鱧蕎麦 鱧と万願寺唐辛子のペペロンチーノ

鱧蕎麦 松葉 京都

 
 

(鱧蕎麦:松葉 京都駅店)

今年も鱧(はも)蕎麦の季節になりました。
こうして毎年鱧蕎麦をいただくようになって早くも7年。
すっかり心が京都に定着して来ました。
埼玉より京都のお水の方が私の体に多く入り、京都の空気を吸い、京都の景色を眺め、祇園祭りの光景にも懐かしさを感じ始めるようになりました。
環境の影響は大きいものです。

ところで、京都高島屋の「アルポルト カフェ」の新作メニュー「鱧と万願寺唐辛子のペペロンチーノ」は、なかなか美味しかったです。
いつもならペペロンチーノは油っぽくてどちらかというと避けたい私でしたが、「鱧と万願寺唐辛子のペペロンチーノ」は和風スープが効いていて、さっぱりした仕上がりになっていましたよ。
鱧が美味しいうちに召し上がってみるのも良いですね。

 
 

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心の自然治癒力 愚痴は心の不法行為の既遂

7月の講座が昨日で終わりました。
さあ、次は怒涛の8月連続講座の始まりです。

色んな人を観察していて思うのですが、うまくいかない時にはその人の思考や生き様が手に取るように分かって非常に勉強になります。
何歳になっても学びがありますね。

人は生まれながらにして自然治癒力を備えています。
ですから心の方も当然ながら自然に愉しい方に治癒されるように出来ています。
しかし何らかの理由で人は反対方向に入り込んでしまう場合があります。
理由は実に様々ですが、そんな状態になったら「あれ? おかしいぞ?」と思いましょう。
原則は目が醒めた時から寝るまで愉しいように神様は私たちを創ってくれているのですから、それと反対の心になっている時には、どこかに間違いがあると気づくべきです。
多くの場合は自分に間違いがあるのですが、悲しいかなや人間はそれを自分以外の他人のせいにしようとします。
そこからボタンの掛け違いが起きて解決の道が混乱を極めます。

心が不調になったら、すぐ自分に何か問題はないかを探りましょう。
それでも自分のことは正確に把握出来ないのが常ですから、そこをしっかり計算しなくては大間違いをします。
探っても答えが見つからない時もあるでしょう。
それでもまだ答えはあるのが普通です。
最後に行き着くのは大抵の人が「感謝」を忘れていることです。
ある意味では「感謝」は万能薬だといえるでしょう。

マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、傲慢病を最も悪い病気に位置づけています。
人々は感謝を忘れて傲慢の世界に無意識に入ってしまいますから、心して常に自分に言い聞かせるようにしなければ心の治癒力は働きません。

心から愉しいこと、自然に笑顔になれること、それを感じ取るセンサーをちゃんと磨いておかなければ、知らず知らずのうちに周りに悪い氣を発してしまうことになります。
そしてその氣は廻り回って自分のところに返って来ます。
ですから、まずは自分がその第一の悪い氣を発しないことが、表向きは周りの人のためであるように見えても、結果としては自分のためになるのです。

良い氣を発しない人のもとには良い氣は集まりません。
ですから私は、悪い氣を発する人は第三者に対して氣の不法行為をしていると考えています。
誰であっても第三者に不法行為をする権利なんかありません。
それは相手が赤ちゃんでも幼児でも同じです。
自分の目に輝きがなくなったら、それは不法行為のスタートだと思いましょう。
ため息なんて完全な不法行為の着手です。
ましてや愚痴なんて不法行為の既遂です。

こうして私たちは知らず知らずに他人を傷つけながら生きているわけですから、意識出来たことだけでも即刻直しましょう。
それがあなたの心の自然治癒力を高める道です。

 
 

紅花 むそう塾 マクロビオティック

 
 

(紅花 7月26・27日の教室の掛花)

 
 

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桂剥きの芯を印鑑からストローの細さにする指先

まずは左手の指先に注目。
これから包丁の刃に向かって送るところです。
指で一番長いのは中指、その次に長いのは薬指。
だから、3本のうちで一番短い人差し指に合わせて中指と薬指を調整しなければ指紋センサーは働きませんね。
桂剥き むそう塾5

 
 

次はストロー剥きの出来る舞ちゃんの指先です。
中川さんに比べると指が4本(^^) これは舞ちゃんの指の方が細いから? 長いから?
指先が綺麗に並んでいて、指紋のセンサーが確実に機能しているのが判ります。
ちなみにこれでもまだ完全ではなく、もう少し大根の上の方を持つのが正解です。
桂剥き むそう塾4

 
 

次は陽子ちゃんの指先です。
ちゃんと指紋センサーで感じ取ろうとしています。
最初からお料理のセンスがある人でした。
包丁砥ぎの姿勢も桂剥きのポイントも確実に押さえているのに練習の時間が取れない。
こんなことを何年も言い続けているのに改善されないのは、仕事と心中する気だからです。
ご主人やお料理より仕事の方が面白いらしい(笑)
でも、それでもお料理の上達を目指すなら、一にも二にも体力をつけるしかありません。
桂剥き むそう塾3

 
 

次は子象ちゃん。
上の3人と違うところが判りましたか?
指の指紋センサーが使えないほど指が直線です。
ここでもあなたの直線が問題に・・・。
もっとカーブを追求しましょう。
そうでないと反面圧がうまく出来なくなります。
桂剥き むそう塾2

 
 

ところで、こんな形の大根で剥いてみるのも自分の欠点を確実に知ることが出来て勉強になります。
写真はおはるちゃんの作品ですが、△の大根をその形のままに剥こうとしたのに、残った芯は▽になってしまったのです。
いかに反対のことをしているか一目瞭然ですね。
桂剥き むそう塾1

 
 

それらが克服出来ると、次のようなストローの細さまで剥けるようになります。
せっかく中川さんから桂剥きを習っているのですから、全員がそこまで目標を掲げて到達しましょう。
コツとか裏技は一切ないそうで、ひたすら練習あるのみだそうですよ。
傲慢には無縁の謙虚な気持ちのみで。
桂剥き むそう塾6

 
 

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桂剥きの芯 こんなに細くなるまで剥けるむそう塾生!

桂剥き むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

昨日の満足コースで塾生さんが剥いた大根の桂剥きの芯です。
一番上:舞ちゃんの芯
上から2番目:中川さんの芯
上から3番目:爪楊枝
一番下:マッチ棒

 
 

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「からだの自然治癒力をひきだす生き方」と玄米食

からだの自然治(癒力を引き出す生き方 大森一慧著) マクロビオティック1

 
 

からだの自然治(癒力を引き出す生き方 大森一慧著) マクロビオティック2

(からだの自然治癒力をひきだす生き方 著者:大森一慧)

2009年に出版されたこの本は、ご本人は遺書のつもりで書かれたと聞いています。
それほどこれからの人に伝えたいことが「自然治癒力をひきだす方法」だったのでしょう。
私もこれだけマクロビオティックに没頭した生き方をしているのは、やはりこの方法が素晴らしいからに他なりません。
自分で体験しても同じように感じます。

その方法の第一歩は主食を玄米に変えるところから始まります。
むそう塾も同じく玄米を炊くところから始めているのですが、どうもおかずの方に関心のある人が多いようです(苦笑)
でもね、騙されたと思って3か月でもいいから玄米を食べてみてください。
きっと心身の変化に驚かれることでしょう。
玄米の炊き方はこちらの愛クラスでお教えしています。
ただいま受付中です。

この「からだの自然治癒力をひきだす生き方」は、まさに生き方を考える本なので、これからを生きる若者にも読んでいただきたい本です。
もし今あなたが人生を真剣に考えていらっしゃるなら「10代からのマクロビオティックス」久司道夫著とともにお読みになってください。
必ずや目からウロコが落ちることでしょう。

 
 

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