あなたは「即断・即決・即答」ができていますか?

伸びる会社、伸びる人、これから事を成し遂げるであろう人は、結論を出すのが早いですね。
これらに共通しているのは、常々物事が整理されて、責任の所在がはっきりしていることです。
いちいち上にお伺いを立てなければいけない会社、いちいち家人の許可を得なければいけない人は、常々最大限の許容範囲で動いていません。
「このへんまでは個人の判断で結論を出してもよい」という目安を設定して、自由に答えを出せる環境にしておかないと、相手に与える印象がよくありません。

たとえば専業主婦。
自分で収入を得ていないと思っているためか、自分の用事であってもいちいちご主人の許可を得てから返事をする人が多いですね。
でもね、子育てをしている主婦の場合などは、お金に換算するとご主人のお給料では払い切れないほどの働きをしているのです。
家事をしっかりこなしている人は特に自信をもって、ご自分を誉めてあげてください。
そのうえでもっとご自分の地位向上(笑)を訴えましょう。

もっと自由になるお金、自由になる時間、自由になる空間(スペースも含む)、自由になる精神を確立しましょう。
それはご主人に一方的に求めるだけではなく、自分のするべきことをきちんとこなしていることが大前提です。
主婦はご主人の奴隷でもなく、ましてや子供の召し使いでもありません。
一女性として輝く人生を送るためにも、家族の中における「自分」を見直してみることをおすすめします。

外部から見られた時、私は「即断・即決・即答」できている部分がある女性だろうか?
自己判断で自由にさせてもらえていることはどの程度あるだろうか?
その辺を今一度客観的に見つめてみましょう。

即断・即決・即答はすべて気持ちのいいものです。
そこにはスピードがあるからです。
氣が停滞していないからです。
マクロビオティックの陰陽で考えると陽性の氣が流れています。
あなたもそんな陽性の氣が流れる人になりましょう。

 

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美学

「美しい」って言葉には夢がありますね。
色々な場面で気軽に使われる言葉でもありますが、古臭い私は生き方に美しさを求めてしまいます。
たとえば「美味しい」ってよく使いますが、これは「旨い」が男性的な言い方なのに比べて「美味しい」の方がちょっと丁寧で女性的な言い方ですね。
私は「旨い」というと味そのものに直結する感じがしてお鮨を連想します。
つまり、味そのものをズームした感じですね。

それに比べて「美味しい」というと、味の他に器や盛り付けやその場の雰囲気などすべてを包含した意味合いに感じてしまうのです。
そこにあるのはバランスです。
美しい物にはバランスの良さがあります。
そして使い勝手がいい物には何気ない美しさがあります。
機能美っていうものですね。
だから「美味しい」ものはバランスが取れているのです。

それと同じで人生にもバランスがあると思うのです。
あっちこっちと情報に振り回されながら生きている人は美しくありません。
それは「自分」という核を持たないからです。
まずは「自分」があって、それに彩りを添えるために必要なものをチョイスすれば良いのです。
その核が大きくてどっしりとしていれば安定を感じますし、底に流れる考え方に一貫したものがあれば感動を伴います。

考え方が一貫していてブレないと、人間は信頼性を増します。
その信頼は良い氣を発し、ますますバランスが取れます。
美しさを感じさせる人生にするには、いかに多くバランスの取れた物や人や考え方に接するかが決め手になります。
それが実現できている人には美学を感じます。
大森英櫻先生はそんな美学をお持ちのかたでした。

 

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(料理&盛り付け by 中川善博)

 


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マクロ美風の体験的マクロビオティック 大森英櫻先生

大森英櫻先生の講義を拝聴していると、その知識や体験の深さにひれ伏すと同時に、その理論的な説明に感動したものです。
よく私の隣に座っていた女性は病院にお勤めでした。
その人は「大学で習った発生学は難しくてつまらなかったけれど、大森先生の発生学は面白くて解りやすい!」と興奮気味に話していました。
二人で心躍らせて学んだ日々が懐かしいです。

当時一つだけ不満がありました。
それは教科書がないこと。
それまでの私は教科書をじっくり読んで、行間すら読む勉強方法を良しとしていたからです。
それは法律を学ぶときに徹底的に身につけた方法でした。
しかし大森先生は本を書いておられなかったのです。
こんなに知識と経験がおありなんだから、全集としても出版できるだろうにと不思議でなりませんでした。

ある日大森先生に直接お尋ねしたのですが、その時にはいただいたお言葉を十分理解することは出来ませんでした。
それは「どうしてそうなるんだろう?」というレベルの話で、その本当の意味が理解できたのはむそう塾を始めてからです。
そのくらい体験してみなければ理解できない理由によるものでした。
それは次のような理由によります。

「体質は食生活の変化とともに変わってしまうので、今の自分の理論は後世の人には誤りとなる危険性があるため、病気治療についての見解は残しません。宇宙の法則=自然界の法則(陰陽)が残ればよいのです。」

どうですか?
私はこの言葉の意味を理解するのに何年も費やし、今まさにむそう塾生を前にして「宇宙の法則が残ればよい」ことを伝えようとしています。
多くの人を見ていつも思うことは、体調に関するアドバイスは二人として同じ内容はないということです。
それを知り尽くしておられた大森先生だからこそ、文字として残すことはされなかったのだと、今は心底から納得出来ます。
幼稚な質問にニヒルな笑いを浮かべて答えられた師の姿を一生忘れることはありません。

 

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(玄米ご飯 by 中川善博)

 


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無双原理でみた人体発生学に魅せられて

私がマクロビオティック指導の大家である大森英櫻先生から習ったことの中で一番影響を受けたのは、無双原理でみた人体発生学でした。
人類の誕生のみならず、人間の体はこんなふうにして出来上がって行くのか!という驚きとともに無双原理に惚れた瞬間でもありました。
生命の仕組みを無双原理でとらえることによって、腑に落ちることがたくさんあったのです。
大森先生ご自身、宇宙法則による発生学によって望診を絶対間違わないようになったとおっしゃって、その影響もあって望診の世界にも興味を持ちました。

今ではむそう塾を通じて望診の日々ですが、無双原理を学んで本当に良かったです。
相手がまだ口にされないことでも、ドアを開けて入って来た途端に察しがつくようになりました。
理由は簡単。
人は小宇宙を抱えて生きているからなんですね。
その小宇宙を無双原理に当てはめれば答えが導き出されるわけです。

しかしこれは頭で答えが出るのではなく直感で出るのです。
その直感は神経系なので尾骨が担当します。
尾骨は人間がまだ動物だった時のシッポの名残です。
つまり本能の部分ですね。
でも頭だけで物事を考える癖がついていると直感が衰えます。
腸をクリアにして尾骨を元気にしておかなければ直感が鈍ります。

そういえばオヘソから尾骨・生殖器までの30センチ足らずのところに、人間にとって大事なものがビッシリ詰まっています。
消化吸収する小腸系、排出する大腸系、そして生殖系。
頭のほうにばかり氣が行っていて、お腹のほうがお留守になっている現代人が多すぎます。
昔から丹田の重要性が説かれているように、氣の集中はやはり腹部にあると無双原理の発生学は教えてくれました。

腸と脳は連動していることを考えると、緊張したりストレスがあったり悲しいことがあると、食欲に影響するのは当然だと思えますね。
それが理解できたなら、腸の状態を改善することによって考え方も改善出来ると思いませんか?
それを宇宙の法則を用いて説明してくれたのがマクロビオティックです。
そして、そのためのお食事がマクロビオティック料理です。

腸を理想的な状態にするために、マクロビオティックの陰陽理論を使ってお料理をします。
それを続けていると知らず知らずのうちに生きやすくなり、人生が愉しくなります。
それは頭で「生きやすくしよう」「愉しくしよう」と思ったのではなく、お腹の部分から結果として感じているのです。
これがまさに「宇宙とともに生き」ていることなんだと思います。

こちらにご紹介した「腸を鍛える方法」は、マクロビオティックそのものではありませんが、全体として共通している部分が多いです。
まだマクロビオティックを知らない人、あるいはマクロビオティックを敬遠している人には、こちらの方法の方が受け入れやすいことでしょう。
どの方法でも良いですから、実行しやすいものからチャレンジしてみると体の変化を感じるはずです。

さあ、季節は春に向かって始動し始めました。
厚いコートを脱ぐように、あなたの体の中にある古いコートも脱いでみましょう。
身軽で新しい動きが出来るようになるはずですよ。
頭の判断は誤作動しますが、腸は正直です。
いつも腸と対話しながら生きてみましょう。
気がつけば思考の重心が下におりて、心地良い安定感が満ち溢れる日々になっていることでしょう。
その鍵を握るのはあなたの食べ物です。

 
 

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「眼鏡のとよふく」 

「眼鏡のとよふく」
このお店の話を聞いたのは知り合いの編集者さんから。
もう何年も前のことです。
千葉県にあるこの眼鏡屋さんは、昭和天皇御用達の実績あるお店らしいのです。
私は当時眼が悪くなかったので、いつか眼鏡が必要になったら行こうと思っていました。
ということは老眼ということ(笑)
今はしっかり老眼になって、このお店の必要性を感じているところです。

ところでこのお店は検査に2時間ほどかかり、その後もお話があって4時間ほどかかるため、お食事を召し上がる人も多いそうです。
そのお食事はお店の中にある穀菜食かふぇ。
なんとマクロビオティック料理がいただけるらしいのです。
そんなユニークで力のある眼鏡屋さんなので、私は早く行きたいと思っています。

偶然にもTwitterで実際に行かれたかたの記事を発見しましたので、リンクさせていただきます。
目で悩んでいる人は必見!伝説のメガネ屋さん「眼鏡のとよふく」に行ってきた

 
 

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