むそう塾生のSさんは2021年の3月に、ニューヨークから京都にやって来た。
ご主人をニューヨークに置いたまま、二人のお子さんを連れて。
京都に家を借りて、5月からむそう塾の「幸せコース」と「上級幸せコース」のダブル受講を始めた。
ダブル受講にした理由は、1年間で少しでも多くのお料理を学びたかったからだ。
1年経ったらニューヨークに帰る予定だったから。
でも、日本が大好きなご主人さまが京都に住んでくれることになったので、2023年度は「満足コース」に通えることになった。
その話を幸せコースでクラスメイトのKさんは感心して聞いていた。
Kさんも直前まで海外にいて、やっと2021年度の幸せコースに間に合うように帰国できたのだ。
Kさんが2022年に「上級幸せコース」に進むとき、「満足コース」とのダブル受講を決めた。
もちろん、Sさんの影響もあるが、Kさんのご主人のお仕事でいつ海外に行かなければならないか分からない状況だから、日本にいられるうちに少しでも授業を受けておきたかったのだ。
それに、「上級幸せコース」と「満足コース」は土日なので、京都に一泊して受講すると新幹線代が1回分浮く。
幼い子どもを月に何回もご主人に託すにも気がひける。
こうしてKさんは。今ダブル受講の真っ最中だ。
先日の単発講座で、SさんとKさんが一緒になって、そこにKさんと同じく九州から通う塾生さんのHさんがいた。
SさんとKさんのダブル受講の経験談が参考になったらしく、翌日Hさんからメールがあった。
「上級幸せコースと満足コースのダブル受講をしたいです」と。
Hさんもお仕事と子育てを両立されていて、月に何回も九州から通うのは大変だ。
でも、一泊二日で2つのコースが受けられたら、その方が効率がよい。
Hさんは秘伝コースまで進みたい意欲をお持ちだ。
彼女ならダブル受講をなんなくこなせるだろう。
こうして「頑張り屋さん」の波動が広がっていって、次なる「頑張り屋さん」が登場するのは素敵な流れだ。
お料理って自分一人で学んでいるようでいて、案外クラスメイトの存在も大きい。
自分がへこたれそうになったとき、クラスメイトの顔が浮かんで励まされたという話をよく聞く。
きっとSさんもKさんも、そしてHさんも、誰かにとって励ましの存在になるだろう。
2023年度も、むそう塾がそんな良い氣に満ちた空間になることを、今から楽しみにしている。
<参考までに>
むそう塾には8つのコースがあって、次の段階で進んでいく。
幸せコース
↓
上級幸せコース
↓
満足コース
↓
秘伝コース
↓
自由人コース1
↓
自由人コース2
↓
自由人コース3
↓
自由人コース4
(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)