大学生がマクロビオティックを知って玄米ご飯を炊いてくれる喜び!

昨日パスポートを取得されたOkさんからメールがありまして、その内容がとても嬉しかったので記事にさせていただきます。
Okさんは秋田の大学に通っていて、寮にお住いです。
昨年は留学中で、その間に体調を崩して私のところにメールがありました。
メールでアドバイスをしながら、先日の愛クラスに備えていたのですが、とても過去記事をしっかり読み込まれているので、お鍋の準備や玄米投稿もスムーズに流れて、無駄な時間を作ることなく、6回の玄米投稿でパスポートに到達しました。

正味6日間でパスポートを取得できたのは、Okさんの頑張りもありますが、今回の愛クラスから導入した「ふうわりさん」のおかげによるところが大きいと思います。
ふうわりさんの威力は絶大で、中川さんがこれを開発して良かったのかどうかと悩む場面があるくらいです。
でも、基礎力をしっかりつけてあげたいという中川さんの気持ちとは裏腹に、なかなかパスポートレベルの炊き上がりにならずに脱落してしまう人の胸中を想い、私が強力にプッシュした経緯があります。

今回パスポートを取得されたOkさんも、もしかしたらふうわりさんがない時なら苦戦されたかも知れません。
しかし、早く美味しい玄米ご飯を召し上がって体調を改善してほしいので、これで良かったのだと思います。
これからお米が変わったり、季節が変わったり、あるいはご自身の心境変化によってうまく炊きあがらない日が出てくると思います。
そんな時には愛クラスで教えられた原点に戻って、一つひとつつぶして行ってください。
それでも分からない時には、どうぞ中川さんにメールとお写真を送ってアドバイスを仰いでください。

むそう塾はずっとOkさんをサポートしています。
これからのOkさんの人生にとって、むそう塾が信頼できる心のより処になってくれたら嬉しいです。
そしてまた、私も中川さんも、Okさんのようにお若い方が玄米ご飯を炊いてくださることをとても嬉しく思っています。
大学生の頃から食生活を整えておけば確かな体力がつき、これから目指す生き方が良い方向に進んで、満足度の高い人生になるからです。
世の中は職種にもよりますが、一に体力、二に体力、三四がなくて五に金力かも知れません(笑)

それにしてもあなたの中学3年時のお話は、生き方の最大ポイントを教えていただいていますね。
お話しくださった先生も素晴らしいけれど、それをちゃんと意識して生きていらっしゃるあなたは本当に素晴らしいと思います。
そのようなお若いかたとご縁が出来たことも嬉しいです。
あなたが求めていらっしゃる世界は、マクロビオティックの考え方が大いに参考になりますので、ぜひマクロビオティックの陰陽も取り入れて暮らしてみてください。
これからのOkさんに期待しています!

 
 


<Okさんからのメールより>

美風さん、中川さん、

パスポート取得のご連絡をありがとうございます。
ブログ記事を拝読し、さっそくコメントさせていただきました。

愛クラスに参加させていただいてから今日でちょうど1週間ですが、年明け早々とっても濃い1週間だったな、と思います。
ネットを介して一方的に知っていた方々と実際にお会いし、どれだけ過去記事を辿ってもずっと謎のままだった”中川式玄米ご飯”の炊き方を教えていただき(福zenも本当に美味しくて!)、Twitterではさらに多くの方と繋がり応援していただいて。デモの玄米ご飯をいただいた時にはその力に思わず「お腹が温かい…!」と口にしていましたが、帰路につき秋田での生活に戻った後も、ネットを通じて(こんなに真っ直ぐで心の温かい方々ばかりが集まる場所があるんだなあ…)と心までポカポカとするのを感じました。

中学三年生の時、通っていた中高の先生のお一人が朝礼で、「良いものを通してつながった関係は、そこにさらに良いものをもたらしてくれるものです。ですから誰かと知り合い仲良くなるのなら、自分や他の誰かを貶めたり批難したりするような悪い行いではなく、勉強でも部活動でも何でも、切磋琢磨してお互いをよりよくしていけるような良い行いを通してつながっていって下さい。」と仰っていました。このお言葉はなぜかずっと私の心に残っていて、今も行動する上での基準の一つとなっているのですが、むそう塾はまさにこの言葉を体現したものだと思います。マクロビオティック風?に言い換えるのならば「良い氣がさらに良い氣を呼び込む」となるのでしょうか。年の初めからこのような清々しい場・方々とのご縁を結ぶことが出来たこと、改めて神様と家族(特に母)に心から感謝したいと思います。

今後は将来に向けて本業である学業最優先!な日々となり、残念ながら幸せコースに通うことは当分叶わないと思いますが、その間も今回教えていただいた”中川式玄米ご飯”をパスポート品質で炊き続けて、何事にも簡単には挫けない体と心を養っていきたいと思います。(今は自分ひとりで精一杯ですが、いずれは両親・そして将来の家族の分まで!)
今回はパス取得という出発点まで根気よく伴走して下さり、本当にありがとうございました。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。また京都でお目にかかれる日を楽しみにしています。

Ok(85-3)

追伸:来週火曜より、大変お世話になっている大好きな先輩(女性)との2人暮らしがついに始まりますが、もし先輩に玄米ご飯の炊き方について尋ねられた際には迷わず「京都に行ってらしてみて下さい!」とお伝えしますので、どうぞご安心下さい。行動力があり、それでいて思慮深さも備えた自慢の先輩ですので、本当に興味を抱かれた日には愛クラスに参加されるかもしれません^^<秋田美人です♡

 
 

玄米ご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(玄米ご飯 料理:中川善博)

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, むそう塾 パスポート発表 | 2件のコメント

第189次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<189次 むそう塾 パスポート取得者>
Ok(85−3)さん

<寸評>

◆中川善博より
若い力で、繊細な理解力でパス一番乗りですね。素晴らしいです。
良い米にも巡り合えたことにも感謝して大事に炊いていってください。
これからいろんな事が起きたり、いろんな気分になったりするでしょうが、パスポート品質に炊いたご変はあなたの芯を創ります。
心丈夫な人になってください。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
しっかりと過去記事を読まれて、要領よく玄米投稿を続けられましたね。
途中でお米が変わって、ちょっと気持ちが下がり気味になりましたが、Twitterでのやりとりでうまく復活してくれました。
寮生活の制約のなかではありますが、頑張って休まず玄米を炊き続けて偉かったです。
この美味しい玄米ご飯を食生活の中心に据えて、残りの大学生活を元気にお過ごしください。
3月の帰省時には、お母様を始めとするご家族様にもぜひ玄米ご飯を召し上がってもらってくださいね。
そして、ご感想もお聞かせください。
おめでとうございます。

むそう塾 玄米の炊き方指導 パスポート

 
 

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イタリア米の玄米ご飯とエルメスの器 そして丹田の充実

白米のようにやわらかい玄米ご飯 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(白米のようにやわらかい玄米ご飯 料理:陰陽京料理人  中川善博)

何ともしっくり来るこの表情。
実はこれはご飯茶碗ではないのです。
でも、パッと見た時気に入って、「これにご飯を盛りたい!」と思って何年も前に購入したものでした。
氣というのは恐ろしいものです。
この器にピッタリ合ったのはイタリア米の玄米ご飯でした。
白米では器もご飯も冴えません。
かたい炊き上がりの色黒玄米ご飯では悲しすぎます。
ここはやはり中川式の色白玄米ご飯がピッタリです!

ところで、玄米ご飯の炊き方には色々ありますが、消化吸収のことや、一生食べ続けられるレベルかどうかを考えると、それはそれは情けないほど限られてきます。
多くの人が食べてみて、体で感じてみて、体調が良くなっていく結果が伴っているのがこの中川式です。
特筆すべき中川式の特長は、なんといってもふっくらとして白米のようなやわらかさがあること。
次に嫌な臭いがないこと。
そして極めつけは消化吸収が抜群に良いことです。

ですから、玄米ご飯につきものの「よく噛む」ということを忘れても胃腸を傷めません。
お子様やお年寄りでも抵抗なく食べられて、癖がないためお魚やお肉とも相性抜群なので、白米と同じようにおかずを選びません。
そしてその結果はお通じの良さになって体感します。

先日も妊娠中で玄米ご飯が食べられなかった人が、中川式の正しい炊き方で炊いた玄米ご飯を食べたところ、「根こそぎ出る」(本人の弁)感じでお通じがあったそうです。
色気のない表現に笑ってしまいますが、きっとこれが実感だったのでしょう(笑)
素直な方です(^^)

それから、初めて玄米ご飯の炊き方講座(愛クラス)を受講してくださった大学生が、中川式玄米ご飯を1食召し上がっただけで、その後「お腹のあたりが温かいです」と仰っていました。
それはちゃんと玄米ご飯が吸収されつつあることを示しています。
この温かさが腸を改善し、体の中心軸である丹田まわりを充実させるのです。
ここが満ちてこそ、心身の充実が得られるのです。

健康の中心は心臓ではありません。
脳でもありません。
丹田が良い氣に満ちて冷えていないことが必須条件です。
ここが満ちた生き方をすれば、あなたの人生は悔いなしです。

 
 

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<必読>じっくりコース受講生の皆様へ

じっくりコースの2〜4月の講座内容についてのお知らせです。
前半の基礎特訓も終わり、後半はお楽しみ復習に移りました。
1月はお魚料理でしたが、日曜クラスの今後のご希望をお伺いするのを忘れておりました。
月曜クラスのご希望は次のようになっていますが、日曜クラスのご希望をお伺いしたいと思います。
ご希望があれば調整しますので、コメント欄にご記入ください。
もしコメントがない場合は月曜クラスと同じ内容になります。

<じっくりコース2〜4月の復習デモ内容>
【2月】
鴨雑煮 菊花蕪 あちゃら漬け 膾(なます) 飾り切り
【3月】ちらし寿司
【4月】巻き寿司

 
 

(鴨雑煮)
むそう塾4 鴨雑煮

 
 

(松葉柚子)
むそう塾5 松葉柚子

 
 

(梅人参)
むそう塾8 梅人参

 
 

(結び紅白)
むそう塾6 結び紅白

 
 

(あちゃら漬け)
むそう塾2 あちゃら漬け

 
 

(膾)
むそう塾3 膾

 
 

(菊花蕪)
 菊花蕪 むそう塾1

 
 

(玄米ちらし寿司)
むそう塾9 玄米ちらし寿司

 
 

(薄焼き玉子)
むそう塾10 薄焼き玉子

 
 

(錦糸玉子)
むそう塾11 錦糸玉子

 
 

(花びら生姜)
むそう塾14 花びら生姜

 
 

(花蓮根)
むそう塾15 花蓮根

 
 

(巻き寿司)
むそう塾12 巻き寿司

 
 

(巻き寿司)
むそう塾13 巻き寿司

 
 

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「地鶏の西京焼き 青菜ポン酢浸し敷き」(中川善博の陰陽料理レシピ付き)

鶏肉の西京焼き1 中川善博

 
 

鶏肉の西京焼き2 中川善博

 
 

(地鶏の西京焼き 青菜ポン酢浸し敷き 料理:京料理人  中川善博)

先日いただいたお料理がとても美味しかったので、中川さんにレシピをおねだりしてしまいました。
お肉の重さ(強さ)を酸味が軽やかにしてくれて、とても食べやすいお味でした。
そして、鰆の西京焼きや地鶏の塩焼きより陽が強いことも実感しました。
それは添え物がキャベツや葱ではバランスが取れないからです。
ここはやはりレシピどおり菊菜を使うべきだと舌が納得しました。
そして、やはりほうれん草とミックスが食べやすいです。これは結構重要です。
お弁当のおかずにもピッタリだと思いますので、ぜひ完全コピーでお試しを!

 
 

<中川善博より>

【地鶏の西京焼き 青菜ポン酢浸し敷き】(2〜3人前)

地鶏もも肉一枚をあら味噌に漬ける。(鰆と同じ配合)
地鶏は3日以上漬けること。
菊菜(春菊)1袋と菠薐草1袋を茹でて流水にとり硬く絞って5センチに切りほぐして混ぜる。
皿に混ぜた菊菜と菠薐草を敷きつめ、地鶏の焼き上がりを待ってポン酢しょうゆをふりかける。
焼きあがった地鶏を1口サイズに切り分け盛り付ける。
(かなり熱いけれど我慢して素速く!)

ここで使用しているのは大葉の広葉種の菊菜である。
春菊の違い
切葉種と広葉種
葉の切れ込みが細かく深い切葉種で株立ち中葉(軸がある) おもに関東で春菊といえばこれである。
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葉の切れ込みが浅く少ない広葉種で株張り大葉(軸が無い)おもに関西で菊菜(きくな)と呼ばれるのはこちら。
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