食べ過ぎ

お正月で食べ過ぎの人はいませんか?
Twitterではそんな文字がチラホラと(笑)
食べ過ぎって過食とは違うのですが、どちらも体に負担をかけることでは同じです。
理由は色々ありますが、単に食い意地の張っている人、精神的に不満を抱えている人など、心身のバランスの偏りが食べ過ぎにつながります。
理由はともあれ、食べてしまった物は胃腸を通じて消化され、最終的には排泄されることになります。
その過程で体はせっせと働かなくてはならないんですね。
昼間はもちろんのこと、夜遅くに食べたらその分体は残業して、あるいは徹夜して処理します。
これじゃあ体は疲れるわけですよね。
それなのに、なぜ食べるのか?
それはね、食べる行為は癒しになるんです。
それを本能的に知っているから、つい手が伸びるんですね。
必要以上に食べ物に好奇心が湧いたら、「ああ、癒されたいんだな」って思ってみるのもアリです。
きっと満たされない心を抱えているのでしょう。
多くの人は相手や環境に不満を訴えます。
けれども、それを掘り下げて行けば、案外自分自身の中に多くの原因があったりします。
でも、その掘り下げが一人ではなかなか出来ないんですね。
自分のことって自分ではなかなか判らないものです。
だからそんな時には、客観的に言ってくれる人の存在が必要です。
第三者の目を通してみる自分。
意外だったり不本意だったりするでしょうが、この第三者の目をどう受け止めるかによってあなたの人生は大きく変わります。
成長期には親がその第三者の役目ですが、大人になってしまうとなかなか本当のことを言ってくれる人は少なくなります。
誰でも余計なことを言って相手との関係を気まずくしたくないからです。
自分に直接利害が及ばない限り、まあまあと傍観します。
ま、これが大人の対応だなんて言ったりして、面倒なことになるのを逃げているわけです。
☆  ☆  ☆
他人に意見をするのは疲れるものです。
相手のためを想って口にする言葉であっても、相手が気分を悪くしないか、その後の関係は気まずくならないか、などと最新の注意を払って口にします。
そして、口にした後はどっと疲れるものです。
反対に褒めるのは簡単です。
他人に喜んでもらう手段はいくらでもあります。
だから精神的には楽です。
もしあなたが今食べ過ぎだったら、単純な食べ過ぎでもいいからちょっと心の内を覗いてみましょう。
寂しくなかった?
美味しすぎたから?
相手が良すぎたから?
そして、いつも最後には体に「後をよろしくお願いします」と頭を下げましょう。
常に相手の身になってみる。
その相手は人間だったり、物だったり、体だったりします。
食べ過ぎてもそんなことが出来たら素敵だね。

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コメント

  1. No(21-2) より:

    美風さん、こんばんは。
    うんうんと頷きながら読みました。

    この年末年始、普段よりもたくさん食べたのですが、
    嬉しいことに!体は全然疲れていません。
    ぬか漬けと、すぐきだけは欠かさず食べて、しっかり排泄できているのもあると思いますが、お料理に心がこもっていたことと、それを一緒に頂いた家族との時間が、と~っても楽しかったのが大きいと思います♪

    私も過食に悩んだことがありますが、美風さんや中川さん、むそう塾で出会った友達から、自分で気づいていないところをはっきり言ってもらって、何がうまくいかない原因なのかがわかるようになり、食べ物との距離の取り方がわかるようになりました。

    痛いところをチクリ!と突かれるのは、やんわ~り言ってもらうよりも、効きめがありますね。
    どうしてもっと早く、家族は言ってくれなかったの?
    と思ったりもしましたが、自分がそうは言わせない氣を発していたのだろうな・・・と今は思えます。

    誰からも、何にも言ってもらえなくなったら、それほど悲しいことはありません。
    だから、何歳になっても謙虚な気持ちで、心を開いて過ごしたいなぁ・・と、新年にしみじみ感じています。

    今日も深いお話、ありがとうございました。

  2. Na(35-5) より:

    美風さん こんばんは。

    明けましておめでとうございます。
    今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

    食べ過ぎについて気になっていました。
    お正月ではありませんが、夏頃とても太りました。
    以後キープ状態です。
    気づいたのは寝る時にのど元があごの肉で苦しくなったこと。
    仰向けになってもお腹が丘になっていること。
    半袖の縁が以前と違う位置でストップしてしまうこと。
    パンツが全てベルト要らず状態キツキツになり、太ももに横皺まで入るようになったからです。
    体に現れて初めて「そういえば食べ過ぎだったのだ・・・」と気づきました。
    案の定、友人知人にはすぐに「なんか顔が一回り大きくなった」「丸いのは顔だけだったのに」「前向きに思えば健康的になった」と。
    お正月久しぶりに顔を合わせた母親にも「あなた今何キロあるの?」と。

    少食や痩身は自他共に即案じますが、食べ過ぎといっても過食ではなく、同性より少し多く食べるくらいであれば、見た目に表れるまで特に危機感を持ちませんでした。
    さすがに着れる服が無くなると困りますし、夏に太るのは初めてでしたので、自分どうしてしまったのだ・・・と考えましたが、確信をもって「これだ」といえるものは見つけられませんでした。
    おっしゃる通り、掘り下げ切れなかったのです。。
    そして『客観的に言ってくれる人』『第三者の目を通してみる自分』
    Noさんのおっしゃった『そうは言わせない気』『心を開いて過ごす事』
    セットですよね・・・と改めて考えさせられました。

    今は食べ過ぎていることに気づかなかった後の祭り状態なので、体にごめんなさいと思っています。
    これからは自分の体に負担のかからない量を探りながら食事をしていきたいと思います。
    量だけではなく質の問題もあるのでしょうが、「過ぎたるは」という点で心身と関係深いということを意識していきたいと思います。

    ありがとうございました。

  3. マクロ美風 より:

    Noさん、こんにちは。

    そうですか、排泄が上手に出来るようになったんですね。
    素晴らしい!
    まずは食べることより排泄が先なのでね。

    >痛いところをチクリ!と突かれるのは、やんわ~り言ってもらうよりも、効きめがありますね。

    これが難しいんですよね。
    このさじ加減が実に人それぞれなので。。。
    痛いところを指摘するには年季がいるとつくづく思います。
    発してしまった言葉は取り返しがつきませんからね。

    >だから、何歳になっても謙虚な気持ちで、心を開いて過ごしたいなぁ・・と、新年にしみじみ感じています。

    同感です。
    一生忘れずにいたい気持ちですね。

  4. マクロ美風 より:

    Naさん、こんにちは。
    今年もよろしくお願いします。

    んんん?
    太ったとな?
    もしかして、ストレス太りでは?
    食べ物のことばかりを書いておられますが、少食でも太る人はいます。
    あるいは、食事量よりも水分量が問題の時もあります。
    もちろん質も大事ですが、食べ物だけで考えない方が答えが出ます。
    ご一考を。

  5. Na(35-5) より:

    美風さん こんにちは

    ストレスは慢性的なものがほとんどなので、
    当初急な体の変化に対しての原因として、
    確信をもって「これだ」といえるものは見つけられませんでした。。
    もっと日々心身に耳を傾けないと、表面化してから考えることになってしまうのでいけないなと思いました。。
    アドバイスありがとうございます。

  6. おはる より:

    美風さん、おはようございます。
    深いお話をありがとうございます。
    朝、昼は時間の制約上、少なめですが、
    夜ご飯はなかなか減らせまでした。
    癒しを求めてたのですね。

    癒しを求める心の奥には、
    頑固な自分、
    せっかくのアドバイスも素直に受け入れない自分
    逃げ場のない自分が
    いたんですね。
    失敗を恐れる心、
    頑なな変なプライドを捨てた時、
    もっと身軽で心地よくなれますね。
    そして一番の癒しは、人の陽なんだなあ、
    って思います。
    人、モノ、身体への思いやり。
    ここから始めますね。

  7. マクロ美風 より:

    Naさん、こんにちは。

    あらら、慢性的にストレスですかぁ~。
    それは弱りましたね~。
    あ~、お顔をみて話したいことがいっぱいあります。
    愛クラスの帰りに、扉を押して外に出る時のあなたの横顔が忘れられないのです。
    なぜか。。。。

  8. マクロ美風 より:

    おはるさん、こんにちは。

    あなたに必要なことは、ここ何年かの間にすべてお伝えしました。
    それも何度も繰り返して。
    頭で、言葉で理解しないで、お願いですから五臓六腑で理解してください。

  9. Na(35-5) より:

    美風さん こんばんは。

    「忘れられない横顔」でしたか。。
    なぜでしょうか。。。
    お忙しい中恐縮ですが、近々メールさせていただきたいと思います。
    見ていていただいて、ありがとうございます。
    優しいお言葉を、ありがとうございます。

  10. おはる より:

    美風さん、おはようございます。
    ごめんなさい。申し訳ないです。
    反省しています。

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