2021年12月5日は、京料理人 中川善博の凄さが炸裂した日でした。
京料理ではないのに、こんなに美味しく作れてしまう不思議。
それは、彼のたゆまぬ向上心ゆえなのでしょう。
昨日、「自由人コース2」で登場したお料理たちに、皆さんが大興奮でした。
試作した日に、その美味しさにウズウズしている私が漏洩しないように、中川さんから固く言い渡されていたので、やっとこの日を迎えてホッとしました(笑)
(ブッシュ・ド・ノエル 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
中川さんが結婚する前に、パティシエだった奥様のお菓子作りのお手伝いをした秘話を語りながらケーキを教えてくれました。
天国の奥様がクスッと笑っておられるかもしれません。
塾生さんも、ブッシュ・ド・ノエルを作るたびにその秘話を思い出されることでしょう。
復習のために、全体の写真も載せておきます。
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【新作料理】
(地鶏のレッグ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
試作会のときの私の気持ちを、お察しいただけましたでしょうか?
食べたことのないお味。
ソースの名前も決まっていない。
でも、すごく美味しい!
1回目の試作で私がOKしてしまうほど美味しかったのですが、ソースがさらに美味しくなるように調整した結果が、皆さんが夢中で召し上がってくれたお味です。
凄いですよねぇ。
どこにもないお料理がまぶしかったです。
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(エスカルゴ フランスからのお取り寄せ)
私が独身の頃、某ホテル出身のシェフが自分のレストランを持ち、そこのエスカルゴとワインがとても美味しかったので、クリスマスメニューに加えてもらいました。
ようこさんのコメントにお返事を。
ようこさんならお分かりいただけると思いますが、カウンターに座ってシェフの手元を見ながらワインをいただくのは、最高に幸せな時間ですよね。
当時はシャンソンとワインが大好きだったのです。
お料理の話をしながら時間を過ごすのが、昔から大好きでした。
>忙しい講座の合間を縫って新メニューを開発される日々を「成長があって楽しい!」とさらっと言ってしまえる中川さんに改めて頭の下がる思いです。
そうなんです。
中川さんはそういう人なんです。
錆びた生き方をしたくないんでしょうね。
包丁も心もいつも磨き上げた状態でいたいのだと思っています。
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人間は生きている限り成長できる。
私はそう思って生きています。
中川さんはそれを着実に実行されています。
そんな素敵な人と一緒にお仕事ができる環境に感謝の日々です。