桂剥きで人生を変えられる?

中川さんのブログに毎日何回も登場する桂剥き投稿
幸せコースに関係のない方には、中川さんのブログのお楽しみが減って申し訳ないです。
でも、この桂剥き投稿からは玄米投稿の時と同じく、人生の縮図を学べます。
大根を剥いて刻むだけの行為ですが、その中にその人の日常生活や生き方までが表れて来ます。
・雑な感じ
・荒っぽい感じ
・丁寧な感じ
・ササッと数だけこなす人
・しっかり1回1回考えながらこなす人
・淡々とマイペースでこなす人
・闘志に火がついて燃える人
・究めたいと思う人
・純粋に今より上手になりたいと思う人
・他の人の進度が気になって焦る人
・すぐ諦めてしまう人
色々なタイプの人がいますね。
面白いことに、桂剥き投稿が始まると、玄米投稿の時に中川さんから言われていた言葉が、すっかりそのまま当てはまる人が多いのです。
がさつなところや、荒っぽいところは、本人の心がけ次第でいくらでも直せるものです。
でも、どこかでこのままでいいと思っていると、絶対に直りません。
玄米投稿から桂剥き投稿までの間の、その人の暮らしぶりが手に取るように見えます。
改めよう、変えようという気持ちが欠如していたのですね。
*    *    *    *
思うようにならない。
だから今の自分を変えたい。
そう思っている人はとても多いです。
でも、変えたいと思ったら、暮らしぶりも変えないと人間は簡単には変われません。
他力本願で変えてもらおうと思うのは甘いです。
変えるのは自分しかいないのです。
たかが桂剥き、されど桂剥き。
どんな姿勢で桂剥きに臨むかで、明日の人生が変わります。
たった1ヵ月間ですが、この期間を有効に活かして、あなたの可能性を引き出してみるのはいかがですか?
自信の引き出しが増えますよ。
自信は人生に強さを運んでくれます。
こうして人間は変わって行けるんですね。
頑張りましょう!
参考記事 「自信」


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「マクロビオティックのテープを聴く」のその後の感想

きのう聴いていたマクロビオティックのテープの内容について、あれこれと新幹線の中で考えていました。
桜沢如一先生のこと、久司道夫先生のこと、大森英櫻先生のこと。
このテープが録音された時代は、今のような生活環境ではないし、人々の体質も変わって来ています。
先人の知恵を学びつつ、今もなおそのままで良いのかどうかを、いつもいつも細心の注意を払いながらマクロビオティックのアドバイスをする日々です。
玄米に命を捧げたと言っても過言ではない大森英櫻先生の気の遠くなるような研究。
そして飽くなき探求心で、常に進化して行く中川さんの玄米に対する熱意。
この二人の男性に出会えたことは、私にとって自然に進むべき道が用意されたような気がしたものです。
大森先生はあらゆる方法を使って病気を治そうとされていましたが、それでも授業では玄米ご飯の重要性をいつも説いていらっしゃいました。
そして昨日のテープ。
玄米ご飯の炊き方を大森先生らしい発想で、あれこれと試したお話には笑えるものもありました。
そんな時、一緒に聴いていた中川さんは、即座に水を○%にして、△をして、◇にしたらこれは実現出来ると仰るのです。
その方法にあんぐりと口をあく私。
時々中川さんは突飛な発想をされるのですが、それが実に陰陽の理論に適っていることが多いのです。
決して突然なひらめきではなく、練り尽くした方法であるかのように。
大森先生が玄米以外の食べ物の助けも借りて病気を治そうとされる時、もし○△◇の炊き上がりの玄米ご飯があったなら、当然大森先生は玄米ご飯を使ったに違いないという場面がありました。
ということは、中川さんがオーダーメイドでご指導している玄米ご飯には、そのような効果のある可能性が高いということです。
玄米ご飯は炊き方次第で、ここまでの効果を持つものなのかということを、改めて認識し直しました。
誠に玄米ご飯は奥が深いです。
ああ、大森先生に中川さんの玄米ご飯を召し上がっていただきたかった。
そして、どんな表情をされるのか拝見したかった。
出来ることなら桜沢先生にも。。。


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マクロビオティックのテープを聴く

ただいま東京へ向かっております。
今日は帰宅が午前様ギリギリになります。
先日桜沢如一先生や大森英櫻先生、それに久司道夫先生のお話を吹き込んだカセットテープを京都に持って来ました。
とても古いものなのですが、私にとっては大切なテープです。
その中で玄米に関する興味深いテープがあって、それをぜひ中川さんにも聴いていただきたいと思って持って来たものです。
久しぶりに聴く大森先生や桜沢先生や久司先生のお声は、当時を彷彿とさせて懐かしさでいっぱいになりました。
面白くてお勉強になって、次々とテープを聴いているうちに、こんな時間になってしまいました。
家族よごめん。
中でも大森先生の玄米の研究に関するお話は、今まで中川さんが追求していたことを追認するかのような内容で、中川さんにとっては大きな自信になったことと思います。
ひと言で言えば大森先生は、「いかに玄米をアルファ化するか」を研究されていたかが良く分かります。
そして、「いかに玄米の栄養分を吸収させるか」の点で研究を重ねていらしたことも分かります。
断食のお話を伴った大森先生の玄米のお話は、むそう塾が追求している「消化吸収の良い中川式玄米ご飯を体の中心軸に」とピッタリ一致しています。
大森英櫻先生からどんな時にも玄米ご飯を大切にと教えられ、玄米ご飯を追求し続ける中川さんとむそう塾が出来、こうしてお勉強もできたことがとても嬉しかったです。
また一歩、新たな自信をもって中川式玄米ご飯を進化させて行けそうです。


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「第38回 愛クラス」が終了しました

本日「第38回 愛クラス」を開催しました。
梅雨の真っ只中の京都は湿っぽい朝を迎え、愛クラスが始まるお昼頃には一時的に強い雨が降りました。
栃木県1名・東京2名・滋賀県1名・大阪2名・神戸2名・広島県1名・香川県1名から、一人の欠席者もなく集まってくださいました。
この中にはパスポート取得者が2名含まれています。
もう一度中川さんの玄米ご飯の炊き方を確認したいとご参加くださいました。
ちょうど今回からTプラス3.0での炊飯も加わったので、皆さんに喜んでいただけました。
ねっ、3.0って使いやすいでしょ?
今回は3台のTプラスで炊き比べをしましたが、見事にお鍋の特性が出ていて面白かったです。
その結果、やはり3.0があっさり目に炊けて、お鍋の形状を反映しているなぁと感心しました。
私はこのお鍋で炊いた玄米ご飯が一番好きかも知れない。
これから夏を迎えるにあたって、このお鍋の玄米ご飯はイチオシです。
とにかくさっぱりしていて食べやすいです。
今回の愛クラスでは、10代の受講者さんがいらっしゃいました。
お母様は第1期幸せコースの修了生です。
第2期の幸せコースにも、同じように1期修了生のお嬢様がいらっしゃいます。
こんなふうに親子2代でむそう塾にいらして下さる人が登場してくれて、私も中川さんもとっても嬉しいです。
このような方々のためにも、むそう塾をほんまもんのマクロビオティックと美味しいお料理の発信基地として、育てて行きたいと改めて思ったことでした。


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なぜ今包丁砥ぎなのか?

昨日で「第2期 幸せコース」の6月授業が全部終わりました。
皆さんお疲れ様でした。 
今月は「切る」ことに加えて包丁砥ぎがありましたから、凄くハードな内容でした。
でも、どうしても包丁砥ぎまでお伝えしておきたかったのです。
それは、包丁が切れるようになっていないと、桂剥きは出来ないからです。
そこで昼食が遅くなっても、包丁砥ぎを練習していただいたわけです。
しかし、一番の理由は、美味しいお料理を作るために包丁が切れる状態であってほしいのです。
たとえばピーラーでジャガイモの皮を剥いてみてください。
次に包丁で剥いてみてください。
ジャガイモの表面が違うはずです。
ピーラーで剥くとザラザラした感じで、包丁で剥くとツルッと光った感じがするはずです。
こんなふうに、包丁で剥くと切断面が違うように、切れる包丁と切れない包丁でも切断面が変わります。
切れる包丁は切断面が鋭角で、食材の細胞をつぶしません。
ですから、お料理の味のしみこみ具合や、舌触りも違うのです。
さらに、煮崩れ防止にも繋がります。
つまり美味しいお料理を作るには、包丁が切れることが第一条件なわけです。
昨年1期生の方が仰っていました。
「包丁が切れるようになったら、うちのお料理が美味しくなりました!」
そうなんです。
美味しくなるんです。
だから幸せコースで包丁砥ぎを教えているんです。
今はステンレスの包丁が使い捨て感覚で使われている時代ですが、切れ味はやっぱり鋼に適いません。
ステンレスはすぐ切れなくなってしまいます。
錆びないというだけでステンレスにするのではなく、どうか切れ味重視で包丁を選んでください。
包丁は調理道具の中でも別格です。
大切に丁寧に、いつも綺麗な状態で使えるよう、きちんとお手入れをする癖をつけましょう。
その姿勢が美味しいお料理に繋がります。
錆びる包丁を錆びないように使う心。
それが大事な時代でもあります。
今あちこちで包丁砥ぎ講習会なるものが人気だそうです。
先日もデパートの包丁砥ぎ講習会(有料)が、キャンセル待ちだと売り場に書いてありました。
そろそろ使い捨てではない、本物に触れたい人が増えて来たのでしょうか。
そうだったら嬉しいな。


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