昨日は「第81回 むそう塾 愛クラス」を開催しました。
再受講のかたが6名、新人さんが4名でした。
内訳は宮城県1名・栃木県1名・東京都2名・石川県1名・愛知県2名・大阪府1名・兵庫県2名です。
昨日の愛クラスでは、春夏向きの玄米ご飯の炊き方をお伝えしましたので、リピーターさんも大いに勉強になったことでしょう。
真冬の寒い季節と汗のかく季節では炊き方が違って当然です。
ふっくらとやわらかいのにサラッとしている食べやすい玄米ご飯の炊き方です。
今回も他のマクロビオティック料理教室に通われたり、本で勉強したけれど玄米ご飯がうまく炊けないからとむそう塾に来られた人がいました。
多いですね。お料理は教えても玄米ご飯の指導をしっかりしないところが。
むそう塾はまず玄米ご飯を合格点に達するように炊けなくてはお料理を教えないという一風変わったマクロビオティック料理教室です。
玄米ご飯を消化吸収よく炊きあげるというのは、それほど難しいことであり、だからこそ白米を乗り越えて主食の王座になれない理由なのです。
でも、健康のためには白米より玄米の方が優れている点が沢山あります。
その良さはこのブログでもたくさん記事にしていますので、もうご存知のかたも多いと思います。
白米と同じように炊き上がり、白米感覚で食べられるほわっとした玄米ご飯は、中川式玄米ご飯の特長なのですが、その消化吸収の良さゆえに、それまで改善がみられなかった病気がお薬を飲まなくても良くなった例が多々あります。
そのような報告をもらうと本当に嬉しいです。
あるいは妊娠報告も嬉しいですね〜。
むそう塾をしていて本当に良かったと思える瞬間です。
人間の生命の要は心臓だと思われる方が多いかも知れませんが、実は消化器系が鍵を握っています。
食べたものをしっかり消化吸収できる力が生命の源なのです。
ですから、人間はいかなる理由があっても食べられなくなったらお終いなのです。
胃も腸もしっかり動いてこその人間です。
そのためには噛むことも大事です。
それらのごく当たり前のことを大切にしているのがマクロビオティックの考え方であり、その考え方にそって実際に体に良いお料理をお伝えしているのがむそう塾です。
まずは主食であるご飯をしっかり炊ける人になりましょう。
主食がしっかり確立できると、精神的なブレが少なくなって安定してきます。
それが食べ物の持つ力ですね。
陰陽というものの見方や考え方を知って、その陰陽バランスを調えることで、人生を何倍にも楽しめるワザのスタートがマクロビオティックの食べ方です。
大いに活用なさってください。
あなたも主食を大切に出来る人になりましょう。
なお、6月7日に開催予定の「第82回 むそう塾 愛クラス」はこちらからお申込みできます。
(黄金柑と山独活のすいすい 料理:中川善博)
(すいすいの汁と黄金柑)
福ZENで出されたすいすいのお汁があまりにも美味しくて「もっと飲みたい!」と言ったら、中川さんが「黄金柑を入れて飲むと美味しいよ」と器に黄金柑を入れてくれました。
まるでお吸い物の吸口の柚子のように、ぷわ〜っと高貴な香りがしてきて何とも幸せな気持ちになりました。
まるで「美味しさに酔う」状態でした。
あ〜、今思い出してもヨダレが出ます(^q^)
(黄金柑はクルッと皮をむいていただきます。)
あ〜、おいしかったヽ(^。^)ノ