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「もうだまされない 新型コロナの大誤解」西村秀一著
新型コロナウイルスに関する情報は、実に色々飛び交っていて、その内容も天と地ほどの差があります。
それにワクチンのことを入れると、多くの人が混乱している姿が伝わって来ます。
2020年の1月からもう1年半も経ったというのに、未だにオロオロしている人が多い現状に、日本国民の現実を見た気がします。
オロオロの原因は不勉強だからです。
きちんと勉強して急所をつかめば、もっと落ち着いて行動できるし、何より精神的に安定します。
一番問題なのは、テレビが垂れ流す情報を鵜呑みにしてしまうこと。
こんなものに洗脳されてはなりません。
もっと自分で勉強しましょう。
そして、あなたの五感を信じましょう。
「これっておかしくない?」
そういう感覚が実は正解だったりします。
反対に人工的なものほど怪しかったりします。
もっと自然体でもあなたの体は守られます。
環境も考え方も閉塞的にならないこと。
とにかく風通しを良くしましょう。
そうしたら、あなたの疑問が一つ一つ氷解していくことでしょう。
そして、もっと自由に行動しようという気になれるはず。
この本を読むと、きっと風通しがよくなって、不安が減ると思いますよ。
マスクやワクチンについては、私の考えとは違う部分もありますが、一歩でも前進してほしい人にはこのくらいの内容から始めるのがよいかもしれません。
本当は最初から「医師が教える新型コロナワクチンの正体 本当は怖くない新型コロナウイルスと本当に怖い新型コロナワクチン」をお奨めなのですが。
私が玄米ごはんと和食をおすすめする理由 子育て中の食事のポイント
【癖】
人間というものは誠に面白いもので、癖によって生きているといっても過言ではありません。
昔から「無くて七癖有って四十八癖」といいますから、もう癖の塊が人間だと思った方が現実的です。
しかし、その癖というのを、本人は案外知らないものです。
全部無意識で行われているからですね。
食事に対する癖もあります。
その「癖」の結果として偏りが出ると、本来持っているはずの体力が出なかったり、体調不良に陥ったりします。
それに精神面でのストレスなどが加わると、病気になったりしますから、癖といえども侮れません。
その「食べ癖」を見直したら、もっとあなたはパワーアップできますよ。
【朝食】
あなたは朝食を食べる派ですか? 食べない派ですか?
もしかしたらそれは癖ですか?
それで体調がよくて、仕事もバリバリできるならそれでよいのですが、そうでないならその癖を見直すのもアリです。
低体温だったり、寝起きがつらい人は、むしろ朝食を軽く摂った方がよかったりします。
また、肉体労働だったり、お昼ごはんが遅くなる人は、朝はしっかり摂った方がよいですね。
あ、授乳中のママもここに入ります。
育児は肉体労働なのです( ー`дー´)キリッ
【朝食の種類】
朝食は基本的に、その時の自分が食べたいものを食べるのでよいのですが、単純に洋食と和食に分かれますね。
これも癖だったりします。
育てられた環境を引きずっていることが多いです。
これもその人が元気にフル活動できる状態ならよいのですが、そうでないなら反対にしてみることをおススメします。
一般的に洋食は油分を使うことが多く、和食は油分は多くないのですが塩分が多めになります。
しかし、この塩分は体にとって必要なものなので、塩分を気にする人はそのお勉強から始めましょう。
減塩がよいと思い込まされていませんか?
【ごはんの種類】
ほとんどの人はごはんと言ったら白米を連想されるでしょう。
でも、健康に関心のある人は、分づき米だったり雑穀を混ぜたり、玄米を召し上がっているかもしれません。
私もこれらを全部経験しました。
その結果落ち着いたのは、玄米とたまに白米です。
基本は玄米ごはんなのですが、おかずによって白米を選ぶことがあります。
これは私が何十年も試してみて、体で感じ、塾生さんにも玄米や白米を召し上がってもらって、健康状態をチェックして到達した食べ方です。
玄米ごはんの方がやっぱり体力がつきます。
毎日の積み重ねが下半身を強くしてくれるのを実感します。
塾生さんの中には糖尿病患者さんもいますが、この食べ方で元気に働いてくれています。
玄米ごはんは食後の血糖値が急激に上がらないので、糖尿病の人には強い味方となってくれます。
【子育て中の食事】
子育て中は断然和食で育てることをお奨めします。
理由は簡単。和食は成長に必要な栄養素を摂りやすいからです。
栄養栄養と神経質になりすぎる必要はありませんが、子育て中は何かと忙しいし、お食事の準備も大変です。
ですから、食材の力に頼った方が育児がうまくまわります。
白米と玄米の栄養素の差は歴然としていますし、ごはんは加工がしやすいです。
つまり、ごはんはおにぎりにすればおやつにもなるし、炒飯にすれば1食まかなえます。
子育て中はこうして、ジャーにごはんがあるだけで救われるのです。
さらに、ごはんにはパンにない栄養素がいっぱいあります。
玄米ならミネラルや繊維質も豊富なので、もっと理想的です。
それだけ玄米には栄養分が多いので、おかずが少なくてもOKなのが嬉しいところです。
ミネラルは現代人が一番不足しているものですから、それを主食から補える玄米は最強ですね。
ということで、忙しい子育て中には、玄米ごはんを炊いて、お味噌汁とお漬物(できれば糠漬け)があれば7割完成です。
常備菜があれば、あと1品を作って百点満点!
これならなんとかなりそうだと思いませんか?
【和食のメリット】
なんといっても一番のメリットは、主食の概念があることです。
まずご飯で5割程度を摂り、その残りを植物性や動物性の割合を考えればOKなのですから。
その比率を崩すと偏りが出て、長い間には病気へと発展してしまうこともあります。
それから和食には水分が多く含まれていることです。
そもそも和食を料理するときには、蒸したり茹でたりする工程が多いので、出来上がりに水分が多いのも納得ですね。
またご飯もパンより多くの水分を含みます。
こういう点が食べやすさにもつながっていることに気づけたら、パンとのつき合い方も上手になると思います。
これは、お食事全般だけでなく、一日中にどんな水分を摂るかという問題とからめて、とても重要なことなのです。
お食事に水分が含まれていれば、別途飲み物を補う必要がありません。
しかし、パサパサのものばかり食べると、必然的に飲み物をほしくなります。
この飲み物が健康に与える影響はとても大きいのです。
ここまで考えて「何を食べるか?」を選択するようにしましょう。
【上級者】
むそう塾では上のような食べ方をマスターされた塾生さんには、パンの焼き方も教えています。
時々軽いものをほしい時がありますし、小さいときからパンに馴染んで育った人もいらっしゃるので、そういう人の食習慣も満たしてあげたいからです。
むそう塾で教えるパンは、市販のパンとは違って体の反応が驚くほどよくて、皆さんがビックリされます。
逆に言うと、市販のパンにはいかに色々なものが入っているかということですね。
食材の問題は本当に大きいです。
安心できるだけでなく、ものすごく美味しいパンが自分で焼けるようになって、和洋のお食事を自由に楽しめる食生活。
こんな暮らし方が素敵ですね。
【コロナに負けないために】
子育て中はなおのことですが、全世代を通じて貝類を摂るようにしましょう。
今はコロナ禍でもあり、マスクをしている人が多く見受けられます。
そうするとどうしても酸素不足になるのですが、鉄分が不足していると、体内で酸素を運搬する力が弱ってしまうため、免疫力も下がってしまいます。
子どもの場合は発育にも大きく影響します。
貝類には鉄分が豊富に含まれているので、毎日摂ってもよいくらいです。
ぜひ貝料理にも挑戦してみましょう。
(しじみのお味噌汁 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
【「玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」のご案内】
玄米の炊き方をお教えする講座が、2021年7月25日(日)に開催されます。
詳しくはこちらの記事をごらんください。
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 食べたもののようになる, 子育て・野口整体・アトピー, 新型コロナウイルス, からだ
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水分の摂り方 便秘と食べ物 マクロビオティックの指導現場から
【水分と甘いもの】
ただいま幸せコース恒例の「食事日記」の添削中です。
毎年「食事日記」の添削で思うのは、水分の摂り方に問題のある人が多いなあということです。
なんとなく習慣で水分を口にされているのですが、その水分が体調不良の原因だったり、あるいは水分が少なすぎて精神的にゆとりがなかったりする人がいます。
お花を育てていればわかりますが、適正な水分はお花を丈夫に育て、美しく勢いづかせます。
しかし、過剰な水分は根腐れを起こしたり、弱々しかったりして、花が持っている美しさを存分に楽しめません。
人間も生き物としてまったく同じことなのです。
自分に勢いのない人は、甘いものに手を出すことが多くなります。
これは体の欲求なんですね。
一時的に甘いものの力で元気になれたように感じるからです。
しかし、この甘いものが曲者で、甘いものは体内で消費されるときにミネラルを奪います。
ミネラルを奪われるので、さらに元気がなくなるため、また甘いものを欲するという魔のループになってしまいます。
毎年「食事日記」で、水分と甘いものを指摘しなければいけないのは、それだけ世の中には「改善の余地がある食事」をしている人が多いということでもあります。
逆にいうと、その2つをしっかり調整すれば、かなり元気になれるということでもあります。
過去記事がたくさんありますので、いくつかお読みいただくとご納得していただけるかと思います。
・水分の摂り方を変えたら背部痛が解決した事例 2020.9.29
・食事日記から感じたこと 水分 毒消し 果物 2020.6.3
・水分の摂り方に注意! 2019.7.3
・熱中症対策として「食べる水分」の重要性 マクロビオティックの視点から 2018.7.22
【便秘を解消するのは繊維質です】
「食事日記」を拝見していると、便秘の人が多いです。
そういう人は大抵、玄米ごはんの量が少ないか、繊維質の多い食材を摂っていません。
詰まっているのだからお水で流そうと考えて、水分をたくさん摂っている人がいますが、便秘はそんな単純なものではありません。
甘いものが好きで、水分が多ければ、腸の蠕動運動も低下して、便秘になってもおかしくありません。
現代人はとかくミネラルと繊維質が不足しがちですが、その結果が便秘であるといっても過言ではありません。
まずは腸を元気にすること。
そこから便秘の解消が始まります。
そのためには、やはり穀物や、繊維質を多く含むきのこや海藻類、土の中で育つ野菜が助けてくれます。
体を動かすことも大事なのですが、体をひねるだけでもずいぶん違います。
いつもの姿勢で使わない筋肉を使う。
ここがポイントです。
こういう記事は書き出すと止まらなくなります(笑)
でも、まだ「食事日記」が未提出の塾生さんもいらっしゃいますので、今日はこの辺にしておきます(^o^)/
(胡瓜の雷干し 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
作り方は下の記事からどうぞ。
パリパリとした歯ざわりが楽しくて、爽快になれるお料理が出来上がります。
お弁当のおかずにもできますよ。
・京料理人 中川善博が作る胡瓜の雷干し 2017.6.13
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 食べたもののようになる, からだ
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新型コロナウイルスとワクチン 福岡伸一氏と内海聡氏
新型コロナウイルスに関するワクチンの接種が急ピッチで進められている。
私のところにも「新型コロナウイルスワクチン接種券」なるものが届いた。
もちろん、私も夫も接種はしないが。
塾生さんからも、ご両親のワクチン接種に関してお悩みのメールが届くようになった。
それは親御さんが「ワクチンを打つことが義務のように思っている」こと。
地方にあっては、ワクチンを打つことが当然で、もし感染でもしたら家業が倒産したり、村八分や引っ越しという流れになると思っていること。
テレビや新聞では伝えられていないことを塾生さんが親に言うと、情報の出どころを確かめようとするか、最初からはねつけられる。
兄弟でも意見が分かれて、関係が悪化しかねない。
職場の雰囲気が、接種をしなければ気まずい空気になってきた。
などなど、現実問題としてワクチンが人々の分断に動き出した。
ワクチンに関する情報は、背筋が寒くなるようなものまであって、それを夫に伝えると、「さすがにそれは行き過ぎでは?」と釘を刺された。
ただし、情報としては知っておいた方がいいと思う。
【福岡伸一さんの記事】
今朝、塾生さんがある新聞の情報を送ってくれた。
「秋田魁新報」に載った福岡伸一さんの記事だ。
実は、この記事の存在は早くにFacebook経由で知って、私も同じ考えなので、そのままになっていた。
他にも同じような内容の寄稿をしているお医者さんや、学者さんの記事がその頃他の新聞や雑誌にもあった。
だから私は、それらの人のお考えも参考にしながら、自分の考えもすり合わせていた。
今まで私が学んできたことを総動員して考えても、やはりウイルスに対する姿勢は変わらない。
しかし、西洋医学一辺倒に生きてきた人たちには、不安のほうが先立つのだと思う。
そして、テレビや国は嘘を言わない、正しいことを伝えてくれると思っている人たちが圧倒的に多い世の中だが、今はその考えにちょっとストップをかけた方がよい。
一度立ち止まって、勉強しよう。
その勉強の一つに、「ウイルスとの共生」というのがある。
そして、福岡さんが書いておられるように、「身体に備わった免疫系は最高最良のワクチンであり、ウイルスを多面的に制御して、せめぎあいのバランスを探ろうとする。」ということが理解できたなら、誰しももう少し落ち着けるのではないだろうか。
(秋田魁新報 2021/4/30付)
【新型コロナワクチンの正体】
それから、このタイミングで下記の本が発売されるので、これを読んでから行動しても遅くないだろう。
きっと頭が痺れるかもしれないが(笑)
だが、解らないことはとにかく勉強しよう。
納得してから行動しよう。
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主食とおかずの割合と腸内細菌叢 マクロビオティックの指導現場から
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークの方が多いと思います。
そして、4月からお子さんのためにお弁当を作っているご家庭も多いと思います。
どちらにも共通しているのは、主食とおかずの割合を意識していますか?ということです。
日本には幸いに「主食」の概念があるので、主食を中心におかずを組み合わせれば、理想的な割合にすることができます。
その割合を過去記事で書いているのですが、自宅で食事をしていると、ついついそのバランスを崩してしまいがちになるので、もう一度書いておこうと思います。
まずは過去記事から。
・現代版マクロビオティック食事法(1)序 2016.9.10
・現代版マクロビオティック食事法(2)食事バランス 2016.9.12
・現代版マクロビオティック食事法(3)動物性の割合 2016.9.14
・現代版マクロビオティック食事法(4)主食としての玄米 2016.9.14
【白米と玄米でおかずの量は異なる】
主食といえばまっ先に浮かぶのは「白いごはん」ですね。
つまり白米です。
しかし、マクロビオティックを知っている人は玄米が先に浮かびます。
どちらもお米なのですが、お米の成分や炊き方の違いが加わって、両者には陰陽差が出てきます。
結論は白米の方が玄米より陰性になるので、おかずは玄米のときより少し増やします。
(増やすと言っても、量より種類なのですが。)
つまり、玄米に含まれている栄養成分が白米ではかなりの部分が削られているので、その分をおかずで足すイメージですね。
でも、ごはんよりおかずが多くなってはいけません。
中庸を通り越して陽性に偏ることが多くなるからですね。
陽性が多くなると、食後に喉が渇いたり、肩こりが出てきたりするので要注意。
子どもなら、じっと座っているのが苦手になったりします。
まあ、子どもは元来陽性なので、そんなに陽性を意識したおかずにしなくてもいいのですが、お料理をする人がお酒好きだと、陽性のおかずを好んだり、ついついおかずが多くなりがちです。
なお、おかずは一日30品目を目指さなくても大丈夫です。
あれはもう間違った指針として削除されていますから。
一日30食品は過去の情報です 2011.6.15
【食べ物の種類が多いほど腸内細菌叢(腸内フローラ)が多様になる】
私はここでも糠床のこととリンクして考えます。
糠床の維持には豊富な乳酸菌が必要なのですが、いつも同じ野菜ばかり漬けていると、乳酸菌の種類が偏ってしまうんですね。
でも、色々な野菜を漬けると乳酸菌の種類も豊富になって、味もグッと良くなるのです。
これと同じことが人間の腸でも起きているわけです。
ですから、腸内細菌叢をより良くするためにも、おかずの種類を豊富にした方がよいのです。
しかし、どんなに食べ物が理想的であっても、ストレスを抱えていると台なしです。
コロナのことで心配ばかりしていると、完全に腸内細菌叢は影響を受けます。
最も影響を受けるのは抗菌性物質ですから、くれぐれもこの類の薬には手を出さないようにしましょう。
抗菌性物質の経口投与は影響が大きくて、腸内細菌叢をかく乱させて腸炎のリスクが高まります。
それから、下痢や便秘も腸内細菌叢に影響を与えます。
体の免疫システムの70%近くは腸管に存在するのですから、このことを意識して免疫システムを壊さないような暮らし方をして、コロナに負けないようにしましょう。
【手指の消毒】
おかずとは関係のない話ですが、塾生さんの同僚の話です。
20代の女性でマクロビオティックとは無縁の人だそうですが、手指の消毒ばかり要求されることに対して、「消息しすぎは、手が死ぬ」と言っているそうです。
いいですねぇ。この表現。
私たちは細菌やウイルスに勝とうとするより、共存できるギリギリのところで棲み分ける方がストレスなく生きられそうですよ。
だって、私たちの体の中には、100兆個、重さにして1〜2キロの細菌が常在しているのですから。
(麻婆豆腐 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 食べたもののようになる, 新型コロナウイルス, からだ
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