包丁研ぎの会が終わりました

「第3回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」が昨日終わりました。
ご参加くださった皆様、お疲れ様でした。
懐かしい幸せコース1期生と現在の2期生、それに3期生希望者のご参加で、楽しく厳しい一日でした。
雰囲気はこんな感じ
デパートで開催されている包丁研ぎ講座に行った人もいたそうですが、使い始めのABCがまったくもって分かっていません。
包丁に限らず、刃物全般についていえる常識が身についていないのですね。
これはその人の問題というより、社会全体の問題のように感じました。
刃物は危険だからと遠ざけられた幼児期。
刃物は敵として位置づけられた学校時代。
こうして刃物のことを理解しないまま大きくなった現代人の普通の姿なのでしょう。
でも、実際の生活では刃物が欠かせません。
ましてお料理には包丁の存在が必須です。
しかし、その包丁すらも使い捨て感覚の人が多い時代になってしまいました。
スーパーにもステンレスの包丁が溢れています。
まるでティッシュを買うかのように買い物かごに入れます。
時代の流れとはいえ、少し寂しく感じてしまいます。
そんな時代ですが、むそう塾に集まってくださった皆さんは、真剣に包丁を研げるようになりたいと思ってくれています。
中川さんから教わった包丁研ぎは、一生の財産になったはずです。
ところで、今は第4期の包丁研ぎ講座を受付中ですが、これで包丁研ぎ講座は一区切りつけようと思います。
当分の間この講座の開催はしません。
もう少し食べ物の講座を開催しようかなと思っています。
さあ、今日は炊こう会。
カセットコンロ持参で京都入りされる方もいらっしゃるようです。
その心意気がきっと美味しい玄米ご飯を炊かせてくれるでしょう。
爽やかな秋晴れのもと、皆さんの笑顔を楽しみにしております。


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紙一枚の進歩

桂剥き投稿が終わってからも、黙々と練習を続けている人達がいます。
たまに中川さんに写真を送ってアドバイスをもらっています。
中にはザックリ指を切って縫った人もいます。
中川さんから包丁研ぎでOKが出た刃で切ったのですから、それはそれは深く切れたことでしょう。
可哀想に。。。
桂剥き投稿が終わってからの桂剥きは、ある意味自分との闘いです。
孤独感の中でひたすら自分の精神力と向き合うからです。
今も続けているであろうあの人、この人、あの人・・・。
頭が下がります。
その努力は必ずあなたのためになります。
あなたの未来の人生のために、今を頑張ってください。
             *    *    *    *
ところで、以前このような記事がありました。
ここで tumughiさんは、レベルを維持することの難しさを実感されています。
今回新しくブログを始められたkeeさんも、こちらの記事で同じ感想を書かれています。
keeさんの文章は私が座学でちょっとお話ししたことを踏まえての記事ですが、そもそも紙一枚の進歩は中川さんが桂剥き投稿の最中に書かれた言葉です。
紙一枚の進歩のために、裏では血のにじむような努力があることを中川さんからお聞きしたことがあります。
たとえば飲食店で何十年と変わらぬ味を守っている場合、それは何十年も同じことをしていれば良いのではないそうなのです。
必ず前よりも多くの研究と努力があってこそ、何十年も同じ水準をキープ出来るのだそうです。
去年と同じ、昨日と同じではいけないんですね。
それは技術面でも精神面でも言えることなんだと思います。
桂剥き投稿の最後の水準以上になるには、何が必要なのかもうお分かりですね。
このことを知って桂剥きに取り組まれると、また違ったご自分を発見できることでしょう。
ぜひ、桂剥き美人の追加発表に該当するようになってください。
すでに桂剥き美人の方は、料亭の桂剥きを目指してさらに頑張ってください。
その姿勢が長い人生をどれだけ助けてくれるか計り知れません。
コツコツと続けることは、大きなものを貫く強さになります。
まだ何もしていない人は、今からでも遅くありません。
毎日何かに取り組んでみましょう。
あなたの一生は今日の過ごし方の積み重ねですから、一日一時間を大切に過ごしましょう。
今日も充実した一日でありますように。


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「第4回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」の受付開始!

満席になりました。
ありがとうございました。
 (9/28 6:10追記)
パスポート取得者の皆さん、美味しい玄米ご飯が炊けていますか?
もし今、美味しい玄米ご飯が炊けていないなら、もう一度愛クラスを受講してみませんか?
パスポートを取得してからお鍋を変えた人は多いはず。
シコマチック T プラスに変えてからイマイチと言う人のために、愛クラスと同様のデモと包丁研ぎをミックスした楽しい講座です。
まず、ご自宅にある一番使う包丁を1本持参していただき、研ぎ方を中川さんから習います。
その後実際に持参した包丁を参加者に研いでいただき、最後は中川さんにチェックしてもらってOKです。
次に、3台のTプラス(2.5 3.0 4.5L)で、中川式炊飯の炊き比べデモをします。
また、Tプラスのお掃除の仕方も、実際に丁寧にお教えします。
部品の劣化が気になる方は、中川さんにチェックしてもらうため、フタをご持参ください。
なお、実習に使用する砥石については、むそう塾のものを使用しますが、ご自宅用として購入をご希望の方には、むそう塾でご用意しておきます。
これは、錦の有次さんが17時30分で閉店してしまうため、講座終了後にお店に行ったのでは間に合わないからです。
希望者はお申し込みの際に、申し込みフォームの該当欄にチェックをしてください。
砥石の代金(2,600円)は受講料とは別に、当日現金にてお支払いをお願いします。
包丁が切れるだけで、お料理の味が今までより美味しくなります。
ご自宅の包丁を切れる包丁に生まれ変わらせて、玄米ご飯をもう一度パス品質に戻して、毎日のお食事を美味しく召し上がってください。
参考記事
「第1回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎ会」を終えて
美風さんのiPhoneから 第1回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎ会

*    *    *    *

 

イベント名
「第4回 パスポート取得者のための愛クラスと包丁研ぎの会」
◆開催日
・2010年10月25日(月)

◆会場  
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18 地図はこちら
◆内容
・中川式玄米ご飯の炊き方デモ(シコマチックTプラス2.5・3.0・4.5L)
・包丁研ぎ実習

プログラム
・11:00         開場
・11:30?12:15 昼食(福ZEN
・12:15?12:30 自己紹介
・12:30?15:00 包丁研ぎ講習&実習
・15:00?15:30 休憩
・15:30?17:00 玄米炊飯デモ
・17:00?17:30 意見交換
・17:30         解散

◆定員
10名
◆受講資格
むそう塾のパスポート取得者(幸せコース受講中・修了生でもOK)
お子様
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません。
                     
受講費
35.000円
参加費の支払期限
自動返信メールが届いてから7日以内  
お申込み
こちらのお申込みフォームから
満席になりましたのでリンクをはずしました 9/28 6:10追記)

◆締切
定員になり次第
キャンセル料
・入金前 : 0%
・開催日の10日前?7日前 : 受講費の50%
・開催日の6日前?当日 : 受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料は頂きません)
◆企画・責任
中川善博およびマクロ美風
◆お問合わせ
こちらから
<受付までの流れ>
(1)
申込みフォームから申し込む。
(携帯電話からでも申し込めます)
(2)申込フォームから送信して頂くと、直ちに自動返信メールが届きます。
(自動返信メールが届いて初めて仮受付になります)
(3)参加費を振り込む。(7日以内)
(自動返信メールに振込先が記載されています)
(4)ご入金を確認してマクロ美風からメールをお送りします。
(受付完了)
もし、上記 (2)の自動返信メールが届かない場合は、下記の点が考えられます。 
 
メールアドレスの入力間違い。
 携帯電話からのお申込みで、受信拒否設定をしている。
→この場合は、拒否設定を解除してください。
 セキュリティソフトの関係で、迷惑メール扱いになってしまうことがあります。
→「削除済みアイテム」のご確認をお願いいたします。

上記A・Bの場合は、再度、申込みフォームから申込みし直してください。


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日本人の食生活における三種の神器

私の母は純粋な日本料理で私達4人の子供を育ててくれた。
朝からご飯・お味噌汁・お漬け物を欠かすことなく用意してくれた。
北海道の片田舎に住んでいた母は、生まれてから死ぬまで一つの町で暮らし続けた。
だからハイカラなお料理は知らない。
私は中学を卒業すると同時に、家から10キロ離れた隣町で一人暮らしを始めた。
朝からご飯を炊き、お味噌汁を作り、漬け物も用意して、お弁当を持って高校に通った。
飲み物は持参しない。
自分でご飯を作ってお弁当を持参することは、会社勤めをしている時も続いた。
20代の時、料理の世界に身をおいて、多くの料理を食べる経験もした。
この時に母の味より幅広い味を知った。
そんな私の食生活を振り返ると、かなりマクロビオティック的だったなぁと思う。
どんな時にもまず主食ありきだったから。
それは母が作り上げてくれた食生活のスタイルだった。
後々マクロビオティックに出会ってから、改めて日本料理の素晴らしさを知った。
母に感謝した。
今こうして過密スケジュールをこなせるのも、母が健康の土台を築いてくれたからだと思う。
*    *    *    *
多くの人の食事日記を拝見していてつくづく思うのは、ご飯とお味噌汁とお漬け物中心の食生活が確立していないことである。
パッと日記に目を通すと、何人(なにじん)なのかなぁ?と思ってしまう人もいる。
主食と副食の概念がない人もいる。
おやつと区別がつかない人もいる。
卑しくともマクロビオティックを知っている人が、この有様なのである。
では何故か?
それは作り方を知らないからである。
マクロビオティックに出会って、頭では理想的な食事を知っているが、現実には作れない自分がいるのである。
あるいは、作り方を習ったとしても美味しくないから、つい美味しく感じる方を選んでしまうのである。
その結果、体調が思わしくないということになる。
可哀想だ。
ちょっと美味しくするコツを知っていれば、ささっと作れる料理を知っていれば。
そんな思いが溢れてならない。
私はご飯とお味噌汁とお漬け物は、日本人の食生活における三種の神器だと思う。
この三種類さえしっかり身につけておいたら、他のおかずはマクロビオティック的に少々問題があっても、体調が大きく崩れることはない。
反対にこの三種類が身についていないのに、おかずやデザートにばかり関心が行っていると、遅かれ早かれ体調不良を訴え出す。
だから、その点をアドバイスしてあげると、短期間に体調がグングン変化する。
むそう塾ではこんなことを前提にして、幸せコースのカリキュラムを作ってあるし、単発講座も開催している。
・口にする頻度の高いものは徹底的にこだわる。
・量を多く食べるものは徹底的にこだわる。
その結果が玄米ご飯・お味噌汁・糠漬け講座なのだ。
この三種の神器であなたも真の健康を手に入れて、幸せになってほしい。


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「モバイル味噌汁と圧力鍋料理の会」にお申込み下さいました皆様へ

先ほどは「第1回・第2回モバイル味噌汁と圧力鍋料理の会」にお申込みくださいまして、大変ありがとうございました。
20名定員のところ定員オーバーのお申込みがありましたので、曜日調整をしておりました。
その結果お申込者全員を受け付けさせていただくことになりました。
希望曜日を変更してくださいました方には、大変有難く心より感謝しております。
これから全員に仮受付メールを送信させていただきますので、ご安心ください。
なお、手作業での送信となりますので、時間がかかりますから、メールの到着を待たずにお眠りください。


それでは10月23日と24日に、京都でお会いしましょう♪


 


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