マクロビオティックの指導現場から(1)愉しい時間を多く

まな板 むそう塾

 
 

マクロビオティックって、正しく取り込めば凄いエネルギーを生み出します。
でも、間違って取り込むと、体調不良に悩まされます。
その上に「洗脳」されたかのような思考に陥り、友人や親からも距離を置かれます。
そんなことのないように、むそう塾では手渡しでマクロビオティックをお伝えしています。
確実にフォロー出来るように。
フォローのために日夜365日休みなしです。
それでも愉しいです。
労働時間としては想像を絶する時間数なのに。

愉しい時間を1時間でも1分でも多く。
そんな時間を過ごしていると、人間は自然にプラス思考になれます。
でも、悲しく、不安になる時間を過ごしていると、自然にマイナス思考になってしまいます。
今のあなたは毎日どんな時間を過ごしていますか?
ただ漠然とではなく、手応えのある、しかも目に見える形で自分の思考を確認して、人生をより良い方向で生きられるようにする方法があります。
それがお料理です。

お料理にはあなたのすべてが表れます。
心の中も、身体的特徴も。
合わせ鏡のようにあなたの「今」を反映します。
まな板はそんなあなたのすべてを知っています。
あなたの涙も笑いもすべて吸い取っています。
新たな年を迎える前に、今年のあなたを整理しておきましょう。
大掃除とともにあなたの心のホコリも落としておきましょう。

そしてまた、来年は素敵な時間をまな板と過ごせるように、氣を込めておきましょう。
マクロビオティックの考え方は、あなたに安心と健康を運んで来ます。

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ | コメントする

笑顔

笑顔 むそう塾

 

みんなどうしているかな?
お料理作っているかな?
頑張っているかな?
みんなに会いたいな。
講座がないと、ちょっと寂しい私です。

 


カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント

<必読!> 2014年度各コース日程変更のお知らせ

すでにご案内しておりました2014年度の下記コースの日程を一部変更させていただきます。
理由は「幸せ再受講コース」に1月の講座を追加するためです。
その結果、2015年1月の日程は、「幸せコース」「上級幸せコース」「満足コース」ともに1週間ずつ繰り下がります。
2月にまたがるクラスも出てしまいますが、何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

【幸せ再受講コース】
・日曜クラス:1月11日を追加
・月曜クラス:1月12日を追加

【上級幸せコース】
・土曜クラス:1月10日→17日に変更
・日曜クラス:1月11日→18日に変更

【幸せコース】
・土曜クラス:1月17日→24日に変更
・日曜クラス:1月18日→25日に変更

【満足コース】
・土曜クラス:1月24日→31日に変更
・日曜クラス:1月25日→2月1日に変更

 
 

年間日程表 抜粋

 

各コースの受け付けは一区切りをつけ、ご予約くださった皆様にはこれから仮受付メールをお送りします。
今後はキャンセル待ちのみの受け付けとなりますが、ご希望に添えるかどうかは運次第ということになります。
開講までにどのような動きがあるか分かりませんので、最後まで望みを捨てることなくご希望者はご連絡をいただければリストに入れておきます。

 


カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | コメントする

むそう塾幸せコースの出汁巻き授業風景より

出し巻き玉子 中川善博 むそう塾

(出し巻き玉子 料理:中川善博  お箸の添え方に注意)

 
 

むそう塾ではマクロビオティック料理教室でありながらも、だし巻き玉子の作り方がカリキュラムに入っています。
それはむそう塾が単なるマクロビオティック料理教室にとどまらず、日本の食文化を次世代に伝承するという本来の役目を大切にしているからです。
12月はお正月を控えているので、幸せコースでは出汁巻きが授業内容でした。
新たに夏目式も採用して、進化した授業内容でした。

お正月に間に合わせるべく、今は塾生さんたちが日夜練習に汗を流しています。
中川さんのブログも連日出汁巻きの応援記事が登場し、ついには出汁巻き投稿のカテゴリーまで作っちゃいました。
というわけで、私のブログでも応援を。

動画は先日の授業中に撮影したものです。
中川さんの声が入っていて臨場感がありますね。
中川さんの言葉から学ぶことがあります。
お二人とも幸せコースは再受講組なので、初心者よりは上手なのですが、それぞれに改善点があります。

まずはAさん。

[youtube]

最後の卵液と自分がするべき巻き方の見極めがまだ出来ていませんでした。
きっと今頃はそれも解消されていると思いますが、後輩たちの中で、今その真っ只中にいる人もいますので、参考のためにアップしました。
最後は、卵液が多くなる場合と足りなくなる場合の二つがありますが、この動画は足りなくなったパターンでした。

次はBさん。

[youtube]

まだ練習量が足りないので改善点は多々ありますが、お箸の使い方が教えられた方法とは異なります。
出し巻き玉子の最後の壁を突破するのは、お箸の持ち方が明暗を分けるくらい箸使いは重要です。
そのためにむそう塾では、お箸の正しい持ち方を講座に入れているくらいなのです。
原点を大切にしましょう。

 


カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする

極上を生み出すための道具選びから学んだこと 中川善博の世界

中川善博の道具 ラテ・アート

 
 

中川さんは今、ラテアートに夢中になっています。
まるで子供が欲しかったオモチャを手にして、夢中に遊んでいるかのような感じです。
ご自身は普通の珈琲をブラックで飲んでいるのに、そんなにラテアートに夢中になるのが最初は分かりませんでした。
エスプレッソマシーンを購入したり、どんどん居住空間は珈琲関連の品物で狭くなって行きます。

先日も子供のように目を輝かせて、ミルクピッチャーの話をしてくれました。
その時に思いました。
「ああ、この研究熱心さはお料理を美味しくさせる研究と一緒なんだな」って。
私は珈琲を飲むと胃が痛くなるので、よほどのことがない限り飲みませんが、何回か中川さんの珈琲を試飲させてもらいました。
すると、私の嫌いな苦味がどんどん改善されているのです。
淹れ方はもちろんですが、豆の選定も大きく影響しているようです。

珈琲にはまったく門外漢の私ですが、中川さんがラテアートに取り組むにあたって道具をあれこれ工夫される姿は、包丁砥ぎの角度や、玄米炊飯のお鍋の選び方や、様々な食材の選び方と共通していました。
それは徹底して妥協を許さないことです。
そのためには新しい道具を創り出してでも、自分の考えている世界を実現させるという徹底ぶりです。
創り出そうとしている改良点は、素人の私でも説明されるとコックリと納得できます。

ふと、なんでこんなに中川さんは自分が飲まない珈琲のラテアートに没頭するのだろうと思いました。

ある日ボソッと中川さんからその答えをもらいました。
「塾生に、出来ないことを出来るようになれと言っているだけでは申し訳ない。自分にも、出来ないことを出来るようになる姿勢は必要だ。」ということでした。
玄米炊飯をはじめとして、桂むきや出汁巻き玉子など、難しい技術に取り組むむそう塾生はたくさんいます。
その指導は単に中川さんがすでに身につけている技術のみで行なっているわけではなく、こうしてご自身も一緒に塾生の気持ちを共有しながら上を目指しているのです。

そのために、写真のように様々なミルクピッチャーが改良を重ねて並んでいます。
まだまだ中川さんの研究は続いています。
今、出汁巻き玉子の練習をされている皆さんも、中川さんの基本に忠実な生き方を励みに頑張ってください。

つくづく思います。
上達とは、奇策があるわけではなく、たゆまぬ練習と工夫する心が裏打ちするのだと。

 
 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理 | コメントする