「第111回玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を終えて

8月18日(金)は、「第111回玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」の開催日でした。
2008年に初めて玄米の炊き方講座を開催してから、もう111回目を迎えたのだなぁと感慨深い気持ちになりました。

受講してくださった皆さんの内訳は、東京都2名・石川県1名・愛知県1名・大阪府1名・兵庫県1名、新人さん3名・再受講者3名の6名でした。

今回も陰性なマクロビオティックと陽性なマクロビオティックの経験者がいて、偏りが出始めていたのでそのことをアドバイスしておきました。
7月にご主人様が受講してくださって、今回は奥様が受講された素敵なご夫婦もいらっしゃいます。
いいですね、ご夫婦がどちらも玄米ご飯を炊くことが出来て、共通の話題があるなんて、何と理想的なご夫婦でしょうか。

ところで、懇親会でビックリしたことがあります。
玄米ご飯を炊いて小分けして冷凍しておき、後日それを蒸しておにぎりにして保冷剤を抱かせてお弁当に持って行く人がいたことです。
また、前の日の夜にお弁当を作って冷蔵庫に入れ、それをご主人のお弁当に持たせる人もいました。

ネットでそういう方法を取っている人たちがいるのを知ってはいましたが、むそう塾生は朝3時頃から起きてお弁当を作っている人が多いし、私もお弁当は当日しか作らなかったので、冷蔵庫過信の時代を現実として感じたのでした。

せっかく美味しく作ったお弁当でも、一度冷蔵するとでんぷん質はβ化して消化が悪くなりますし、何よりも陰陽が変わってしまいます。
また、炊いたご飯を冷凍したり、蒸したり、保冷剤をくっつけたりするたびに、ご飯の陰陽も変化してしまい、さらに美味しさも損なわれます。

マクロビオティックを知る者としては、これらの方法は陰性の要素が強すぎるので避けてほしいことですし、それを続けると体調不良を招くことが予想されます。
現にすでに体調が思わしくない方がおられました。
陰陽を知って、陰陽を最大限に活用すれば、今の状態から脱出できますので、ぜひ日常生活における陰陽を身につけてほしいなと思いました。

すでに昨夜第一号の玄米投稿があって、パスポートレベルの玄米ご飯が送られて来ました。
すぐにパスポートをお出ししたかったのですが、その玄米ご飯を召し上がってのお通じチェックがまだなので、もう1回投稿を待つことになっています。
それぞれの皆さんの玄米投稿を楽しみにしています。

特に新人さんは早くパスポートを取れるように頑張りましょう。
記憶が薄れないうちにどんどん炊いてください。
分からないことがあったら、投稿メールでもiMessageでも良いので、質問して疑問点を解消しましょう。

 
 

 
 

(菊南瓜 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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コメント

  1. なつみ より:

    美風さん、今回、講座を受講するなかで多くのことを学びました。ありがとうございました。たくさんの情報が溢れるなかで、何を選択するかは自分次第だということを改めて実感しました。しかし体は正直ですね。自分の体を信じ、その声に耳を傾けて行きたいと思います。

    • マクロ美風 より:

      なつみちゃん、こんばんは。

      金曜日はお疲れ様でした。

      >たくさんの情報が溢れるなかで、何を選択するかは自分次第だということを改めて実感しました。

      はい、まさにおっしゃるとおりです。
      今の時代は情報過多なので、情報の取捨選択にも陰陽を活かすと効率的でいいですね。
      食べ物に関しては、体が沢山の情報を発信してくれますので、それを見極められるようになると楽チンですよ。

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