うれしかったこと」カテゴリーアーカイブ

夏にも鍋料理を! 熱いスープを飲んで汗をかこう!

先日うれしいことがありました。
どちらかというと食の細い、そんなにパワフルではない塾生さん(Sさん)が、目を輝かせて中川さんに報告してくれたのです。

私からもiMessageで詳しくお聞きしたところ、「単発煮物講座 第3回」を受講されて、自宅で毎日煮物を召し上がっておられたら、素晴らしいお通じがあってうれしかったそうです。
それまであまり食欲がなかったそうなのです。

Sさんは、「昨日のお鍋もそうですが、極上なお出汁が染み込んでいるお料理は身体の巡りをとてもよくしてくれると実感しています。なので、一度参加した講座なのですが、おでん講座に参加したいと思っています。」と書かれていて、おでん講座に申し込みをされました。

 
 

そうなんですよねぇ。本当に煮物って体によいのです。
だからむそう塾では、かつて「煮物コース」があったのです。

ところで、煮物にも陰陽があるって知ってました?
当然、夏の煮物と冬の煮物は異なりますが、夏の煮物はやはり汁を多めに仕上げます。
ミネラルがどんどん失われる季節ですから、せっせと補充するためです。

なお、Sさんが「昨日のお鍋」と書かれているのは、「自由人コース」で作った「シンお持ち帰り鍋」のことです。
もともとは「お持ち帰り鍋」として、中川さんが過去にレシピを公開したものです。(2009年12月29日に公開)
しかし、その本当のお味を知っているのは私だけで、他の人はレシピだけで作っていました。

でも、レシピだけではお味に誤差が生じるのはお決まりなので、ここらへんで正しいお味を知ってもらってもいいのではないかと思って、自由人コースで味わってもらったわけです。
さらに自由人コースのためにブラッシュアップしての登場です。

それが大好評で、Sさんはモクモクと召し上がっておられました。
食欲があってうれしいなあと眺めていたほどです。

暑い夏ですが、ポタポタと汗をかいて熱い汁を飲むと、がっつりミネラルが補給されて、新陳代謝が促進されるのがわかるような気がします。
夏こそ熱い汁を!
ぜひお試しください。

爽やかな気持ちになりますよ〜。
もちろん、体もポカポカして免疫力アップに役立ちます!

 
 

なんだか、1年中毎月お鍋を囲む日があってもいいなあ。
「お鍋コース」なんて成立するのかしら?

 
 

(シンお持ち帰り鍋 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

薄く切られた鱧をしゃぶしゃぶ泳がせていただきます。

 
 

こちらでもしゃぶしゃぶ。

 
 

お豆腐の食べ頃は、「外は熱く中は冷たく」。
中川さんの早口陰陽の説明がスッと理解できた人は、陰陽がよく理解できている人です。

 
 
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京料理人中川善博の思いやりに心が温まった一日

昨日、大阪まで出かけた帰りのお話です。

塾生さんのテーブルを決めて、他にも本棚を見てまわって、お店を出たのは19時過ぎ。
京都に着くのは何時になるだろう?
お食事できるお店は開いているかな?
ちょうど今日から、京都も「まん延防止等重点措置」の対象になっているので、困ったなと思っていたら、中川さんからiMessageが。

「マグロがあるので食べずに帰ってきませんかー?」とのこと。
「うわ、嬉しい!」
迷わず中川さんのところへ直行です。

21時過ぎに中川さんのところに到着すると、テーブルの上にお料理が3人分並んでいて、お嬢さんも一緒に待っていてくれました。
こんな遅くまで、私に合わせて食べずに待っていてくれるなんて。
ウルッとしてしまいました。

しかも、私の好きなお料理ばかり並んでいました。
「美風さんがFuさんのために頑張ってるから」と、中川さん。
そして、「たくやさんを応援したいから」とも。

たくやさんというのは、むそう塾でお世話になっている大阪のお魚屋さんなのですが、緊急事態宣言のためにキャンセルが相次いでいるのだそうです。
ですから、こうして授業がないときでもお魚を送ってもらっているのでした。

こういう人の心の温もりって嬉しいですね。
さりげなく口にされる中川さんですが、深いところで相手を思いやる気配りが、中川さんの本当の姿なのです。

うっかりして写真を撮り忘れてしまいました。

 
 
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関節リウマチの薬をやめて丸1年経ちました ありがとうコロナ!

先日の授業でうれしいことがありました。

 
 

単発講座を受けるため、教室に入って来られた塾生(N)さんの行動に軽さがありました。
以前ならキャリーケースを引いて来られるのですが、その日は見当たりません。

彼女は今年の4月まで2年間むそう塾に通ってくれました。
広島から毎月、さらに単発講座もいっぱい受講してくれました。

ですから、彼女を見るのはちょっと久しぶりなのです。
「からだの調子はど〜お?」と私は声をかけました。

元気です! 調子いいです!」と、素敵な笑顔が返って来ました。

 
 

実は、彼女はリウマチを患って、とてもつらいときにむそう塾に来てくれたのでした。
2年前、私は彼女に言いました。
・絶対あきらめないで、治しましょう!
・絶対冷やさないこと。
・リウマチでも薬がいらなくなっている人がいるから、希望を持ってね!

 
 

【コロナ登場!】

Nさんは、教室で実習をするとき、重い鍋が持てなかったり、フライパンを片手で振れなかったり、お箸を長時間持てなかったり、手の痛みで思うように動けませんでした。
ですから、そんなときにはこちらで助け舟を出したりしました。

ご主人さまは当初、そんな痛みのある体で、広島から京都まで通うことを心配しておられました。
でも、Nさんは嬉しそうに京都まで通い続けてくれました。

途中で何度も相談にのって、薬を減らす方向に舵を切っていたところ、2020年にコロナが登場。
まっ先に私は、塾生さんで薬を飲んでいる人たちのことが頭を占めました。

塾生さんの中には、1型糖尿病の人もいますので、免疫のことが気になります。
それですぐ、それらの人に個別のアドバイスをしました。
今までしなかったことをする内容でした。

Nさんは真面目に、しっかり私のアドバイスを実行してくれました。
完璧でした。

 
 

そして彼女は、お医者さんに薬をやめる宣言をします。
でも、お医者さんは鼻で笑って、「どうせ戻ってくるんだから」と言ったそうです。
無理もないでしょう。
脱クスリはそんなに簡単なことではありませんから。

薬をやめてから2ヵ月間くらいは、つらい日が続いたそうです。
でも、その後ジワジワと変化が出てきて、先日ついに薬をやめてから丸1年が経ったのでした。

本来のNさんは、こんなにも明るく、こんなにも行動が早かったのだと、先日目を見張る思いで見ていました。
つらいときも笑顔は絶やさない人でしたが、その笑顔にはどこか哀しさがつきまとっていました。当然です。

でも、先日の笑顔は「快晴そのもの!」、満面の笑みでした。
リウマチそのものもあるのですが、Nさんは薬の影響で、本来の良さが発揮できなかったのでしょう。
つまり、フタをした感じだったのですね。

リウマチのつらさだけでなく、薬の影響によるつらさを抱えていたところ、薬をやめたので、リウマチだけに対応すればよくなったわけです。

で、そのリウマチが、あれ? 大丈夫みたい。
となったのですから、あとは薬が抜けていくたびに元気になるのは当然かなと思います。
いや〜、ホントによかったです。

 
 

【Nさんの勇気】

私はNさんの勇気を褒めたいと思います。
コロナに負けないためとはいえ、薬を断つことには不安だらけだったことでしょう。
でも、頑張って踏み出しました。

Nさんはおっしゃっていました。
コロナのことがなければ、薬をやめられなかったと。
だから、コロナに感謝ですと。

 
 

今、この記事を書いていても、私は涙が流れます。
彼女の本当の強さに頭が下がります。

二人のお子さんのために、ご主人さまのために、最高のプレゼントだったと思います。
こんな強い塾生さんがいて、私はいっぱい教えられます。

ありがとうNさん!
つらい10年間が過去になりましたね。

うれしかった リウマチなのに薬がいらなくなったよ 2021.1.29

 
 

 
 

Nさんはこの本を読んで、甘いものをやめ、玄米を食べ、お味噌汁を飲み、糠漬けを食べ、体を温め、過度のストレスを手放すようにしたことが勝因だったと思います。
マクロビオティックに出合ってよかったですね。

 
 
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うれしいことがいっぱいの一日

ここ数日、とても忙しい日々を過ごしていました。
7月10日(土):秘伝コース・鱧づくしの授業
7月11日(日):幸せコース・麺三昧の授業/夜:誕生日のお祝いパーティー
7月12日(月):鱧の骨切り特訓再受講講座の授業
7月13日(火):鱧の骨切り特訓講座の授業

こんな感じでしたので、毎日13時間以上教室にいました。
塾生さんも朝早くから夜遅くまで立ちづくめで、とても疲れたと思います。
(本当におつかれさまでした。)

そんな中、7月11日には幸せコースの皆さんから、授業に先立ってお祝いの花束をいただきました。
「あれ? どうして知っているんだろう?」と思ったのですが、どうやら桂剥き投稿のために過去記事を検索していたら、私に花束をくださったクラスの過去記事が登場したそうです。

思いがけないことに、心でウルウルしておりました。
幸せコースの皆さん、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
その日にいただいた花束は、今日も自宅で元気に咲いていますよ。

 
 

【幸せコースの皆さんからいただいた花束】

 
 

【中川さんからのお花】

実は、7月11日の朝、中川さんからもお花をいただきました。
年齢の数と同じ本数です。(73本)
京都で一番と言われる花市さんが、シズシズと運び入れてくださいました。
中川さんの粋なプレゼントに、「頑張らなくちゃ!」というエネルギーが湧いてきます。
今年もお花をいただけて、すごく幸せな気持ちになりました。

 
 

 
 

【誕生日パーティー】

夜は中川さんのお嬢さんご夫妻も一緒に、誕生日パーティーをしてくれました。
中川さんが色々なお料理を作ってくれて、お嬢さんご夫妻がケーキやシャンパンを用意してくれて、何度もビックリしました。
息子も7月が誕生月なので、一緒にお祝いをしてもらえて大喜びでした。

 
 

【シャンパン】

 
 

 
 

この注ぎ方が実に見事な動画をごらんください。

瓶の底にくぼみがあって、そこに親指が入っているのがお分かりと思います。
残りの4本指で瓶を支えているのですが、この瓶は結構重いのです。
でも、正統派の注ぎ方ができるこの男性は、当然のことながら栓抜きが完璧でビックリしました。
なかなかこういうことがスマートに出来る素人はいません。
本来シャンパングラスは持ち上げないのですが、小さなグラスには注ぎにくいかなと思って私は持ち上げてしまったのですが、そんな心配は御無用でした。

シャンパンのお味は辛口でスッキリしていて、香りがよく、日本料理にも合います。
とても気に入ったので、皆さんにもおすすめです。

このシャンパンは、京都の八百一本館の2階にある「前田豊三郎商店」さんで購入してくれたそうです。
お店選びがさすがだと思いました。
Franck Bonville(フランク ボンヴィル)の詳しい情報はこちらから。

なお、このブログの過去記事でも八百一さんのことを取り上げています。
「京都 八百一本館 屋上農場」 2013.8.27
お野菜だけでなく、お肉、お魚、お酒、レストランまである店舗です。
この近くにお住まいのかたは、買い物が便利ですね。

 
 

【お造り】

 
 

【天ぷら】

 
 

【ケーキ】

 
 

 
 

クリームがさっぱりしていて、舌触りも「ぬめ〜っ」としたくどさがなく、この私でも6分の1を完食しました!
Plaisirs Sucrés(プレジール・シュクレ)さんで購入してくれたそうです。

 
 


他にもお料理があったのですが、うっかりして写真を撮り忘れてしまいました💦
ごめんなさい、中川さん。

 
 

【感謝】

ありがたいことに、73歳になってもこうして周りの人たちにお祝いしていただけて、私はなんて幸せ者だろうと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ただ生きているだけでなく、誰かのお役に立てたらと思いながら毎日を過ごしていますが、それは歳を重ねるごとに強くなります。

中川さんという稀有な凄腕をもつ京料理人さんに出会えたこと、そして、そのお嬢さんご夫妻からも新しい感覚や情報をいただけて、とてもありがたく思っています。
また、中川さんを公私にわたってサポートしてくれるスタッフの麗可ちゃんは、陰陽のお手本でもあり、塾生さんとの連絡もまめにしてくれて、感謝あるのみです。

最後に、この日に感じたことは、「人の想いのありがたさ」でした。
多くの人が準備のために時間を割いてくださって、その「想い」を届けてくださいました。
そのことが嬉しくてたまりません。
私もまた、その「想い」に応えるため、よい仕事ができるように環境を整えて頑張ろうと気持ちを新たにしました。

改めて、皆さん、ありがとうございました。

 
 
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むそう塾の動画でここまでできるようになりました! うれしかったこと

昨日「第13期幸せコース」の授業がありました。
初めて桂剥きを習ったのに、こんなに長く大根をむけた塾生さんがいました。
実際はもっと長かったのですが、写真を撮るために持ち替えていたら、途中で切れてしまいました。
中川さんが手にしているのがその切れ端です。

 
 

彼女が桂剥きを始めると、すぐピンと来ました。
事前に動画を見て練習していてくれたのだなと。
凄いですよね〜、動画の力って。

 
 

こんなに細くなるまで剥き切りました。

 
 

くるくる反物巻きができるほどの長さです。

 
 

むそう塾に通いたい一心でブログを見続けてくれて、その間に桂剥きの練習をされていたのでしょう。
後は、姿勢を正したり、動画でも伝わりきれないことを伝授するのみです。
やる気さえあれば、こうして動画がよいお手本として役立ちます。
乳飲み子を含む二人のお子さんを育てながらの快挙に、頭が下がる思いでした。

長い指が包丁の峰の方まで伸びているけど大丈夫かな?
なんてことを、これから送られてくる動画や写真で指導していきます。

 
 

むそう塾の動画サイトは2つあります。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 京都
マクロ美風

むそう塾生以外の人も見てくださっているようで、再生回数が150万回を超えているものもあります。
やはり包丁使いなどの技術面を見てくださっている人が多いようです。
確かな情報を発信していますので、それを参考に皆さんの技術向上のお役に立てたら嬉しいな。

 
 
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