こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

父の死と金木犀の思い出 そしてマクロビオティック仲間 

人には心に残る花というのが一つや二つはあると思います。
私にとってのそんな花の一つは「金木犀」です。

春の沈丁花と同じで、金木犀は香りが強くてあまり好きではありませんでした。
存在感がありすぎて……。

あ、もしかしたら私は、存在感の強すぎるものが嫌いなのかもしれません。
つまり、陽性すぎるからです。
それだけ自分に陰性部分が多いんですね。

そんな私なので、今でも金木犀は「好き!」とは言えないのですが、想い出だけあります。
それは、2005年9月に父が亡くなってから、10月に伊豆の「こだま荘」に一人で泊まりに行ったときのこと。
露天風呂に漂う金木犀の香りが、強烈に印象に残っているのです。

そして、女将さんが色々気遣ってくださって、そのときのことが思い出されます。
金木犀のお茶を女将さんが淹れてくださって、ちょうど滞在していたマクロビオティック仲間(高桑智雄氏)と陰陽の話をしていました。
学びがいっぱいの貴重な時間で、金木犀の香りとともに忘れられない時間となりました。

父が亡くなってからもう18年も経つのに、金木犀を見るたびに伊豆の温泉を思い出します。

 
 

(金木犀 大阪の京橋にて)

 
 

金木犀に対して銀木犀の方は香りがきつくなくて控えめです。
庭に対で植えることもあるでしょう。紅白になりますからね。
どちらかというと、銀木犀の方が控えめで好きかなと思う私です。
ところで、金木犀は桂花茶(けいかちゃ)になるんですよね。

 
 
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整体や鍼灸の帰りに眠くなりませんか?

整体や鍼灸などで施術してもらうと、眠くなりますよね。
行くときは疲れていても、施術中に寝てしまったり、帰りの電車で爆睡したりする人は多いと思います。

人は体を冷やすより温めるほうが緩みます。
それと同じく、氣が補われていくと緩みます。
反対に氣が減っていくと体がこわばってきます。

とても疲れていたり、強い心配事があったりすると、体は緊張して寒さを寄せ付けるようになります。
徹夜明けのときって、なんとなく寒く感じませんか?
たった一晩でも体は敏感に反応しているのです。

 
 

そんな人でも、整体などで施術してもらったら、あら不思議!
体がフニャフニャになって、一気に眠くなりますよね。

それは、氣が注入されて、体が満足したから緩むのです。
もうお分かりですね。
氣は人間を健康にも不健康にもする力を持っているのです。

だから私は、いつも氣のことを記事に取り上げたり、教室でもお伝えしています。
「病は気から」と言いますが、本当に氣は重要なのです。

だから、氣の良い人や場所を選んで、良い氣の中で暮らしましょう。

 
 

(瀬戸内海 マリンライナーから西を望む)

 
 
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人は環境の影響を受けるから、納得できる場所や人を選びたい 

瀬戸内の穏やかな景色を眺めていると、戦争が起きていることを忘れそうだ。
でも、確実に戦争も紛争も起きている。
そして、日本にも影響する(している)。

今までどおりの暮らし方ができなければ、こちらが変わるしかない。
人は大なり小なり現実に合わせて暮らし方を変えてきた。
その結果、身体まで変わってきている。

それを良しとするか、悪しきとするかは、個人の考え方によるが、変化をも楽しめるようになれたらストレスは少なくなる。

人は環境の影響を受けるから、できるだけ納得できる場所を選びたい。
住まいも職場も。

あ、人も環境の一部だから、人も選びたいね。
もし選びにくい環境で暮らしているのなら、時々命の洗濯をした方がよい。
これこそが陰陽バランスだ。

洗濯の方法は人それぞれ。

 
 

マリンライナーから 瀬戸内海を望む)

 
 
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誰のそばにいるかはとても重要

誰のそばにいるかはとても重要

その人がどんな氣の持ち主かも大事

良い氣のそばなら長時間いても疲れない

悪い氣のそばなら逃げ出したくなるほど疲れる

 
 

氣の良い場所

氣の良い人

そんなところを選べたらベストだね

 
 

(瀬戸内の空 2023.10.17)

 
 
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夫婦の距離 マクロビオティックの陰陽で考えた場合

私と夫は法律の勉強をしているときに知り合ったので、学生結婚のように友達同士の感覚があります。
ですから、何かと会話が多い夫婦かもしれません。

でも、今は私が京都にいる日が多くなって、あまり話す時間がないのですが、こうして久しぶりに帰宅するとあれこれ話します。
といっても、また今日は京都に戻ってしまうので、夫には不自由な思いをさせてしまいますが。

夫はゴルフと読書が趣味なので、私が不在中はそれらで自由を満喫しているようです。
私はゴルフをしないので、ゴルフで夫と同じ時間を過ごすことはできませんが、幸いにもマクロビオティックや野口整体に理解を示してくれているので、楽しく話ができます。

私は75歳、夫は77歳ですが、ともに仕事を持っていて、時々夫婦の真似事でもいいから顔を合わせる暮らし方もまた、新鮮味があっていいかもしれません。

子育てのときはお互いに力を合わせるけれど、それが過ぎると案外「自分」を大切にする生き方がどちらにも良いのかもしれません。
つまり、適度な距離ですね。

子育て中の距離は陽性に、それ以降はそこそこ陰性に。
そんな陰陽差が絶妙な気がします。

 
 

宝泉 京都駅店 にて)

 
 
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