子供の状態が心配な時

子育ては色々と悩みどころがあって、誰かに相談したくなりますね。
でも、マクロビオティックを知ってしまうと病院に行くことを極端に嫌う人が時々いて、そんな人は自分の親とも対立してしまいます。
そして私のところに相談メールが来るのですが、私はマクロビオティック一辺倒でも西洋医学否定者でもありません。
結論から言うと、臨機応変に両方の優れたところを取り入れれば良いと思っています。

マクロビオティックを知っていて子育てをする場合は、病院にすぐかかることにためらいのない人よりうんと勉強をすることです。
普段から勉強をしておいて、しっかり子供を観察し、ギリギリの状態まで自分で面倒をみる勇気も必要です。
つまり肚が据わった育児姿勢が求められるんですね。

私が育児をしている時、この状態になったらすぐ病院に連れて行こうと頭に叩き入れていた病気の一つに「腸重積」があります。
幸いにして息子は腸重積にはなりませんでしたが、一刻を争う状態の時か、待っていても良い状態なのか、そこの判断を出来る親でありたいと思います。
自然療法にこだわるあまりに落とさなくても良い命を失っては一生後悔しますからね。

多くの場合は子供のご機嫌をみながら対応を考えていても間違いではありませんが、どうしても不安なときにはこのようなサイトで調べてみるのも良いですね。
「こどもの救急」
ここでも発熱に関しては38℃以上となっています。
逆に言えば、38℃未満では少なくてもオロオロしなくても良いということですね。
もっと体温に対して認識を改めておきましょう。
こちらの記事も参考にして。

 
 

子供の救急

 
 

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ありきたりな日々から心が動く日々へ

美味しいものって心が動きますね。
単なるグルメとは違った意味での美味しいもの。
それはその人の体に合った食べ物です。
まるでお洋服を体に合わせるように、その人の体調に合わせた食べ物がマクロビオティックの考える食べ物です。

ご家庭で美味しいお料理を作ってくれる人がいる家は幸せです。
たった1杯のお味噌汁、たった1膳のご飯、たった1切れのお漬物でも、幸せへの糸口があります。
それをいただいた人の心に良い氣の流れが生まれて、何かのきっかけになることもあります。

感動とは心が動くこと。
中途半端では心は動きません。
ありきたりな日々ではなく、心が動く日々へ。

 
 

鱧雑炊 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(鱧と松茸のしゃぶしゃぶ 於:むそう塾)

 
 

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「2016年度幸せコース」ご予約のご案内

まだ詳細は決定しておりませんが、2016年度の幸せコースのご予約を受けたいと思います。
クラス編成の関係がありますので、毎年早い段階で一度ご希望をお伺いしております。
その後クラス数が決定されて、正式にお申し込みを受け付けます。
現段階ではご希望人数の把握になります。

今後の手続きの予定は次のようになりますが、このご予約は本申込時に変更することができます。
①ただいまより:ご予約開始(コメント欄にて)
②2015年11月下旬:本申込開始(予約システムから)
③2016年1月下旬:受講費お支払い(お振り込み)

なお、カリキュラムの概要は2015年度とほぼ同じ内容になる予定です。
ご希望者は下のコメント欄に塾生番号とご希望曜日をご記入ください。
たとえば   Na(1-1)日曜希望 のように。
まだ愛クラスを受講されていない方でも、幸せコースを受講したいと思われる方はご遠慮なくコメントを書き込んでください。

 
 

中川式天ぷら むそう塾

 
 

(幸せコース1月の授業 天ぷら)

 
 

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お料理が上達すると嬉しいことが増えますね

今は煮物コースの桂むき投稿があったり、上級幸せコースや幸せコースの復習投稿があったり、中川さんのブログは投稿ブログと化しています(笑)
ちょっと前までは玄米投稿がズラズラ並んでいました。
でも、投稿ブログと化しても、中川さんの指導を受けることによって、その塾生さんのご飯やお料理が美味しくなるのですから、中川さんにとっては嬉しいことなのです。
それは間違いなくそのご家庭に笑顔が広がるからです。
一つひとつのご家庭が美味しいお料理で幸せになりますようにという気持ちで、毎日塾生さんに向き合っています。
そんな投稿の中からいくつかご家族の反応をご紹介しましょう。

<上級幸せコースFuさんの投稿>

教えて頂いた煮物三種を、ほぼ毎日ローテーションで作って食べています。
むそう塾に通うまで、お料理教室に参加しても、復習をしたことはほとんどなく、作っても、せっかく習ったし作ろう…という感じでした。
今は、中川さんに教えて頂くお料理が美味しくて大好きで、食べたい(家族に食べせてあげたい)から作る!という気持ちでお料理しています。
そして、今回の煮物三種も、毎日食べたいです。

高野豆腐は、私が今まで食べたり、作ってきたものとは別物でした。
口に入れた時にふうわりとろけるような食感と、気持ちが優しくなっていくようなお味が大好きです。
主人は、初めて食べた時、あまりにフワフワなので、特別な高級高野豆腐を使っているのかと思ったようです。
娘は、毎回お代わりします。今日も、お代わりを2回しました。
今までも、娘にはよく高野豆腐を作っていたのですが、これほどまでには食べませんでした。
娘に、美味しくてお上品な高野豆腐を作ってあげられることが、とても嬉しいです。

どんどん練習して、もっともっと、中川さんのお味に近づきたいので、頑張ります。
美味しい高野豆腐を教えて下さり、本当にありがとうございました。

<マクロ美風より>
マクロビオティックの料理教室でなくても、一般的に高野豆腐はギシギシして嫌いという人が多いのですが、中川式の高野豆腐の炊いたんは、まるで真綿のようにふっくらふわふわとしていて、とろけるようなそのやわらかさに射抜かれる人が続出ですね。
お子様は正直ですから、美味しいものはちゃんとお代わりしてくれるので、なおのことはっきりします。
これからも美味しいものがどんどん習えますから、上級幸せコースは楽しいことばかりです。
ご主人様とお嬢ちゃんが笑顔になってくれて、それがまたママのエネルギーになりますね。


<煮物コースAsさんの投稿>

前回ご指摘いただきました包丁の開きと力みを集中して練習したところ、自然と厚みが薄くなったように感じました。
力まない分か、剥け方が違う!と楽しさが増しました。
動画や写真で見くらべると、違いを自分で感じたほど、薄さも手の動きも変わっていないような気もするのですが、前回よりマシになったでしょうか。
徐々に力んだり、包丁が開く時もあるので、徹底して治すよう努めます。

芯の近くになると、上から下まで均等に剥けず苦戦しています。
脱力がまだまだまだ…大きな課題です。

刻みは、やはり一番下のシートの手前が繋がっています。
以前、包丁を奥に握りすぎとご指摘を受けましたが、どんどん前に詰まっていく傾向があるようなので、こちらも注意してこちらも力まないよう練習していきます。

昨夜も鯛でお刺身を作ったのですが、夫が大根のしゃきしゃき感が違ってきたと言ってくれて驚きました。

桂剥きが切れずに剥けるようになってきたら、練習が楽しく感じ、そんな自分に昨日は驚きました。
じっくりコース、満足コースと練習していたつもりでしたが、こうしてマンツーマンでご指導いただけますと、より集中して練習できます。
このような機会に恵まれましたこと、ありがたいです。
上達できるよう有意義に過ごします。

<マクロ美風より>
面白いもので、桂むきが上手でも刻みがイマイチという人がいたり、刻みが上手でも剥きがイマイチという人もいます。
さらに、出汁巻きが出来ても桂むきがイマイチという具合に、人それぞれ得手不得手があるようで、中川さんのように何でもこなせるようになるには練習しかないのだということがよく分かりますね。
最初は誰しも苦手意識があるのですが、それを克服するのは練習でしかないことを、今になって改めて知ったのではないでしょうか?
ある程度のところで面白さを感じられたらしめたものです。
その波に乗ってグイグイと進んでみましょう。

それにしてもご主人様はよく感じていらっしゃる(^^)
お料理のし甲斐がありますね。

 
 

京都 吉田山荘

 
 

(京都 吉田山荘 真古館の2階から)

 
 

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内海聡先生の記事より 低体温になる理由と子供の平熱

私たちが自分の体を自分で守るには、まず体のことを知る必要があります。
その基本である体温のこと。
その体温は暮らし方が大いに影響するのですが、日々の食べ方を改善するだけでも目に見えて体調が変化してきます。
低体温になるには理由があるのですが、そのことを知らない人がたくさんいますね。
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」としては、食べ方のことや暮らし方のことで、ずっと伝え続けて来たことです。
Facebookで書かれた内海先生の記事がとても参考になりますので、転載させていただきます。

 
 

<内海聡医師の記事より>

【低体温】

伝説の小児科医といわれた真弓定夫氏がよく話す内容の一つに、低体温の問題があります。まさに今の日本人の多くが低体温なわけですが、私たち人類は本当はどれくらいの体温であるのが普通なのでしょうか?低体温は感染症になりやすいばかりか、アレルギーも出やすくなりますし、ガンなどの病気にもかかりやすいことがわかっています。しかし日本人の親の多くは低体温について既に誤解しています。子どもの平熱はあなたが思っている温度とは全然違うからです。

なぜこうなったのか、それは社会毒をはじめとする体に悪い食事、そして不自然に冷暖房を使う生活やコンクリート住居、自然の中で遊ばないことなどに起因すると考えられています。戦前の統計によれば子どもの正常体温は0~6歳は38度台が一般的で、6~12歳は37度台くらいに下がってきて、やっと12歳を超えると36度台くらいになってくるのです。つまり現在の保育園や幼稚園における基準はすべて嘘であり、それを刷り込んだのは実はGHQに代表される人々なのです。

つまり37度で微熱があると考えている人はすでに間違い、38度台だとテンパっている親がいますけど、もうお話にもなりません。それどころか最近は子どもでも35度台の子がたくさんいますけど、もうこれは毒親の素晴らしい努力によるものとしか言えません。細菌ウィルスが体内に入ると発熱・下痢・嘔吐・咳・鼻水・耳垂れとして菌を体内から排出しようとします。それが免疫力の向上を生み出すわけですが、子どもは日々それを行うのが普通で平時から体温が高いわけです。

なぜ低体温が起こるのか、一つは砂糖を食べること、一つは牛乳を飲むこと、一つは小麦食を食べ過ぎなこと、一つは服を着せすぎなこと、一つは冷暖房を使い過ぎなこと、一つは常在菌の少ない状況にすること(殺菌ばかりすること)、一つはワクチンを打つこと、一つは内部被爆させること、一つはケミカルおむつを使うこと、一つは母乳で育てないこと、一つは産み方そのもの、一つは妊娠前と妊娠中の母親の食べ方などにあります。ほかにもありますが主だったものはこのあたりでしょう。

これらは東洋医学や自然療法的な考えも内包していますが、現実の臨床としても実感できるものであり、決してオカルトではありません。なにより戦前や戦後すぐの大規模調査で体温の分布が違うことは確かなのです。なぜここまで日本人が不健康となり、全員が病院に行き治らなくなってしまったのか、それをもたらし劣化計画を進めたのはいったい誰なのか、真剣に考えないといけないでしょう。もちろんこれを現代小児科医や保健士や教師に言うと、キチ○イ扱いされますのでご注意を♪。

(画像はネットよりお借り)

内海 聡さんの写真
 
 

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