食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

京都 和久傳

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(京都 和久傳)

京都伊勢丹の11階にある「京都 和久傳」
本店とはまた違った雰囲気で、明るくカジュアルな感じがなかなか良いなぁと思います。
高台寺の和久傳は、どちらかというと昔ながらのサービス方法ですが、こちらの「京都 和久傳」は、場所柄も考えて敷居を低くしてあるのが特長ですね。
お一人で行っても気軽にお食事ができ、雰囲気が良いのでお酒も美味しくなることでしょう。

お店での写真は遠慮しましたが、サイトに載っているものを拝借。

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むそう塾の秘伝コースで「蕪蒸し」を習った人は、ぜひ食べ比べてみると良いでしょう。
なぜ中川善博はこの器を使って、なぜあの料理方法にしてあるのかが納得出来るはずです。
温度・舌触り・味の濃淡など、すべてにおいてその理由が解ることでしょう。
凄いお料理を習ってしまいましたね(笑)

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(蕪蒸し 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

マクロビオティックの陰陽を知ると、お料理がどんどん美味しくなって行きます。
そして、その理由も深く納得できるようになります。
2016年の秘伝コース 2016.11.19
2015年の秘伝コース(日曜クラス) 2015.11.22
2015年の秘伝コース(土曜クラス) 2015.11.21

 
 

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京都 長楽館 京フレンチ ル シェーヌ

先月訪れた京都の「長楽館」にランチをいただきに行きました。
建物とサービスに良い氣が感じられて、次回はお食事にと思っていたからです。
「ル  シェーヌ」のご案内ページにあるように、「悠久のロマン薫る空間で、最高級の京フレンチを」というのは、誇大でもなく本当の言葉だと実感できるレストランです。
案の定クラシックなフランス料理の良さと、京料理を意識したライトな仕上がり感にシェフの若々しさを感じて、とても食べやすいお味が気に入りました。
あの古いフランス料理のヘビーさがありません。

味や盛り付けにうるさい中川さんも、何一つ文句を言わない仕上がりでした。
仕事に丁寧さがあって、京野菜を上手に使ってあるところが気に入ったようです。
そうなんです。
真鯛を昆布締めにしてあったり、「一文字」の技法を取り入れていたり、茄子も縞に皮をむいていたり、和の料理技術も取り入れてあって、とても心が落ち着くお料理でした。
お食事中に中川さんが、「きっとこの料理を作ったシェフは、丁寧で穏やかな人だと思う」と話していたのですが、お会計が終わってから料理長さんがご挨拶をしてくださった時に、お顔を拝見した途端に「ああ、やっぱり!」と思える柔和な表情をされた方でした。

長楽館のサイトに料理長さんのお写真が載っていますので、ここに拝借させていただきます。
実物はもっと色白で柔和な表情をされたイケメンでしたよ。

 
 

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(京都 長楽館 フレンチ  ル  シェーヌ 料理長 橋本和樹さん

特筆すべきはサービスをしてくださる方のセンスの良さかもしれません。
お鍋の中でフツフツしている温かいお料理が運ばれてきて、それを銘々の器に取り分けてくれるのですが、その時の盛り付けのセンスがとても良かったのです。
料理人が心を込めて丁寧に作ったお料理が、食べる人の目の前で台なしになることは和洋中を問わずあるのですが、今回は見事な盛り付けをしてくださいました。
思わず「シェフから盛り付けに関して指導があるのかどうか」を確認したほどです。

答えは「不公平にならないようにとの指導はあるけれど、それ以上はありません」とのこと。
「ということは、盛り付けてくださるあなたのセンスですね」ということになって、笑顔ととても気持ちのよい空気が流れました。
お魚の角度がとても上手に盛られており、京都人の中川さんもしっくり来る仕上がりだったのです。
こういうことって、お味だけでなく、とても満足度の高いサービスになりますね。
こういうすべての良い氣を味わいたかったので、あえて全品の写真撮影はしていません。

最後に、私が一番気に入ったのはクリストフル社のカトラリーでした。
見て良し、手にして良し、いつまでも触れていたいその心地良さは、まるでナイフやフォークが癒やしの道具であるかのような錯覚さえ覚えたのでした。
この感触に癒やされたい時には、またこのレストランに足を運ぼうと思ったほどです。
これからの京都は紅葉で混み合いますが、今日は平日だったこともあって、静かにゆっくりとお食事が出来て、久しぶりにオフの時間を過ごすことが出来ました。

なお、「一文字」って何?という方のために、中川さんのブログから古い記事を引っ張って来ました。
一文字のぐるぐる 2008.3.22

 
 

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(一文字のぐるぐる 料理:京料理人  中川善博)

 
 
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無農薬玄米餅「あもさん」(京料理人中川善博企画監修)

むそう塾生でも「あもさん」を知らない人が出てくるようになりました。
先日食事指導をしていて、玄米餅の話をしたらキョトンとされていてびっくりしたところです。
最近はスマートフォンからしか情報を得ない人も多いので、そういうことになるのか、そもそもむそう塾のサイトが分かりにくいのか?
いや〜、やはりサイトの構成が問題なのかもしれません。
ということで、むそう塾のお買物サイトにリンクしやすいように、昨夜から私のブログ記事の最下段に、お買い物サイトへのリンクを貼っておきました。

中川善博厳選!おすすめ器具と食材

むそう塾生でない人でも、ここから商品を購入している人が多いようなのに、肝心のむそう塾生が知らないなんて、あまりにも滑稽すぎて・・・、いや反省です。
このお買い物サイトは、中川善博が使ってみて「いいな」と思ったものだけが取り上げられています。
サイトの構成からもお分かりのように、ここからどなたかがお買い物をされても、むそう塾には1円も入ってきません。営利目的ではないからです。
ですから、純粋に良いと思ったものしかご紹介していないので、安心してご利用なさってください。

ということで、「中川善博厳選!おすすめ器具と食材」の中には、今のところ4つのカテゴリーがあります。

その中の「食材のカテゴリー」に「あもさん」があります。
「あもさん」 絹仕立て玄米餅

このお餅は京料理人中川善博が企画監修して出来上がった無農薬の玄米餅で、その柔らかさや伸びの良さや色の白さに、私は最初精米したお米が混じっているのではないかと疑ったほどです。
しかし、紛れもなくこれは玄米100%のお餅です。
一般的に自然食品店で売っている玄米餅とは別世界の美味しさです。
それはやはり、中川式玄米ご飯で徹底的に玄米を知り尽くしているからこそ実現出来た美味しさなのです。
このお餅を食べたら、もう他のお餅は食べられません。
むそう塾でも、色々なお料理に登場しますので、ぜひ冷凍庫に常備しておきましょう。
使い方が分からない場合は、マクロ美風までメールをください。
美味しい食べ方をお教えします。

無農薬 玄米餅「あもさん」 迎春準備はお済みでしょうか? 2014.12.7

 
 

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(無農薬玄米餅 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 京まくろびから販売)

 
 

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京都ホテルオークラ経営の「ザ・ガーデン岡崎」閉店に想う

今年の1月10日に「ロームシアター京都」がオープンしたとき、京都ホテルオークラが経営する「ザ・ガーデン岡崎」はきっと閉店の道を歩むだろうなと思っていたら、やはり9月25日をもって閉店しました。

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2013年7月2日にオープンしたそうですが、3年で閉店とは早いですね。
去年の段階ではまだ京都ホテルオークラからシャトルバスが運行されていましたし、オークラのサイトにも「ザ・ガーデン岡崎」のサイトがリンクされていたのですが、今年に入ってシャトルバスの運行も止めていましたので、そろそろ終わりかなと思っていました。
オークラのサイトからもリンクが外されていましたしね。

「ザ・ガーデン岡崎」の東側にはお蕎麦屋さんの「権太呂 岡崎店」、北側には毎日行列が途絶えないうどん屋さんの「山元麺蔵」、そしてこれまた行列のできるお蕎麦屋さんの「岡北」が並び、道路を挟んで少し離れた西側に「京都モダンテラス」がオープンという状態になって、経営の方向性が見い出せなかったのでしょう。

しかし、「京都ホテルオークラ」と「ザ・ガーデン岡崎」の両方を利用していた私としては、どちらも間違った方向を向いているから当然の結果かなと思います。
どちらにも共通のこととして「味が落ちた」のです。
いち早くそれを感じたのは、毎月懇親会の会場として利用しているオークラの方が何段階も味が落ちたからです。
厨房の中では仕入れ段階や作り方まで見直しをしたようで、味気ないメニューに変わってしまいました。
きっと現場の声を無視して、経営者サイトが数字だけを見て判断した結果なのでしょう。

一方、ザ・ガーデン岡崎の方は、メニューに御膳ものがあって、それにはお味噌汁もついていたのですが、そのお味噌汁がとてもまずくて、お店の人に不味いよと伝えたことがありました。
すると、支配人がペラペラとお喋りを始めて、和食の板前さんがいなくなったので以前と同じようには作れないと言うではありませんか。
もう開いた口がふさがりません。
さらに、お店の賃料や売上のこと、お客にそんな話までするなーという内部のことも話しましたので、その時点で間違いなく閉店を予測しました。

余談ですが、京都モダンテラスのオープン当初、お味噌汁がまずかったのでお店の人に伝えました。
その後お味噌汁の中身も少し変わって味も前より良くなっていましたので、お店の人にちゃんと伝えておきました。
お店はお客が育てる面もあるので、こうして小さな感想でも伝えて行くのは大事なことです。
それに耳を貸さないお店はいずれ淘汰されるだけですが。

*   *   *

話題は変わりますが、かつてはホテルオークラのロビーにあった豪華なお花も、今ではすっかり小ぶりで貧弱になりました。
他のお店でもこういうところに手をつけるようになったら、そういうお店は採算が悪くなって来た証拠ですね。
しかしお客はそういうところを良く見ているものです。
経営者からみたら無駄に思えるその部分が、実はお客にとっては大事なサービスの一環になるのです。
ちょっと贅沢に思えるその空間の氣にお金を払っているのです。

私が今日の昼間に行った「長楽館」は、まさに空間料みたいな面があって、それにありがたくお金を払うのです。
お財布から出るお札の枚数が値段ではなく、それに相応しい空間を生み出しているかどうかが値段なのです。
そういう意味では、ホテルオークラもザ・ガーデン岡崎も真逆を向いてしまったのですから、尻すぼみになるのは当然かなと思います。

飲食業にあっては絶対やってはいけないこと。
それは味を落とすことです。
食材の仕入先を変えたりして、一時的には利益が上がるように思えるのは現場を知らない者の浅はかさですね。
お客の舌は敏感です。
値上げをして客離れを怖がるより、値上げをしても文句を言われない味を提供すればよいのです。
つまり、飲食業はたゆまぬ味の追究が必要不可欠なのです。

空間を含めてお味とともに全体に満足をしてもらった時、初めてお客はそのお店は高いのではなく安く感じるのです。
今はお客の立場である私ですが、むそう塾を通じてお料理つながりで想うことが多々あって、このような記事を書きました。
公然と店名を出しましたが、立地の良い場所にあっても閉店に追い込まれたお店に惜しいなぁと思う気持ちがあってのことでした。
どうかオークラのお味が元の美味しさに戻ってくれますように。
(無理とは思いつつも願う私です。)

 
 

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(さようなら ザ・ガーデン岡崎 2016.10.18撮影)

 
 
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小林麻央さんの病院食に驚きました

Facebookのタイムラインで小林麻央さんの病院食が流れてきました。
この食事。

<いただきます>

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(小林麻央さんの病院食 2016.9.19朝)

う〜ん・・・。
マクロビオティックを知る者として、これで抗がん剤に対抗するのは厳しいなあと思います。
もっと陽性なものを召し上がってほしいです。
命がかかっているのですから。

麻央さんは深く帽子をかぶっておられるので、脱毛の副作用が出ているのだと思います。
だからなおのこと、極陽性で対抗してほしい。

病院食の改善を!

*   *   *

<喜び>

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(小林麻央さんの病院食 2016.9.22朝)

タイトルを見ると心が痛みます。
マクロビオティックの理論を振りかざして、「甘いものはいけません!」っていうのは酷なような気がして・・・。
食事療法をしていた時期もあるようですね。

>心に喜びがあることが
>私にとっては、大切なことです。

こうなるともう外部からは何も言えなくなってしまいますね。
あくまでもその立場にならないと分からないことがあるのでしょう。
でも、しかし・・・。

 
 

*   *   *

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