最近は、記事もコメントもタイムリーさに欠けて、反省しています。
連日、長時間の外出が続いているのが原因なのですが、こうなったら、外出先でもマメにブログチェックする技術を身につけなければ駄目ですねぇ。
今日は、4月29日に開催された、「マクロビ井戸端会議@善右衛的。カフェ」の続きを書きますね。
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まず、参加者の皆さんで、お顔を存じ上げているのは、なかなかさんだけです。
善右衛門さんは有名人なので、いくつかのサイトでお写真を拝見しておりましたが、その他の方は、まったく初めて。
でも、名刺交換が始まると、「書き込みはしてないけど、ブログは拝見してま?す」という方が、何人もいらして、とっても嬉しかったです。
中には、私に会うためにわざわざ参加してくださった方もおられて、感激するやら、恐縮するやら・・・、ありがとうございました。
さらに、井戸端会議の前後に、相次いでブログを立ち上げた方もいらっしゃって、そのエネルギーに感心しました。
エネルギーといえば、皆さん、すごくパワーがあって、私なんか関西弁のテンポがすっかり気に入って、最後の方は、覚えたての関西弁が口から出てくるほどでした。
関西弁の何が気に入ったかというと、「本音で話せそう」な気がしたのです。
常々、「媚びずに本音で生きてきた私」としては、裸で話せそうな気がしたのですが、Reeさん、ちんねんさん、これで正解ですよね?
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今回、私が一番嬉しかったこと。
それは、「マクロビアンは確かな目を持っている」ということです。
私は、主に東京でマクロビオティックを勉強しましたが、どうしても教えを乞いたい先生が遠くにおいでなら、その地域まで出かけて行って勉強しておりました。
ですから、今回、関西のマクロビアンの方々とお話をしても、先生の話題で盛り上がることもできて、とても良かったです。
そして、そして、何より嬉しいのは、集まった皆さんが、それぞれのやり方でマクロビオティックを勉強をしていたのですが、あっさりとその垣根を越えて、心が一つになってしまうことでした。
たとえば、私は、「リマ・クッキングスクール」と「大森英櫻先生」がベース、Aさんは、「中広行先生・美恵先生」、Bさんは「正食協会」、Cさんは「自然医食フォーラム」、Dさんは「小淵沢のクシインスティテュート」などなど、マクロビを身につけた母体がそれぞれ違うのです。
でも、「○○派、△△派」という認識は一切なく、みんな、「マクロビオティックをどうやって自分のものにするか」の一点に集中していました。
そこには、派閥などはなく、皆さんが「自分の物差し」をしっかり持っていて、
・あれはおかしい
・これは許せない
・どう考えても納得出来ないことがある
・こんなことって、ルール違反では?
と、自由闊達な意見交換が展開されたのです。
インターネットの普及と相まって、関東のマクロビ情報も、関西のマクロビ情報も、この井戸端会議では、「まな板の鯉」よろしく、縦横無尽に料理されたのでした。
その結果、「本物のみが残る」という、これまた「自然な結論」に行き着いたようです。
このことが、「マクロビ井戸端会議@善右衛的。カフェ」で、最も嬉しかったことであり、意を強くしたことであり、希望がもてたことでした。
こんな会話が全国に拡がって、ぜひ、「本物の食」「本物のマクロビオティック」が残って欲しいと、強く願っています。
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<追記>
マクロビオティックの指導者(スクール)によって、大なり小なりの違いがあるので、指導校に通っても、それに振り回されてクタクタになる人がいるのも事実です。
しかし、東京の井戸端会議でもそうですが、話し合うことによって、それらの違いの本質が見えてくるようになります。
これは、かなり重要なことで、民衆の力の方が優っていることの現われでもあります。
この原動力は侮れません。
良くも悪くも働きます。
しかし、決して悪用してはなりません。
「マクロビ井戸端会議」のコンセプトは、「共有」であり、「無目的」なのですから。