講座のご案内・連絡事項」カテゴリーアーカイブ

140文字の威力 むそう塾のお弁当ツイートが凄い!

連日Twitterで繰り広げられる#musobento。
中川さんが幸せコースで盛り付けの授業を習った人を対象に、お弁当のワンポイントを140文字以内でアドバイスしているのですが、これが実に凄い内容なのです。
実際は140文字の中に#musobentoの文字数もカウントされてしまうので、制限数の中に収めるのにあれこれ工夫をしています。
たとえば「かぼちゃ」は「南瓜」だったり、カタカナ文字を漢字に置き換えたりしながら、少しでも多くの情報を伝えようと苦心しながら。

このお弁当ツイートは、最初Twitterにお弁当の写真をアップした塾生さんに対して、中川さんが気になる点をちょっとアドバイスしたのが発端でした。
そのアドバイスがとても勉強になったので、他の塾生さんも写真を載せるようになって、今では朝の恒例タイムになってしまいました。
早く起きて玄米ご飯を炊いて、おかずを作って、写真を撮って、文章を添えてツイートして、それから出勤する塾生さんの熱意に感動するとともに、その熱意に応えようとする中川さんの熱い想いもまた感動ものなのです。

「上手になりたい!」「上手にできるようにしてやりたい!」そんな陽のエネルギーが渦巻くところに人は集まります。
今では30人位が朝のタイムラインで賑わっています。
最初はメチャクチャのお弁当だった人が、中川さんのアドバイスを受けて上達していく過程がよくわかり、これは素晴らしい記録になると思いました。
すでに舞ちゃんがツイートをまとめる作業をしてくださっていますが、それとは別に私のブログでも記事にして残しておく計画をしています。

それは、Twitterの方に残っているソースは、いつ消えるか分からないからです。
私のブログの方で有料のサーバーに残して、皆さんの朝の頑張りをずっと見られるようにしようと思っています。
一人ひとりの成長の記録として、塾生さんと中川さんが織り成した財産を大切に保存できるよう、祐衣ちゃんのご協力も得ようと考えています。
まだ時間がかかりますが、これから準備を進めますので楽しみにお待ちください。

下の写真はちえこさん(ちーちゃん)の今朝のお弁当です。
料理法の陰陽をしっかり踏まえていて、素晴らしいなあと思い、Twitterで感想をお伝えしました。
すると次のようなお返事が返って来ました。

メニューは、いつも紙にお弁当箱の四角を書いて、食べたい食材とか、色とか、料理法とかを考えて紙に配置を書き込んで、また考えて‥と毎回一苦労してます(^^;;  なので、メニューが決まった時の達成感が心地いいですっ! 無意識に出来るようになれるといいなぁ。がんばります!

私は、料理する前に決めておかないと、盛り込みの時に慌ててしまうのが目に見えてるので、(^^;; 段取り勝負で取り組んでます。毎日、見てくださっている中川さん、まとめてくれてる舞ちゃん、一緒に頑張ってるむそう塾生の皆さんのお陰で頑張れます。ありがとうございます。

このお返事を読んで、やっぱり!と思いました。
ちーちゃんのお弁当は毎朝よく考えられたお弁当だなあと感心していたのですが、幸せコースで中川さんから習ったことを、ちゃんと自分のものにしてお弁当に反映しているのです。
中川さんは口を酸っぱくして、「料理は段取り八分」と言い、また「料理は買い物の段階から始まっている」とも教えています。
この買い物の段階には店選びも含まれます。
それらの教えがすべてたった1枚の写真から読み取れてしまうのです。

ちーちゃんは先日の包丁砥ぎ講座で、中川さんに教えられたとおりに砥いだ包丁を持参されました。
習ったことをしっかり自分のものにされているんですね。
素晴らしいなあと感心しました。
その姿勢がお弁当にも反映されていて、この写真があるわけです。
指導したことの最終結果を指導者みずからが確認する料理教室なんて、全国どこにもありませんね。
塾生さんの頑張りを支えに私も頑張ります!
なお、新しいカテゴリーを作りました。
「#musobento」です。

 
 

#musobento

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, プロが個人指導するマクロビオティック陰陽弁当 #musobento | 12件のコメント

<必読>「2014年度 幸せ再受講コース・満足コース」の内容について

きょうの京都は雨です。
咲きかけた桜には恵みの雨で、花散らしの雨ではないのが嬉しいです。
最近何人かの方から「幸せ再受講コース」についてのご質問を受けるようになりました。
それもそのはず。
カリキュラムの細かい内容が公表されていませんから、不安に思ったり準備の都合をお考えなのでしょう。

実は中川さんと「幸せ再受講コース」と「満足コース」の基本方針と授業方法については打ち合わせ済みです。
しかし内容は皆さんの腕次第なので、細かな設定を出来ないのが正直なところです。
それは、「その人のレベルに応じた指導」をするために、一斉内容が設定出来ないからです。
たとえば包丁砥ぎが出来ない人は包丁を砥ぐし、桂剥きが出来ない人は桂剥きをするし、刻みが出来ない人は刻みをするという具合です。

そして、「その人」の弱点を克服するためのアドバイスをどんどん発信して、もし授業内で消化出来ない場合は宿題となって持ち帰ります。
そして自宅から進度を報告していただきます。
誰がどんなレベルで、どんな内容が宿題になっているかは、すべて中川さんと私が把握することになっています。
したがって、1か月、2か月と時間が経つにつれて、差が生じることになりますが、それがその人のレベルなので、ご本人と話し合って納得の行く段階で丁寧に進めて行きます。

横一斉の授業の方が、こちらとしては進めやすいのですが、力のある人はどんどん伸ばし、基本をもっと正確に会得した方が良い人はもう少し復習に時間を費やすという方法で、個々人にピッタリの授業にしたいと考えています。
誰にも遠慮せずに、誰にも足を引っ張られることなく、自分のレベルで学べるコース。
それが「幸せ再受講コース」と「満足コース」です。
「満足コース」の前半修了試験に合格した人は「秘伝コース」に進めますが、「幸せ再受講コース」でも優秀な結果を出せた人は「秘伝コース」に進めます。
すべては実力次第でどのような方向にも進めるのが、この両コースの特長です。

<幸せ再受講コース>
こちらの記事ですでにご案内済みの内容をもう一度載せておきます。
【実習内容】
毎月確認テストを繰り返して理解度を確認しながら授業を進め、受講生の苦手なところを克服するべく、幸せコースのメニューを厳選して実技に重点をおく。
確認テストは口頭の場合もある。
包丁砥ぎ・桂むき・刻みについては毎月実技テストを行ない、1か月間の課題を明らかにする。
<座学>
中川善博とマクロ美風の共同で当日の料理のポイントを陰陽で確認する。
失敗の理由も明らかにして伝授したメニューの完全習得を目指す。

<満足コース>
こちらの記事ですでにご案内済みの内容をもう一度載せておきます。
【授業内容】
<5月〜10月>
秘伝コースの試験項目を徹底練習する。
特に包丁砥ぎ・桂むき・刻み・出汁巻き玉子については毎月実技テストを行ない、1か月間の課題を明らかにする。
最終的にOKが出るまで個人指導をする。
幸せコース・上級幸せコースで伝えた料理のすべてについて、座学形式でポイントの完全確認をする。
<11月>
前半の修了試験実施。
<12月〜4月>
新しい料理を実習。
例えば動物性の食材も使った一般的な天ぷらの揚げ方。
その天ぷらを使った天丼。
胡麻豆腐など葛仕事を極めるメニューもあり。
本わらび餅のような甘いお楽しみも♪
詳細メニューは11月の修了試験結果で決定。
<座学>
中川善博とマクロ美風の共同でポイントを確認する。
失敗の理由も明らかにして伝授したメニューの完全習得を目指す。

*   *   *

このように書くととても厳しくて怖気づいてしまう人もおられるでしょうが、そこはむそう塾ですから、いつも笑いの絶えない授業になることは確かです。
時には私の丸秘喩え話も顔を出すことでしょう(笑)
技術が身につくためなら、どんなことでもします。
中川さんのアイデアや革新的な考え方を存分に発揮した方法が登場するかも知れません。
一方私は座学担当のみではなく、中川さんのレベルの高いお料理を、いかに皆さんに心の奥深くから納得していただくかの一点に集中して、中川さんのお料理を通訳します。
主婦やお嬢さんや素人の皆さんに、女性の感覚で理解しやすいように手助けするのが私の役目だと思っています。

次に、すでに伝授したお料理の確認についてですが、口頭でポイントの確認を出来るものは口頭のみ、実際に作らなければダメなものは中川さんがデモをします。
効率よく多くの内容を確実に落とし込んでもらうために、この方法を取りますが、満足コースの新メニュー(後半のカリキュラム)については、各自でお料理を作ります。

以上が現時点でお伝え出来る両コースの詳細です。
どちらのコースも、むそう塾が大事にするお料理の基本技術をしっかり身につけて、もう単発講座で補いをしなくても済むようにするのが最終の目標です。
指導する立場がとてつもなく大変な授業内容ですが、皆さんの笑顔につながるなら頑張ろうと思えます。
それでご自身が、ご家族が健康で幸せになってくれたら本望なのです。

なお、両コースとも来年もあるかどうかは分かりません。
いつもむそう塾はニーズに迅速に対応することがモットーなので、需要のないことに時間は費やさないからです。
今年ご縁があった方々と、最高の時間を求めて建設的な日々にしたいと思っています。
一緒に頑張りましょう!

 
 

水玉 むそう塾 中川善博

(水玉 料理:中川善博)

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | 4件のコメント

糠漬け講座お申込み前のお願い

今夜はこの後糠漬け講座の受け付けがあります。
お申し込みに先立ってご理解いただきたいことがあります。
それは、糠漬け講座を開催すると毎回ご質問があって、多くの方が糠漬けというものを簡単に考えておられることが伝わって来ます。
このブログでは何回も記事にしておりますので、よくお読みくださっている方なら当然お分かりのことですが、最近はスマートフォンの普及で過去記事をあまり読まれていない人がおられます。

糠漬けは微生物の世界を操りながら発酵という世界をコントロールするものなので、それはそれは繊細な神経と管理が要求されます。
ですから、1週間ていど旅行に行く予定がおありの人は、糠床をうまくキープ出来ない可能性があります。
中川さんが丁寧に愛情を込めて仕込んだ糠床が、みすみす駄目になってしまうことはとても悲しいので、長期旅行をご予定のかたは予めご相談ください。
@musooyaji宛にTwitterで呟いてくださっても結構です。

一人でも多くの方が越年して、しっかりと糠床がキープ出来るように、今年も心を込めてこの講座を開催します。

中川式糠漬け むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | コメントする

「2014年度 中川式糠漬け講座」開催のご案内

今年も糠漬け講座ご案内の季節になって来ました。
2月からご予約をいただいている「中川式糠床」は、今年の味の調整も終わって、ただいま予約人数まで量を増やしている最中です。
中川さんは昨年から新しい味に挑戦され、見事に成功して奥深い味にさらに拍車のかかった味になりました。
乳酸菌がどっさり含まれた中川式糠漬けで腸を快適にして、免疫の土台を作りましょう。

なお、2014年度からは幸せコースのカリキュラムに糠漬けは入っておりませんので、糠漬けを習いたい方はこの講座にお申し込みください。
すでに糠床をご予約されていて、この講座のお申し込みをされない方は、糠床の宅配をご希望とみなして発送させていただきます。

糠床の管理は大変難しいです。
あの中川さんだって5回くらいダメにしてしまった遠い昔の経験があるそうですから、「1回講座を受けたから今年は宅配だけで大丈夫」と思っている人は、失礼ながら甘いかもしれません。
ご足労でも講座で実際に糠床に手を突っ込んで感触でお確かめください。
そして図解説明の中身をしっかり理解して、「発酵のしくみ」を完全マスターしてください。

中川式糠漬けを初めて購入される方は、この糠漬け講座の受講が必須となります。
それは購入してからの糠床管理がネックになるからです。
一般的な知識で糠床に接すると大失敗となりますからご注意ください。
なお、この糠漬け講座の受講はむそう塾のパスポートを持っている人に限らせていただきます。
毎年一般のかたからもお問い合わせがあるのですが、お受けしておりませんのでご容赦くださいませ。

<参考>
2013年度糠漬け講座(第1回目)のお宝画像

*   *   *

【講座名】
「2014年度 中川式糠漬け講座」

【開催日】
・2014年5月30日(金)
・2014年5月31日(土)
・2014年6月日(
・2014年6月2日(月)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・糠床に触ってみよう・食べてみよう
・糠漬けの理論説明(覚え書きあり)
・発酵のしくみを徹底理解しよう(図解説明で解りやすく解説)
・糠床の管理方法の説明
・中川式糠漬けの材料の切り方デモ
・糠漬けの漬け方練習(1名ずつ練習)
・中川善博特製の糠床を宅配(野田琺瑯の10リットル容器付)
・メールによるフォロー付
・マクロ美風の話「命の根源は腸にあり」
・福ZENのお食事付

【タイムテーブル】
11:00  開場
11:30〜12:15 昼食
12:15〜13:00 自己紹介
13:00〜14:00 マクロ美風の話(質疑応答含む)
14:00〜16:00 糠漬けの実践
16:00〜17:00 相談タイム
17:00 記念撮影・解散

【定員】
各10名

【受講資格】
むそう塾のパスポートをお持ちの方

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
54,000円(税込)
・野田琺瑯の10リットル容器&宅配料込み(お届けは6月中旬までを予定)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
2014年3月25日(火)21:00予約システムから
開催日ごとに申し込み画面が分かれていますので、お間違いのないようお選びください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

 
 

中川式糠床の今

(中川式糠床:2014年3月20日、寒の戻りの寒い頃。一日半フタを取らなかった状態。)

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | コメントする

むそう塾生みんなの共有財産が誕生!「むそうべんとう」#musobento

2月頃からTwitterにお弁当の写真をアップするむそう塾生に対して、中川さんがひと言アドバイスをしていました。
そのアドバイス内容が実にレベルが高くて、教室の授業でお金を払って聞く内容とまったく同じなのです。
事の発端は、幸せコースの授業でお教えした盛り付け授業の内容を踏まえていないお弁当があまりにも多すぎて、中川さんが_| ̄|○して、やむなく修正に乗り出したという次第です。
それほど盛り付けの極意をマスターすることは難しく、また教えにくいものです。

私も5年前から盛り付けが上達するための講座を開催したいと思い、中川さんと一緒に方法を考えるため、街に出て下調べもしましたが、なかなか決定的な案をひねり出せませんでした。
原因の一つは、皆さんの「出来ない」内容がそれぞれに異なりすぎることと、食べ物の形態や感触を技術的に反映しにくいことです。
一方的に教えても、それは盛り付け総論と一部のお料理での代表的盛り付け例となってしまい、日々のお料理に活かしきれていないのが現状でした。

しかし今回、日々アップされる写真に対して即効でアドバイスする形式は、まさにその人の会得していない点にタイムリーで修正できるので、身につくだけでなく、Twitterを覗いている他の塾生さんも大いに参考になって、素晴らしい方法だと感動しました。
毎回の中川さんのアドバイスは、一流で正統派の方法や感覚であり約束事です。
それらのアドバイスを元にお弁当を作り続けているむそう塾生のお弁当レベルが、日を追うごとに高くなるのを見ていて、これこそが離れていても出来る盛り付け(お弁当の場合は盛り込み)実践指導なのだと思いました。

写真でアップすることは恥ずかしさも伴いますが、それを乗り越えてアップした人は確実に腕が上がっています。
その人のためにも、そして中川さんの有益な指導内容を残すためにも、私はこれをまとめたいとかねてから思っていたのですが、その時間が取れずに月日だけが流れていました。
どなたかにまとめる作業をお願いしたいと思っていたところ、昨日舞ちゃんが包丁砥ぎ講座の終了後、「私、こんなの作ってるんです」と言ってiPhoneで見せてくれました。
やっぱり!
きっと熱心な人はまとめていると思っていましたから、飛び上がるほどに嬉しかったです。

しかし、数が多いのと、Twitterの特性上抜け落ちる内容もあるので、一人では大変ですから、何人かでそれをチェックして、中川さんのアドバイスを洩らさず集めたいと思います。
当初はまとめ役を祐衣ちゃんにお願いしようかと思っていましたが、舞ちゃんが立ち上げてくれましたので、ここは舞ちゃんに甘えさせてもらおうと思います。
ですから、洩れているのを発見したら、お手数でも舞ちゃんに教えてあげてください。
みんなでむそう塾の共有財産として、レベルの高いお弁当記録を作りましょう。

なお、まとめやすくするため、写真のアップや関連のつぶやきをするときには、「#musobento」のタグをつけてください。
ご協力をよろしくお願いします。

「むそうべんとう」
「むそうべんとう 2」
「むそうべんとう 3」 (2014.3.24 追記)

むそう塾 お弁当1 マクロビオティック

(料理:kamomeさん 中川さんのアドバイスの格調高い技法に唸る!)

むそう塾 お弁当2 マクロビオティック
(料理:kamomeさん 中川さんのアドバイスでまた一つ新しいお味が楽しめる!)

むそう塾 お弁当3 マクロビオティック
(料理:ちえこさん 季節感を反映させる食材の使い方が中川さんならではの世界で極めて重要!)

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べ物あれこれ | 18件のコメント