第242次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第242次 むそう塾 パスポート取得者>

Ku(100-2)さん (2016.9.25受講)

<寸評>

◆中川善博より
長い時間をかけて疲弊しきったあなたのお腹は美味しくパス品質に炊けた御飯と糠漬けをもってしてもなかなか復活してくれませんが、必ず快腸な毎日が来ることを保証しますので絶対にめんどくさがったり飽きたりしないで炊飯を続けてくださいね。
これからは幸せなことしかおこりません。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
数年前に取得されたパスポートを返上してでも、玄米ご飯をもう一度基本からしっかり習い直したいと愛クラスを受講されたあなたですが、その動機がよく分かりました。
すでにあなたの体は悲鳴を上げていたのですね。
それを原因がわからないまま、「今のままではいけない」と何となく思われたのだと思います。
愛クラスで近況をお伺いすると、改善点が盛り沢山の生活をされていました。
あなたの体が弱いわけでもなく、あなたが悪いわけでもなく、正しく働こうとする体からの信号だけがそこにありました。
つまり、体の使い方が悪かっただけなのです。
こういう人が実に多いですね。
最近の大きな傾向です。
それほど現代人は体の使い方を間違っています。

幸いにして、愛クラスでアドバイスしたことを実行して、一気に環境が変わりつつあります。
あなたの腸の改善はそれとともに良くなるはずです。
ここで一度区切りをつけますが、これからもあなたとは定期的に体調チェックをしますので、糸の切れた凧のようにフワフワと飛んで行かないでください。
一緒に体調を改善して、笑顔で結婚しましょう。
ご夫婦になって一緒に住むと、ググーンと体調が良くなりますよ。
陰陽バランスが整ってくるからです。
楽しみですね♪

 
 

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(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

 
 

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 

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カテゴリー: むそう塾 パスポート発表 | 2件のコメント

中川式鉄火味噌を2名の方にお分けします

マクロビオティックの世界では知らない人はいない鉄火味噌ですが、本当に美味しい鉄火味噌にはなかなか巡り会えません。
このお料理は包丁がよく切れること、刻みが正確で早いことが第一条件になるので、質が良くて美味しい鉄火味噌はとても難しいのです。
むそう塾だからこそ完成した「中川式鉄火味噌」は、陰性な人には最高の食べ物です。
すでに自然食品店で鉄火味噌を購入されたことのある人は、中川式鉄火味噌の美味しさに唸ることでしょう。

ということで、子象さんの鉄火味噌が出来上がりました。
しかし、先約の方がおられましたので、今回は2個しかお分けすることができません。
子象さんはお仕事が忙しくて、なかなか例年通りに作れないそうなので、今回は幸せコースに在籍中の人を優先させていただきます。
ご希望の方がおられましたら、私までメールをください。
陰陽判断をして2名の方を決めさせていただきます。
なお、材料費とお手間代がかかりますのでご了承くださいませ。

中川式鉄火味噌の凄さはこの塾生さんでも体験済みです。
「一卵性双生児をお腹に東京から京都日帰り授業の臨月」 2015.1.19

 
 

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(中川式鉄火味噌 料理:むそう塾生の子象さん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 中川式鉄火味噌の体験談 | コメントする

へぎ切りができると人生の質が上がる(プロの動画付)

玄米ご飯・お味噌汁、それに発酵食品。
あとは野菜とたまに動物性食品。
これで人間の健康は保てる。
それ以上でもそれ以下でもない。

包丁使いを練習すると、お料理の精度と味がグンとアップして満足度が高くなる。
質の良さは精神を落ち着かせる。

マクロビオティックの陰陽は、物事を判りやすく整理する。
道なきところに道をつける。

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(編笠大根 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

練習をすれば必ず出来るようになるのに、練習しようとしない人があまりにも多い。
ちょっとやってみて出来ないからもう挑戦しない。
そういう人のなんと多いことか。
あなたの人生はそんな薄っぺらなのか?
出来ないことがあるからこそ楽しいのではないのか?
挑戦することが目の前にある幸せ。
なんと幸せなことか。

 
 

【人参のへぎ切り】 2014.1.25

【人参のへぎ切り 別角度から】 2014.1.26 右手の動きに注目!

【胡瓜のへぎ切り】 2014.1.27

【大根のへぎ切り】 2016.10.15

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中川善博の「松茸入り鱧しゃぶしゃぶ」(鱧の骨切り動画付)

あ〜、美味しかった(๑´ڡ`๑)

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(松茸入り鱧しゃぶしゃぶ 料理:京料理人  中川善博  マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

今年の7月7日8日と二日間に渡って開催した「鱧の骨切り特訓講座」は、秋になって最終段階を迎えました。
それがこの「鱧しゃぶ」です。
ただの鱧しゃぶだけでも美味しいのに、さらに松茸をどっさり入れて、「松茸入り鱧しゃぶ」にしてしまうところが、なんともむそう塾らしい贅沢さです。
最初に松茸をこんなに気前よく入れて、さらに途中でもどんどん追加していきます。

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朝早くに届けられた松茸がいっぱい!

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こんな高級食材を使ったお鍋は、中川さんがかつて経営していたお店のメニューにあったものです。
「過去が活きてくる生き方 中川善博の場合」
ここに「鱧しゃぶしゃぶ」というのがありますが、それをさらに美味しくしたものが今日の秘伝コースで伝えられたものです。
むそう塾生ならではの秘伝メニューですね。

京都 万井なかがわ1

 
 

そして、この骨切りの伝授が最も宝物ではないでしょうか。
すでに動画がたくさんアップされていますが、今日の動画もアップしておきます。
ちょっと上の方から撮影した時のミシン目のような細かさに鳥肌が立った私です。

7月8日に骨切り特訓講座を受講されたじゅん子さんは、先日一足お先に「松茸入り鱧しゃぶ」をご家族やお婆ちゃんにも振る舞われました。
「鱧の骨切り特訓講座の復習 Noさん(21-2)」 2016.10.12
じゅん子さんは昨年の秘伝コースでこの松茸入り鱧しゃぶを召し上がって、その美味しさに刺激を受け、今年は特訓講座から練習を重ねて、この鱧しゃぶの日が103本目の練習になったそうです。
スタッフの麗可ちゃんも昨年から200本くらいは練習したのではないでしょうかね。
そのくらい鱧は美味しくて応用が効くお魚です。
ただし、完璧な骨切りの技術があってこそのお話ですが。

 
 

カテゴリー: 京料理人 中川善博の動画, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする

玄米ご飯の炊き上がりに関する認識の違い

私が初めて玄米ご飯を口にしたのは、もう40年ほど前のことです。
当時東京で弁護士の私設秘書をしていて、その仕事で会社の設立手続きを進めるため、西荻窪の某自然食品店に出向いた時のことでした。
しかし、その時の玄米ご飯は特別美味しいという印象は残らず、私の中ではそのままになっていました。
私は一人暮らしを始めた高校生の時から、外で食べて美味しいと思ったものは、家に帰るとそのお料理を再現しようとすることが日常だったのですが、その玄米ご飯を再現しようとは思いませんでした。

年月が経って、ある人から白米に玄米を混ぜて炊いたご飯を試食用にいただいて、私も教わったとおりに炊いてみたのですが、どうしても玄米の粒感が白米の美味しさを殺してしまっていることが気になりました。
方法を変えて3回炊いてみたのですが、素直に美味しいと思える炊き上がりにならなかったので、やはりこれは白米のみ、玄米のみ炊く方が良いとの結論に行き着き、本の最後のページに小さく出ていた東京のリマ・クッキングスクールに通い始めたのでした。

そこで習った炊き方は圧力鍋で炊く方法で、いわゆるもっちり感があって美味しく感じました。
白米と一緒に炊いた玄米の粒感はなく、「ああ、やっぱり混ぜない方がいい」と思いました。
それはそうです。白米と玄米では硬さが違うのですから、同じ料理方法にしてしまうのは乱暴すぎます。
習い始めた当初、先生が「夏になると圧力鍋で炊いたら重く感じるので、その時には土鍋で炊いてください」と言われましたが、4月末から玄米を食べ始めた私は夏が来ても重く感じませんでした。
月日が経って飽きたなと思う時には小豆を入れて、お赤飯みたいと喜んで食べていました。

しかし、さすがに小豆を入れても、麦を混ぜても、土鍋で炊いても、玄米を美味しく感じなくなる日がやってきました。
玄米を食べてから体調は格段に良くなっていたので、玄米は食べたいけれどこのままでは美味しくないと炊き方を模索していた時に、京都でお店をされている中川さんの玄米ご飯に出会ったのです。

中川さんの炊く玄米ご飯は、炊き上がりの色が白っぽいので、白米を少し混ぜているのかしらと思ったほどです(笑)
でも、白米と玄米を混ぜた味は知っているので、口に運ぶと玄米100%であることはすぐに納得しました。
ふわっとしていて食べやすいなあと感じました。
しかしながら、定食のお料理を全部いただいた後の玄米ご飯の感想は、残念ながらおかずの美味しさに気を奪われていて、あまり残っていないのです_| ̄|○
ただ、もう一度食べてみたいと思いました。

*   *   *

それから年月が経って今なら胸を張って言えます。
玄米ご飯が自己主張しすぎると飽きると。
お食事は全体でハーモニーを奏でるオーケストラと同じなので、何か一つのお味が突出してしまうと全体のバランスがかけてしまいます。
ですから、食べ始めから食べ終わりまでを計算して、お箸を置いたときに美味しかった印象だけが残れば良いのです。

むそう塾の愛クラスを受講されると玄米投稿がありますが、その時に陽性タイプの人なのにもっちりした炊き上がりを求めている人がいました。
もっちりした炊き上がりというのは、玄米ご飯の個性が強い(陽性)ので、全体のバランスとしてはさらっとした炊き上がり(中庸)の方が長く食べ続けられます。
ですから、陽性タイプであればあるほど、さらっとした炊き上がりにした方が心身両面で快調に向かいます。

よく、やわらかい玄米ご飯を食べるために水加減を増やしたり、浸水時間を長くする人がいますが、それだけで玄米ご飯は美味しくなりません。
玄米ご飯を美味しくする要素はそれだけではないのです。
いかにして玄米の皮感をなくすか。
玄米の美味しさはここにかかっていますし、ここを克服して初めて体に良い玄米ご飯といえるのです。

健康のために玄米ご飯を食べていても、その玄米ご飯がもとで体調を崩す人が多い現実があります。
玄米ご飯は間違いなく白米より炊き方が難しいです。
ですから、確実に皮感をなくす炊き方で、体の負担にならない食べ方をしましょう。
真の健康を手にするために。

先日中川さんがわざわざ炊いてくれた玄米ご飯が、より一層美味しく感じられました。
炊き方を研究されているのか、お鍋のせいなのか分かりませんが、印象に残る美味しさでした。
ああ、写真を撮っておけば良かった。。。

*   *   *

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(中川式玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

こういうふうに炊けた玄米ご飯だからこそ、下の写真のように美味しい玄米のちらし寿司が出来上がります。
玄米のいなり寿司はやみつきになる美味しさで、私は「あとひき稲荷」と呼んでいます(^^)
ここでは一皿の上で味のハーモニーを実現しています。
(参考記事はこちら。 2015.2.16)
お皿がいくつあっても、一皿であっても、全体としてどれかが自己主張しすぎないお料理。
それが本当のマクロビオティック料理だと思います。
なぜなら、そこではちゃんと陰陽バランスが取れているからです。

そして、玄米ご飯の炊き上がりで一番大事なこと。
それは一生食べ続けていたいと思える軽さがあるかどうかです。
体調によってコロコロと炊き方を変えるのは、完成した炊き方とはいえません。
だって、白米はそんなに炊き方を変えないでしょ?
だからこそ主食たり得ているのです。
変えていいのは季節によって少ーし微調節すること。このくらいです。

そうそう、玄米のいなり寿司は玄米だと知らないで食べてしまう美味しさです。
お寿司はご飯が主役です。

 
 

玄米ちらし寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式玄米ちらし寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

中川式玄米稲荷寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式玄米稲荷寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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