お料理が苦手という人は多い。
一口に苦手といっても、私は2とおりあると思っている。
①お料理を作ったことがないから、作り方がわからなくて苦手。
②美味しく作れないから苦手。
①は簡単。作り方を知ればよい。→ しかし、美味しくできる保証はない。→ なかなか苦手意識が消えない。
②は美味しく作る方法を知ればよい。→ 美味しく作れる人から学ぶ。→ 準備も学ぶ。
【準備も学ぶ】
お料理が苦手とか嫌いだとか思っている人は、大抵の場合、作ったことはあっても美味しく作れなかった経験を持っていることが多い。
その場合は、お料理に費やした時間や材料も無駄になったような気がするし、何よりもワクワク感が味わえない。
もし相手がいた場合は、気まずい空気も流れる。
それだったら、買ってきたり外で食べた方が時間も食材も無駄にならないし、後片付けもしなくていい、となってしまう。
しかし、②の「美味しく作れる人から学ぶ。→ 準備も学ぶ。」を実行してみると、本当に美味しくできるから不思議だ。
よく「仕事は準備8割」といわれるが、お料理でも同じこと。
きちんと準備が出来ていると、流れるようにお料理が進むし、失敗が減る。
失敗が減れば、結果として「美味しいお料理」が出来上がる。
なぜなら、「美味しく作れる方法」を学んでいるからだ。
【お料理は買い物から始まる】
むそう塾では「お料理は買い物から始まる」と教えている。
正確には、その前に「計画」がある。
「○○を作ろう」という計画だ。
「お弁当に入れよう」というような目的も計画に入る。
その計画(目的)に合った食材を買うところからお料理は始まっているということ。
セールだったから買うのではない。
だから、お店選びはお料理の重要な第一歩である。
質のよい物を取り揃えているお店の情報は惜しげなく伝える。
その段階からフォローするために、買い物先からiMessageで写真や動画を送って、アドバイスを受ける塾生さんも多い。
まさに「準備を学んでいる」のだ。
あとは作り方だけ。
あなたは案外嬉々として準備をするタイプかもしれない。
そうしたら、お料理が苦手でなくなる可能性がある。
美味しくなる方法をしっかり実行すればよいだけだから。
【一生忘れられない美味しさ プロの仕事】
数あるむそう塾のお料理で、私が一番好きなものを選ぶのはすごく難しいけれど、プロの仕事の精緻さに感動したことと、その美味しさの代表として、「そうめんのつけ汁」と「温泉玉子」を選びたい。
「賀茂茄子のピザ」と一緒に教えた古くからの名物講座だ。
透き通った麺つゆは、一生忘れられない美味しさだった。
そして、温泉玉子の作り方に感動したものだ。
美味しくて温泉玉子をおかわりしたほど。
この温泉玉子を使って「西京漬」を作った塾生さんもいた。
・「おはる玉 温泉玉子の西京漬」 2013.7.28
こんな嬉しいご報告もある。
・玉子嫌いの夫が温泉玉子を2個も食べました! 塾生さんからのご報告 2019.8.7
賀茂茄子のピザがこれまた美味しくて、唸った。
これには私の一気食い伝説がある(笑)
初めてこれを試食した時に、美味しくて中川さんの分も食べてしまったのだ。
(お皿に2枚載っていたから、、てっきり一人分だと思って 汗)
今年は開催できなかったから、来年にはぜひ開催してあげたい。
本物の麺つゆを伝えるために。
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