土地と住まいを変えているうちに陰陽が変化して陽性な環境になったのです。
今度お部屋を借りる京都は、言わずと知れた観光都市ですから、とても陽性なエネルギーを持つ土地です。
世界各地から大勢の人がこの街に足を運んでお金を落とすだけでも陽性です。
そして、古い歴史(時間の陽性)はさらに陽性ともとらえられるのですが、お寺やお庭が多くて、これが素晴らしい陰性を放っています。
この陰性が人々の琴線に触れるのでしょう。

京都に瀕雑に出入りするようになって丸9年が過ぎました。
その間京都が私に与えてくれたものは、一貫して「落ち着く」という精神面と、「綺麗だなぁ」という感動の心でした。
マクロビオティックを知って陰陽で物事を考えるようになると、この「落ち着く」と「綺麗」は陰陽バランスが取れた状態であることに気づきます。
常々陰陽バランスを口にするものとして、自分の陰陽バランスがどんなふうに変化するのかを試してみたい欲求に駆られました。

これから私が住むマンションの近くには疎水や木々があって、心がホッとする場所がたくさんあります。
毎日時間に追われる日々であることに変わりはないのですが、そんな場所を伝って来る空気だけでも吸い込みたいと思いました。
京都で吸い込む空気が変わると、私の心も少しずつ変化することでしょう。
五木寛之氏の「林住期」によると、これからの私には「林住期」(50〜74歳)と「遊行期」(75〜90歳)があるそうです。
どんな人生になるのか楽しみにしながら、一呼吸でも大事に生きて行きたいと思います。

 
 

京都 琵琶湖疏水

 
 

(京都 琵琶湖疏水にて)

 
 

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