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鍋は動いてはきましたね。アゲスのときに箸で前に投げる癖があるので自分が思ったよりも玉子がすっ飛んでいきます。　いままで鍋を振れて居なかった時ははしだけで前に投げていたのでそんなに吹っ飛ばないか、ちぎれるかだったのです。　ほぼ箸を使わないつもりで遠心力だけで玉子を巻き上げていく感覚を掴みましょう。　　手本動画を見ていますか？　玉子を巻くよりまずは動画を見抜くのです。再生するのではありません。　見るのです。

できてるできてる！　いいねぇ！　やるなぁ。
上級返しと、手前に引かないで巻き進めていくときの液卵の火の通り方をはっきり区別しましょう。　上級返しの時は「ほぼ液状」で巻き進める時は「3割液状」です。
TM-2の時は1割液状でしたがBOですとそれでは火が入りすぎるのです。　そしてBO全開になるともっと生しいときから巻き始めます。　その気になれば2分以内でも巻けます。
オフセットした箸を挿すのが上からではなく横から挿しましょう。でないと90度止めなどができないのです。

芯が上手になってきました　すばらしい。
いっせーのーせ！という動作が毎回無駄ですね　これだけでも8秒くらいは損をしています。　次は　鍋をボールに近づけてから液卵をすくっています。　鍋温度が下がってまた上がるのに時間がかかります。　これでも5秒以上損をしていますね。そして最後には焦げてしまうくらいに時間がかかっています。　もっと無駄な動きを削ぎ落としてください。　これではBOに移ったら火に追われてアワアワして玉子を無駄にします。
「はやく火がとおらないかなぁ」待つくらいでないとBOは遠い。

鍋を振らずに箸で挟んで前に折り曲げています。　箸で挟んで破れないのは、温度高めで玉子シートを焼きすぎているから強度が出ているのです。
しっかりオロエスの練習をして鍋を振り、遠心力で玉子を返す練習をしましょう。

うまい！　芯作りがわかってきましたね！　2本めのがかなり良いかな？
最後の1本はほぼ完璧です。　この調子で1本巻きましょう。

鍋温度が低めに調節できるようになっています。　この次の2杯めの温度が大事です。