うれしかったこと」カテゴリーアーカイブ

懐かしい塾生さんの姿に安堵した一日 

昨日は、「牡蠣(かき)料理五種講座」を開催しました。
12月の平日にもかかわらず、お休みをとって懐かしい塾生さんが受講してくれました。

 
 

 
 

右側の塾生さんは本当にお久しぶりで6年ぶりです。
左側の塾生さんもともに「第1期秘伝コース」の修了生です。
笑顔でお食事をされているお二人を見て、本当にうれしかったです。

放課後、急遽オークラでお茶を飲むことになりました。
おふたりとも大切な人を亡くされて、そこからの回復途中です。

いえ、大切な人はもう戻ってきませんから、本当の回復にはならないでしょうが、残された人が先を見ながら生きていく今を応援したいと思いました。

 
 

ちょうど先日、ある記事を読んでいて、雑談の大切さを感じていたところでした。
雑談しながら人はどれほど癒やされることか。
そして、そこから気持ちも整理できていく。
そんな雑談の効用を改めて認識していたところでした。

そういえば私、最近雑談していないな。
塾生さんも同じだと思う。
もっともっと雑談しよう。
そんなことを思っていた矢先でした。

少しの時間でしたが、こうして懐かしい時間を持てて、私も幸せでした。
彼女たちは、1月30日の「第2回 絹玄米ごはんの炊き方教室」で、もう一度会えます。
今からその日を楽しみにしている私です。

あ、そうそう。
1月30日はビッグな懐かしい塾生さんがこの他にも登場して、さながら同窓会になりそうです。
お天気に恵まれて、全員が笑顔で再会できますように。

 
 
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塾生さんが作った見事なブッシュ・ド・ノエル

今年も塾生の好さんが、見事なブッシュ・ド・ノエルを作ってくれました。

昨年も素晴らしいブッシュ・ド・ノエルを作ってくれたのですが、今年も再挑戦です。
続けてきたからこそ育ったお料理の感覚 お弁当投稿とケーキ作り 2021.12.13

 
 

<好さんのメールから>  抜粋

美風さん
こんにちは!

今年もブッシュドノエル作りました。嬉しくってメールさせてもらいました!
美風さんがTwitterで、ブッシュドノエルを作る気持ちを盛り上げてくださって、とても嬉しかったです。
むそう塾のブログは今、ケーキで華やかですね。

ネットでブッシュドノエルを検索しますと、むそう塾のケーキはまず見た目がもう・・・違いすぎます。
そしてあのクラスみんなでお味みが止まらなくなった魅惑のチョコレートクリーム。
美味しくて、品のあるバランスの良い甘さなので美味しくいただけます。

私は甘いものは特別なので・・・満足する美味しいものをいただきたいと思っています。
それを叶えてくださったのが、むそう塾のケーキです。
そしてその美味しいものを家族や友人と“一緒に”シェアできる安心感も、叶えてくださいました。
甘いものは心から“一緒には楽しめない”ものでした。(体調の関係で)
今は・・・お味はみんなに“プロ!?”と驚かれるクオリティでなおかつ自分も一緒に楽しめる、そんな嬉しい時間を沢山重ねて来れてきています。

 
 


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

実は、12月17日にもお写真を送ってくれました。
2つの写真の違いは、撮影の角度もありますが、「の」の字の形にもあります。


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

***

<マクロ美風より>

今年も頑張ってくれましたねぇ。
おせち料理の練習があるので、大忙しの12月なのに、こうして見事なケーキを作り上げられたことに感動しています。
と同時に、安堵しています。

あなたが1型糖尿病を患って、むそう塾に来られたときから、絶対笑顔にしてあげたいと思っていました。
あなたは本当に努力家で、お料理を通じて見違えるようにたくましくなりました。
なんといっても、精神面での成長が素晴らしかったです。

そして、お料理の神様がついていらっしゃるのでは?と思えるほど、見事に開花されました。
この技術を武器にして、人生を思いっきり楽しみましょう。
すでに楽しんでくださっていますが、あなたは周りの人を幸せにする力も持っています。
この力を信じて、思う存分生きてみてください。

私はどこまでも応援し続けます。

 
 
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一時的にパーティションを取り外してくれた!

昨日のこと。
懇親会でホテルオークラ京都 の カフェ レックコートに、11名で行きました。
今までどおり、1テーブル4名までの着席で、各テーブルにパーティションがあります。

さっきまで一つの空間で、楽しくおしゃべりしていたのに、ここでは刑務所の面会のようなスタイルです。
それでも、みんなで顔が見られるだけでも嬉しくて、話していました。

さて、飲み物や食べ物が運ばれてきました。
すると、マネージャーが来てパーティションを取り外してくれるではありませんか!
みんなで大喜び\(^o^)/

そこからは、本当に気持ちよく会話することができました。

 
 

11月27日に利用したときは、私がこっそりパーティションをはずしていたのですが、マネージャーは見て見ぬ振りをしてくれていました。
でも、昨日までの間に、どうやら、パーティションのせいでお客様のお洋服を汚してしまう事故があったそうなのです。

そうだと思います。
パーティションのせいで、ウエイトレスさんも器を置くのに危なっかしい姿勢をしていることが多いですから。

だんだんこの無意味なパーティションが、どこでも早く撤去されたらいいなと思っています。

 
 

(ホテルオークラ京都 レックコート このパーティションを外してくれた)

 
 
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授業後の臨時懇親会が楽しかった

昨日、授業が終わってから、塾生さん4名と一緒にオークラでお茶を飲みました。
いつも懇親会で利用しているカフェ レックコートですが、20時ラストオーダー21時閉店と、ホテルにしては短い営業時間です。
コロナが始まってから、こんな片肺飛行のような営業が続いています。
パーテーションもあるしね。

それでも、塾生さんと教室以外で語らうのは楽しいものです。
細かな悩み事も話せて、皆さんが晴れやかなお顔になられるのがいいなあと思います。
常々まわりに心を許して、マスクやワクチンのことを話せない人も多いので、こうして生の情報交換はとても安心してくれます。

かつては新年会も開催していたのですが、しばらくぶりに開催するのもいいなあと思った次第です。

塾生さん同士というのは、教室でのお料理だけでなく、励まし合う仲間でもあります。
お互いに刺激を受けたり、人生を分かち合ったり、社会に出てから出来る貴重な友人になったりします。
むそう塾を卒業してから何年経っても、クラスメイトと会ったりしている情報が時々入ってきます。
皆さんが実に嬉しそうです。

 
 

12月10日には、「第15回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」を開催予定です。
この日の懇親会を今から楽しみにしているとの声も聞かれます。
何年ぶりかにむそう塾にいらしてくれる人が、何人もいらっしゃいます。

最初は「小豆玄米ごはんの炊き方」が間違いなく伝わっているかどうかを確認して、その後はお時間の許す限り話し倒します(笑)
これが皆さん、楽しいようです(^o^)

コロナで不安な心の解毒をして、笑い合って免疫力をアップする楽しい時間。
こんな時間をもっと増やせたらいいなと思ったことでした。

 
 

(ブッシュ・ド・ノエル 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

昨日は、皆さんが美味しいケーキを教室でいただいた後だったので、オークラでは飲み物のご注文だけでした(笑)
だって、中川さんのケーキは、本当にあっさりして軽さすら感じる仕上がりですものね。
いつもながら凄いなあと感動します。

 
 
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46年ぶりの初心 修業の空間へ 萬亀楼 「自由人コース3」課外授業

2022年11月27日。
この日は京料理人中川善博にとって、忘れられない日になったことでしょう。

18歳で修業に入って、7年間京料理を真剣に学んだお店、「萬亀樓」さん。
そのお店に「第1期 自由人コース3」の皆さんと一緒に、課外授業として訪れることができたのです。
そして、それに同行できた私たちも、特別な想い出を共有できた一日でした。

すでに中川さんのブログで記事になっていますが、私の方でも写真をアップしておきましょう。

 
 

***

11時半過ぎ、萬亀樓さんの前に到着。
空の青さが清々しい日になりました。
まるで、中川さんのお里帰りを祝福しているかのようです。

 
 

左側の板壁の杢目(もくめ)が素敵です。

 
 

 
 

真ん中下部の白い丸印の中には「歴史的意匠建造物」のプレートが。

 
 

 
 

ここで動画を。
全員の到着を待っているときのものです。

 
 

さあ、中に入りましょう。
この日は12名のため、2階のお部屋になります。
1階では結婚式があって、残念ながら素敵なお庭を拝見することはできませんでした。

入り口から見えるお庭の一部です。

 
 

お部屋に入りました。

 
 

 
 

 
 

 
 

着席して感慨深げな中川さん。

 
 

私の席から観た床の間。

 
 

美しい天井。

 
 

さあ、いよいよ始まりです。
まずはシャンパンで乾杯を!
(おいしかった♪)

 
 

その後は各自でお好みの飲み物を。私は梅酒のロック。

 
 

おや? 面白い蓋が。

 
 

 
 

ここで女将さんから説明が入ります。
この紙蓋は「御玄猪(おげんちょ)といって、収穫を祝うところからきていて、イチョウも松も実がなるので採用されているとのこと。
「亥の子」や「亥の子餅」にもついても触れていました。
奉書紙の横縞が落ち着きます。

 
 

紙蓋をとったところ。
むそう塾生にはお馴染みの味です。
(以下、お料理や器の向きは提供されたまま)

 
 

いよいよ煮物椀です。
蓋の高台部分に亀甲模様が。

 
 

湯気もごちそう。

 
 

 
 

 
 

この器は、中川さんがいた頃にもあったそうで、懐かしそうでした。
1枚1枚微妙に模様が違っているのが面白いところ。

 
 

お塩も添えられていました。
(撮影のためにお塩は動かしました)

 
 

金色の焙烙(ほうらく・ほうろく)が登場。
ここで女将さんの説明が。秋は金、春は銀。

 
 

 
 

 
 

 
 

お、鯖寿司が!
大きなからすみ(゚д゚)!

 
 

 
 

イケる口の塾生さん(^o^)

 
 

 
 

 
 

 
 

うっかり斜めに撮影してしまった💦

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

蓋の裏には「萬」の文字が。

 
 

鯛茶漬け。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

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【番外編】
実は、中川さんが18歳でこのお店に入ったとき、今の女将さんは中学生だったそうです。
高校、大学と進む女将さんと同じ時期に、中川さんはお料理の勉強に明け暮れる日々を送っていて、昨日は久しぶりの再会でした。

 
 

 
 

若主人さんの小西雄大さんが集合写真を撮って、iPhoneを中川さんへ。

 
 

この集合写真は、「式庖丁」生間(いかま)流を継承する30代家元の小西将清さんが撮影してくれました。

 
 

46年前の中川青年です。
このときには考えもしなかった人生になりましたが、美味しいもので多くの人を喜ばせて、幸せに導いてくれている素敵な現実がここにあります。
女将さんとの再会を、「自由人コース3」の全員で祝福した日でもありました。

 
 

残念だったのは、1名が急用でご一緒できなかったことです。
いつか、一緒に訪れる機会がありますように。

 
 
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