からだ」カテゴリーアーカイブ

「食べ物には体を温めるものと冷やすものがある」ことを知りましょう

人間はそんなに食べなくても生きていられる。
これが私の持論です。
空腹を愉しむ生き方が心地よくて好きです。

これは私がマクロビオティックを知って、少食を続けた経験と断食を繰り返した結果から感じていることです。
一般的なお食事で不足しがちなのはミネラルですが、マクロビオティックはこのミネラルを大切に考えていますから、ここさえ押さえていただくと体調が良くなる人が多いです。

マクロビオティックでは食べ物を陰陽で考えますから、まず食材の陰陽を知っていただくことが必要です。
そのためには入門書として「マクロビオティック ガイドブック」が適してします。

 
 

(マクロビオティック ガイドブック 日本CI協会発行)

 
 

むそう塾生の場合は、マンツーマンでお料理を伝授しますので、この本のお料理方法ではなく、むそう塾で教えるほうを優先していただくと体調にピッタリの料理方法になります。

まずは「食べ物には体を温めるものと冷やすものがある」ことを知りましょう。
今までは栄養素にとらわれた食べ方をしていた人も多いでしょうが、この「温める」「冷やす」という視点から食材や料理方法を見直していくといいですね。

それをしながら、食べる量の見直しをします。
きっと多くの人は今までの惰性でお食事量を決めていると思うのですが、少しずつでも量を減らして少ない量に慣れていくと、体が軽くなって動きやすくなる人もいます。
なお、食事量が多い人は陽性の傾向にありますので、陰性の食べ物を増やすと食事量が落ち着く人が多いです。
中には沢山食べても痩せている人がいますが、そういう人は体の活動量が多いかも知れません。

また、ご飯を沢山食べる人は、おかずの塩分が強いことが考えられます。
ご飯を異常に食べることは、体を酸性にしやすいので、やはりおかずとの適正なバランスが長期的な健康のためには必要です。
しかし、体調というのはとても個人差が大きいので、画一的に考えないでケースバイケースで判断する必要があります。

決して本やネットで得た情報のみで、独学的なマクロビオティックをしないでほしいです。
往々にして偏りが生じ、体調不良を招くことが多いからです。
偏りは一時的に体調が良くなることがあっても、それを続けているうちにマクロビオティックを知る前より体調が悪くなる人もいます。

私はこのブログを始めた当初から偏りの危険を感じ、そういう人たちの駆け込み寺になろうと思って、むそう塾を始めました。
ですから、むそう塾で本物のマクロビオティックと健康を手に入れていただきたいです。

 
 

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かかとがザラザラしている人には玄米を試してみてほしいなあと思います

気温が上がって半袖姿の人が多くなって来ました。
そんな季節になると私はつい肘に目が行きます。

自分も含めて肘はいつも綺麗でありたいもの。
それは、その人の日常を物語る部分だから。

お食事をするとき、肘をついて食べる人の肘はガサガサしていて汚いですね。
その姿勢も見苦しいです。

でも、人はものすごく疲れている時には、自然に肘をつきたくなったりしますから、そんな時には「ああ、疲れているんだなぁ」と労ってあげましょう。

肘とともに足のかかとも気になる部分です。
お顔は美人なのにかかとがザラザラしていたら、ちょっと寂しいかな。

動物性の摂取が多いと、角質部分がザラザラしやすいですよね。
お若い時には代謝がよいので何とか保っていたお肌も、年齢が上がって来て代謝が落ちてくると、肘やかかとが荒れてきます。

でもね、私はマクロビオティックを知って玄米ご飯を食べるようになったら、かかとが綺麗になりましたよ。
動物性を摂らなかった影響も大きいかもしれません。
20代でマクロビオティックを知らなかった時の方が、かかとがカサカサしていました。

これは玄米に含まれる油分が毎日少しずつ体に入って行くからなんでしょうね。
糠漬けを漬ける人はお分かりだと思うのですが、糠床をかき混ぜると手がヌルッとしますものね。
あれが米糠に含まれている油分です。

だから、毎日玄米を食べていると、お肌の調子がよくなってくるというのは、とてもよく分かります。
まるで自然の乳液をつけているみたいだから。
腸の状態が改善される効果も大きいですね。

あ、先日も塾生さんから、「美風さんのお肌がきれい!」と言われたのですが、私は何十年もスッピンです。
もうかれこれ40年くらいになるでしょうか。
もうすぐ71歳ですから、肌はゆるんできていますが、明らかに玄米を食べてからの方が調子がよいです。

もちろん、かかとのトラブルもありません。
ありがたいことです。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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胃の弱い私でも胃が痛くならない陰陽カレー

今日は「中川式カレー講座 第2弾」を開催しました。
第1弾がとても好評で、第2弾の要望が多かったため、開催に至ったものです。

私はカレーを食べると胃がクシューと痛くなるのですが、中川さんの作るカレーは第1弾の時から胃が痛くならなかったのです。
これがとても不思議だったのですが、今回は午前11時過ぎから午後5時近くまで3回もカレーを食べたのに、未だに平気です。

昨夜の夜8時頃に夕食を食べてから、ずーっと何も食べず、15時間ぶりに空っぽの胃袋にカレーが入ったというのに、いつもと同じく胃の存在を忘れるほど快調です。
これには驚きです。

中川さんの話によると、どうやらスパイスの使い方が体に優しいらしいのです。
一番大事な毒消しもされているため、か弱い私の胃袋でも平気なのでした。
こんなことを可能にするマクロビオティックの陰陽って、やっぱり凄いです。

ところで、三種類のカレーはそれぞれに陰陽度が違うのですが、写真のキーマカレーは軽い感じが好評でした。
では、なぜそう感じるのか?
そこを陰陽で話し合いながら、プチ座学にもなった一日でした。

 
 

(キーマカレー 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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今月の髪の色 毎月新しい髪の色を楽しんでいます

今年の2月から色々な髪の色を楽しんでいる私ですが、だんだん私なりのカラーを見つけつつあります。
染めたときと日数の経過での色落ちと、元々残っている色がどのように反応するかで微妙に仕上がりの色が変わるので、そこが難しいところなのですが、それはそれで楽しいです。

今月はこんな色にしてみました。
残っていた色が紫系だったので、それにイエローとピンクを足してみました。

 
 

 
 

70歳にしては派手すぎる服なのですが、明るい色を着ていると楽しいので、迷いなくこんな色を着ています。
7月には71歳になるのですが、年齢を重ねるとどんどん自由になって、生きるのが愉しいです。
生きるということは、精神的に自由になることなんだなぁと思ったりもします。

そうそう、マクロビオティックの目的も「自由な人生を送るため」ですから、これでいいのかなと思っています。
それにしてもマクロビオティックは私に色々なことを教えてくれました。

色の陰陽は、本当にそのとおりに私の精神面に影響します。
2月に染めた色、4月に染めた色、そして今月に染めた色、それぞれに私の気持ちの変化を観察していると、ますます陰陽の視点が楽しくなるのでした。

髪を染める行為が白髪を隠すのではなく、新しい気持ちを生み出す行為となって、何だかエネルギーを感じるから不思議です。

 
 
カテゴリー: からだ, こころ・想い | 10件のコメント

製造方法がよいことと美味しいことは違う現実 塩分に注意

ネットや本を参考に新しいお料理を作る人が多いと思いますが、そこに書かれている調味料と自宅で使う調味料がまったく同じでないと、参考にしたお料理と同じお料理はできません。
それほど調味料はお料理の味を左右します。

私はマクロビオティックを知る前に、かなりこだわって選んだ調味料を使っていたのですが、マクロビオティックの指導校に通うようになって、そこで使っている調味料に変えました。
何年もその調味料を使っていたのですが、だんだんその陽性さがつらくなって、むそう塾を始める時にほとんど変えました。

つまり、あまり陽性の強くないものにしたのです。
中にはマクロビオティックを知る前の調味料に戻ったものもあります。
陰陽的にも、製造方法的にも問題がなかったからです。

幸せコースの授業で、自宅で使われている調味料を味見したところ、塾生さんがまさに「食べたもののように」なっているので、こちらも学びになりました。
総じて塩分のきつい調味料をお選びでした。

中には手作り味噌を持参された人も何人かいましたが、合格したのはたった1名でした。
むそう塾が始まって11年の間に、合格したのはたった3名なので、手作り味噌のハードルの厳しさを感じます。
ポイントは発酵ですね。発酵が味を決めるのです。
餅は餅屋に、これがむそう塾の結論です。

*   *   *

なぜそんなに調味料を厳しく選ぶかと言うと、健康に対してはもちろんですが、お料理の仕上がりをまろやかにしたいからです。
まろやかに仕上がると体に負担をかけないので、結果として健康につながります。

お醤油やお味噌は当然のことながらお塩を使いますが、自然食品店で扱っている商品には塩辛いものが多くて、結果として塩分過多になってしまう場合があります。
自然食品店=美味しい=健康と言い切れない商品もあるのです。

塩分過多になると、お料理の美味しさが半減するだけでなく、どうしても甘いものがほしくなったり、水分がほしくなったりします。
それが体の反応なのです。

ですから、むそう塾ではお料理を美味しくする以上の塩分は摂りたくないのです。
胡麻塩もしかりです。

塩分の摂りすぎは様々な不調の原因になります。
つい食べすぎてしまう、生理が止まったまま、冷え性になった、便秘になったなども強すぎる塩分が影響している場合があります。

マクロビオティックの大先輩でも、塩分で失敗している人はたくさんおられます。
ですから、同じ過ちを犯さないためにも、正常な体の反応を大切にするべく、調味料の塩分濃度を細かくチェックしているのです。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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