「マクロビオティック料理教室 むそう塾」盛付けの美学

マクロビオティック料理教室 むそう塾 中川善博1

(盛付けの授業から 料理&盛付け:中川善博)

 
 

マクロビオティック料理教室 むそう塾 中川善博2

(真上から)

 
 

幸せコースの盛付けの授業が終わりました。
三日間同じ内容で講義をしましたが、いかがだったでしょうか?
難しいと思われた方、楽しいと思われた方、それぞれでしょうが、日本人なら最低知っておいてほしいことをお伝えしました。
後は日々実践あるのみです。
これからでも良いですから、どんどん感性を磨いてください。

それにしても中川さんの盛付けは速くて綺麗でしたね。
こうして写真で見ても氣が引き締まります。
バランスの取れたものには美学があります。
あなたもこれからそんな世界をお楽しみください。

 
 

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赤ちゃんの衣類についても氣の流れを考えましょう

赤ちゃん マクロビオティック むそう塾

 
 

麗可ちゃんからにっちちゃんの赤ちゃんを抱いた写真が送られて来ました。
真っ先に目が行ったのは麗可ちゃんの太ももでした(笑)
なかなか色気のある良い太ももです。
やっぱり女性はこうでなくっちゃね(^^)v

ところで、この写真で一番気になるのは赤ちゃんの着ているものです。
室内着としては厚すぎますし、もしかして素材が綿でないとしたらNGです。
石油製品で赤ちゃんを包み込まないでください。
何が問題かというと、足の裏まで包まれてしまっていることです。
このようなぬいぐるみ的なものは可愛らしさがあってデザインされるのでしょうが、まだ寝てばかりいる赤ちゃんにとっては迷惑な衣類です。
だって、赤ちゃんは大人より感覚が敏感で、これからさらに五感を育てて行く時なのに、最も大切な足の裏まで包んでしまって良いはずがありません。

そのうえ、このままお布団に寝かされるんですよ。
大人だって考えてくださいな。
靴下を履いてお布団に入りますか?
もしそのようにしたら、気持ちが悪いし、変な汗をかきませんか?
それは足の裏は第二の心臓と言われるほど大事な場所であり、たくさんのツボが密集しているからです。
足の裏は氣が出入りするところなので、大人も子供も裸足が理想です。

可愛いからと言わないで、赤ちゃんのお召しものは足首までにしましょう。
もっと短くても構いません。
赤ちゃんは大人が思うほど寒がらないものです。
おっぱいを飲ませながら、お母さんがあのちっちゃくて可愛い足をなでてあげる方がどれだけ赤ちゃんは心地よいことか。
そうやって赤ちゃんのエネルギーを上手にコントロールしてあげるのです。

それからもう一つ。
この赤ちゃんは乳児湿疹(アトピーかも?)が出てお薬をつけています。
お母さんは妊娠中にマクロビオティックを上手に取り入れていなかったので、赤ちゃんは今、お母さんからもらった余計なものを外に出したくてしょうがない時です。
それは体中から出そうとしているのですが、当然のことながら足の裏からも大量に出します。
それなのに、その場所が包まれてしまっているので、赤ちゃんには鬱積した状態になっています。
つまり、赤ちゃんは排毒がうまく出来ないのです。

ですから、よけいやわらかいお顔からの排毒に集中してしまうわけです。
もっと衣類を開放的にしてあげて、首もとももっと開けてあげましょう。
お風呂上がりの赤ちゃんは総じてご機嫌です。
それは一糸まとわぬ開放感が心地よいからです。
できるだけ赤ちゃんは裸に近い状態で育てること。
必要最小限の衣類にとどめること。
これがアトピーかもしれない赤ちゃんにとっては、薬にもまさる育て方です。

少し前までは裸でお母さんのお腹にいたのですから、その環境に近いほど赤ちゃんは安心してストレスが少なくなります。
マクロビオティックの食事でアトピーを治そうとやっきになっているお母さんをみかけますが、赤ちゃんの氣の存在を無視している人が圧倒的に多いです。
ぜひ、赤ちゃんになったつもりで、人工的なことは極力避けて育てましょう。

にっちちゃん、辛口の記事を書きましたが、赤ちゃんが少しでも気持ちよくご機嫌に育ってくれることを願っています。
京都はそんなに寒くないから、富山と同じにしないようにね。

 
 

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笑顔

マクロビオティック 赤ちゃん

 
 

なにがそんなに可笑しいの?
(´∀`*)ウフフ

にっちちゃんの赤ちゃんがこんなに大きくなりました。
そしてこんなに可愛い笑顔を見せてくれます。
もう少ししたら歯が生えてくるね。
どんどん可愛くなりますよ〜♪

スタッフの麗可さんが、中川式稲荷寿司を作ってにっちちゃんに会いに行ってくれました。
稲荷寿司のあまりの美味しさに感動していたそうです。
京都人のご主人様には、絶対お口に合う美味しさだと思いますよ。
きっといつか稲荷寿司が習えるようになってね。
待ってます♪

 
 

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お気づきですか?「変更点は一つ」(美味しいお料理のために)

塾生さんの復習作品を見ていて思うのは、むそう塾の料理指導の原理原則を忘れていることです。
忘れた上で作られたお料理を「美味しく作れないんです〜」と言ってメールを送って来ます(笑)
それはそうです。
教えたとおりに作っていないからです。

一般的にはレシピを手に入れて、そのレシピどおりに作れば良いとお考えでしょうが、むそう塾のレシピはそれよりもっと細かい点が美味しさを分けます。
極端に誤解を恐れずに言えば、もしむそう塾の覚え書きを拾ってそのとおりにお料理をしても、絶対美味しくならないような内容です。
覚え書きには書けないような微妙な加減が教室では展開されているからです。
その微妙な加減が美味しさを作り上げます。

ところで、むそう塾の料理指導における原理原則の一つは、玄米投稿でもよく登場する「変更点は一つ」というものです。
お気づきですか?
むそう塾で習ってご自宅に帰れば、それだけで環境の変更があります。
次に水の変更があります。
それは仕方ないとしても、お鍋の変更に気づかない人が多いです。
この影響はとても大きいです。
特にむそう塾で使用しているシラルガンシリーズは、料理のやわらかさや加熱時間に大きく影響します。

そのことを良く理解した上で、材料は必ず同じ物を用意してから復習をしてください。
そうでないと伝えた味が再現できません。
最初から食材を変更するのは自殺行為です。
まずは教室で食材を必ず確認してから帰宅すること。
うまく出来ないから見てくださいと中川さんにメールと写真を送り、その結果食材が違っていることを中川さんに見抜かれたという人が後を断ちません。
そんなことで中川さんの貴重な時間を奪わないようにお願いします。

このようなことは本来受講されている方への連絡で済ませるべき内容ですが、お料理の本当の美味しさは、本だけでは伝わらない部分があることをご理解していただくために、一般のかた向けにも発信した方が良いと思って記事にしました。
あなたのお料理が少しでも美味しくなるヒントにしていただければ幸いです。

 
 

玄米のちらし寿司 中川善博 マクロビオティック

(玄米のちらし寿司 料理:中川善博)

 


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「リチウム電池による食道粘膜損傷」小児科学会(傷害注意速報)

最近は電池が使用されている商品がかなりあります。
形も幼児が食べ物と間違ってしまうものまであるので、子育て中の人は気をつけましょう。
ちょうど「リチウム電池による食道粘膜損傷」の文章を目にしましたので、ご紹介しておきます。
文中にある【こどもの生活環境改善委員会からのコメント】 もぜひお読みください。
下記に引用しておきます。

【こどもの生活環境改善委員会からのコメント】
1.
ボタン電池の誤飲は比較的よくみられ,症例報告も多い.誤飲する現場を見ていれば,ボタン電池の誤飲としてすぐに受診できるが,保護者が誤飲現場を見ていない場合も多い.2~3 歳以下で,突然の嘔吐 や流涎を診た場合には疑う必要がある.中には,置いてあったボタン電池が見当たらないために「誤飲 した」と早とちりして受診することもある.
2.
喉頭,食道にボタン電池が停滞すると緊急度,重症度が非常に高くなる.犬の実験によると,食道にボ タン電池が 4 時間停滞すると食道粘膜に糜爛が認められる.食道を通過して胃内に入ると,72 時間以内 に 85.4% は便の中に自然排泄される1)とされており,緊急度,重症度は低くなる.これら,誤飲後の経 過時間,電池の残存起電力,ボタン電池の停滞部位など,いろいろな要因が傷害の重症度に関与してお り,臨床的な判断に窮する場合が多い.わが国では,胃内にあるボタン電池も取り出される場合が多い. ボタン電池の誤飲について,コンセンサスが得られた治療ガイドラインはない.
3.
ボタン電池は,子どもが接する家庭内の電気製品,玩具などに広く使われており,子どもが接触する機 会は多い.ボタン電池の包装は,子どもが開けにくい包装にする必要がある.また,電気製品や玩具など,ボタン電池を収納している部分の蓋についても,子どもが開けにくい構造にする必要がある.
4.
今後も,電気製品の軽量化,小型化,薄型化が進み,ボタン電池が使用される頻度は高くなる.また,長時間使用できるように電池の起電力を高くする傾向がある.すなわち,ボタン電池の誤飲事故が増え る可能性がある.今回示したような傷害を予防するためには,乳幼児が飲み込みやすく,喉頭,食道に 停滞しやすい現在の「ボタン」サイズについて検討する必要がある.最近では,コピー用紙の 1!3 の厚 さのフィルム状(5cm×5cm)の電池などが開発されている.
5.
後遺症を残す可能性があるボタン電池誤飲の危険性について,医療現場から広く社会に訴える必要があ る.小児科医は乳幼児健診の場などを利用して,保護者に訴える必要がある.
文献
1)Litovitz TL:Pediatrics 75:469―476, 1985

リチウム電池による食道粘膜損傷


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