こんな記事があった。
ビートたけしが明かす被災地への思い「“被災地に笑いを”なんて戯れ言だ」「震災のたびに芸人の無力さを感じるよ」 2024年1月15日
その中で印象的だった表現がある。
>普段通りに仕事をして、安心して眠れる場所があって、しっかりメシが食える。それが揃ってヒトは初めて心から笑えるワケでさ。
うんうんと頷きながら読んだ。
人は命を守ることが最優先で、そこに血のにじむような力と時間が必要だと私は思っている。
そして、精神的にホッとできるようにならないと、本当の生き方は始まらない。
>やっぱり大変な時に一番大事なのは想像力なんだよな。
ここで「想像力」を出してこられたところが、ビートたけしさんの素晴らしいところだと思う。
どこまで自分の想像力を膨らますことができるか?
それはやはり体験の多さもあると思う。
私はこの世に無駄な体験はあまりないと思っている。
どうでもいいような、しなくてもよかったと思える体験があるかもしれない。
しかし、それすらもいつか役立つことがあったりする。
それは、あるときには限界を知ることであったり、あるときには度胸となったりして、自分を支えてくれる。
そんな体験が想像力を豊かにしてくれるのではないだろうか。
そんなことを考えながら読ませてもらった。