投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

「居酒屋メニュー講座」なんていかが?

先日、「自由人コース4」の授業中、中川さんが『居酒屋メニューみたいだけど』と言いながら、「アスパラガスのベーコン巻き」を作り始めたところ、クラスの皆さんが大喜びでした。
そんな『簡単なメニューも嬉しい♪』という感じで、あれこれ話が盛り上がりました。

きょう、中川さんから、「単発講座ならいいよ」と許可がもらえましたので、「居酒屋メニュー講座」と題して、皆さんがご希望のお料理を作ってみようかと思っています。
ご希望のお料理を、マクロ美風宛にTwitterでお知らせくださると嬉しいです。

 
 

(アスパラガスのベーコン巻き 料理:京料理人 中川義博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

アスパラガスの美味しい季節なので、急に登場したのですが、このアスパラガスが実はとても栄養豊富で、疲労回復や滋養強壮に役立つのです。
「アスパラギン酸」って聞いたことがあるでしょ?
これは栄養剤にも入っている成分で、エネルギー源にもなるのですが、その他のビタミン類も多いので、ぜひ召し上がってほしい食材です。

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | コメントする

マクロビオティック京料理教室むそう塾 2023年度各コースの内訳

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」の新学期は5月ですが、8つのコースすべてがスタートしました。
8つのコースを色々な角度から見てみましょう。

 
 

【第1回目の授業のようす】
1回目は皆さんが緊張される傾向にあるのですが、美味しいものを召し上がって笑顔がいっぱいです。
・5/6 「2023年度(第4期)自由人(びと)コース1」
・5/7 「2023年度(第2期)自由人(びと)コース3」
・5/13 「2023年度(第9期)秘伝コース」
・5/14 「2023年度(第15期)幸せコース」
・5/20 「2023年度(第13期)上級幸せコース」
・5/21 「2023年度(第10期)満足コース」
・5/27 「2023年度(第3期)自由人(びと)コース2」
・5/28 「2023年度(第1期)自由人(びと)コース4」

 
 

【むそう塾のコース進級順】
各コースのスタート順番は、食材が出回る時期や塾生さんの日程のご都合で、進級順の授業日になっていないのですが、むそう塾のコースは現在次のように進級していきます。(上から下へ)
「幸せコース」
「上級幸せコース」
「満足コース」
「秘伝コース」
「自由人(びと)コース1」
「自由人(びと)コース2」
「自由人(びと)コース3」
「自由人(びと)コース4」

 
 

【2023年度の各コース在籍人数】
各コースとも定員は8名ですが、今年は次のようになっています。
「幸せコース」 8名
「上級幸せコース」 6名
「満足コース」 8名
「秘伝コース」 8名
「自由人(びと)コース1」 8名
「自由人(びと)コース2」 8名
「自由人(びと)コース3」 6名
「自由人(びと)コース4」 8名
合計60名

 
 

【ダブル受講者が在籍しているクラス】
ひと月に1回だけでなく、2回コースに通われる方も多いです。
その方がモチベーションアップにつながって、良い結果になるとのご報告をいただいています。
「上級幸せコース」 2名
「満足コース」 3名
「秘伝コース」 1名
「自由人(びと)コース1」 1名
「自由人(びと)コース2」 2名
「自由人(びと)コース3」 2名
「自由人(びと)コース4」 3名
ダブル受講者7名

 
 

【塾生さんがお住まいの県】
むそう塾には遠くから通われるかたがとても多いです。
2023年度は次のようになっています。
北海道と沖縄が抜けました。
「幸せコース」:広島・秋田・大阪・京都・愛知・東京・神奈川2名
「上級幸せコース」:長崎・埼玉・愛知・滋賀・神奈川・岡山
「満足コース」:長崎・京都・神奈川・東京・愛知・茨城・埼玉・東京
「秘伝コース」:東京3名・京都・広島・大分・神奈川・鹿児島
「自由人(びと)コース1」:愛知2名・滋賀・富山・京都2名・兵庫・石川
「自由人(びと)コース2」:京都・東京2名・大阪2名・神奈川・新潟2名
「自由人(びと)コース3」:京都・愛知・東京・神奈川・秋田・大阪
「自由人(びと)コース4」:石川・兵庫2名・東京3名・神奈川・広島

秋田 2名
茨城 1名
埼玉 4名
東京 12名
神奈川 8名
新潟 2名
富山 1名
石川 1名
愛知 6名
滋賀 2名
京都 7名
大阪 4名
兵庫 3名
岡山 1名
広島 3名
大分 1名
長崎 1名
鹿児島 1名
18都府県から53名

 
 

【塾生さんの男女比率】
「幸せコース」 男性5名 女性3名
「上級幸せコース」 女性のみ
「満足コース」 女性のみ
「秘伝コース」 女性のみ
「自由人(びと)コース1」 女性のみ
「自由人(びと)コース2」 女性のみ
「自由人(びと)コース3」 女性のみ
「自由人(びと)コース4」 女性のみ

 
 

今年はこのような皆様と充実した授業を開催する予定です。
すべての講座で、皆様が無事に通えて、実りある1年になりますように。

 
 

(うすい豆ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする

価値観は誰のものであっても大事にしたい

自分がよいと思うことでも、誰かにとってはよいと思わないことがある。
たとえ親子であっても、兄弟であっても、価値観が同じとはいかない。

極端な言い方をすれば、人の顔がそれぞれ違うように、価値観もそれと同じだけあると思った方がよい。
同じ環境で暮らして来た家族ですらそうなのだから、まったく別の環境で育ってきた夫婦の間では当然価値観が異なってくる。

そんな人間関係の中で、お互いがうまくやって行こうとしたら、お互いの価値観を大事にして、共通する点を見出すのがよい。
つまり最大公約数の中に共通点があるのだから、そこをしっかりさせておきたい。

だから、初めて会った人や、まだ深くお互いを知らない人の場合は、価値観を変えるような話は不向きである。
それでも世の中には珍しいことが起きたりするので、チャンスがまったくないわけではない。

もし、そんなチャンスが到来したら、ここぞとばかりに自説を述べてもよい。
ただし、相手が興味を持っている確信が持てる場合のみ。

誰だって自分のテリトリーは犯してほしくないもの。
だから、相手のテリトリーも大切にしてあげよう。

 
 

これは私がマクロビオティックを通じて学んだことでもある。
自分でよいと思っていることでも、相手が同じ考えでない場合は、こちらの考えを押し付けるのは控えるようにした。
ただ、情報だけちょっと流しておいて、サッと引く。
相手が気になれば、後日何らかのアクションがあるから、それまで待った。

マクロビオティックを始めた頃、夫はあまり関心を持たなかった。
しかし、私のすることに反対はしなかった。
でも、お願いすると協力はしてくれた。
そんな夫も今は玄米ご飯を食べ、少食を気に入っている。

一番身近なはずの夫でさえ、価値観が違えば無理強いしてはならないと思ったものだ。
それでも夫婦として何十年も連れ添えたのは、お互いに相手のテリトリーに土足で入らなかったからかもしれない。

そんな距離感は、親しい間柄でも必要だから、ましてや他人に対して新しいことを伝えるのは難しい場面だと思う。
若き青年が、これからどんなふうに成長していくのか、実は楽しみにしている私なのだ。

 
 

人にものを勧めるときにはまさに陰陽の法則が働く 2023.5.25

 
 

(富士山 2023.5.26)

 
 
カテゴリー: こころ・想い | コメントする

人にものを勧めるときにはまさに陰陽の法則が働く

Twitterを見ていて気になったことがあるので、記事を書いてみます。

 
 

みかん
人にものを勧めるのが下手くそすぎる。本当にできない。氣付いたら強制みたいなことになって、仲悪くなるんだよね。
うるさいよ!興味ないわ!しつこい!
みたいなね。
どうやって勧めればうまくいくんだろう。興味ないものに興味を持たせないといけないのが難しい。あと、言語化ができない。

みかん 
魚座だから?笑。感覚で感じてるから説明できないんだろうな。あとじわじわ勧めるのが嫌でストレートにスパッとこれいいよ!!とかこの方がいいよ!!とかこれ読んだ方がいいよ!!みたいなわがままな感じになるから、普通にうるさいんだろうね笑
むずかし~~。

 
 

***

これに似たことが誰にもあるかもしれないですね。
つまり、自分がよいと思ったことを誰かに勧めても、その割に手応えを感じない時があるという話です。

こういうケースは、一歩間違えば「押し付け」になるから難しいのです。
誰しも自分の判断が一番よいと思って生きています。
そこに違う価値観のものが闖入してきても、素直にそれを認めるとは思えません。
つまり、価値観の違うものを理解してもらうのは容易なことではないのです。

これはマクロビオティックでもよくあることです。
いわゆる陰陽で考える世界を誰かに勧めても、にわかに理解してもらえることは困難でしょう。
だから、時間をかけて、その生き方を示して、それを納得してもらって初めて受け入れてもらえる下地ができることになります。

押し付けるのではなく、憧れてもらうこと。
「君のようになりたい」という姿を見せてあげること。
こういう流れになると押し付けにはなりません。

この流れに持っていくには時間がかかります。
誰かの意識を変えるには時間が必要なのです。

洗脳ではなく、自分が地に足をつけた行動をとれているかどうか?
その考えが独りよがりになっていないかどうか?
そこを第三者はクールに見ています。

急に広めたものは急にしぼみます。(陰性)
時間をかけて広めたものは、案外すたれません。(陽性)

さあ、みかんくん。
陰陽を学ぶときですぞ。

 
 

 
 

埼玉の自宅に帰ったらエントランスの紫陽花が咲いていた。
毎年咲いてくれる紫陽花に、そして手入れをしてくれる人たちに感謝。

 
 
カテゴリー: こころ・想い | 2件のコメント

「教科書は先に絶対読まない」勉強法に思うこと

私はいつも大量の情報に接しているので、その情報をもっと深く知りたい、でも時間がないということがいつもある。
特に教室の授業がある土日に流れてくる情報は、とてもタイムリーには読めないから、メモしておくことになる。

たまたまメモしていたTwitterからの情報で、秀吉さんの文章をご紹介します。

 
 

一橋大学法学部卒業の現役弁護士の先輩と飲んでたんだけど、「勉強するコツは?」と聞いたら「そりゃぁ、受かるわ」と思ってしまった。

まず勉強する順番が違うと。

①教科書を読む
②問題集を解く
③回答を読む

これではダメだし、「教科書は先に絶対読まない」とのこと。なんで?って話。

成果を出す・合格する勉強方法は、

①問題集を解く
②回答を読む
③回答を読んでもわからなければ教科書を読む

このサイクルで回し続けるのが”一番効率がよい”とのこと。

凡人の私は「え?教科書を読んで、問題集を解かないと”そもそも問題が解けない”のでは?」と質問。

すると、「多くの人は、教科書を”読む”という行為に満足していて、わからない問題に”挑戦する”というストレスから逃げるものなんだよね。わからないというストレスが頭を思いっきりフル回転させることに繋がる。どれだけストレスと向き合うかのゲームなのよ。ストレスをかける順番が大事」と。

続けてこう言った「これは戦術の話ね。次は”戦略”の話をするね。例えば国家資格を取ろうと考えたとする。その時に過去問を適当に選んでしまうのは絶対にNG。まずは今年の試験内容を確認するのよ。そして、ここからがめちゃくちゃ大事なんだけど、今年の試験予想(模擬試験)をした出版会社をリサーチして、その中で”最も試験予想が的中した”出版社の本を買うのよ。どれだけ試験予想が的中したかという軸で本を選ぶのよ。これが戦略ね」と。

続けて、「まだまだあるけど、勉強はね。戦略と戦術の掛け算をしないと勝てないゲームなのよ。ただ単に勉強したって勝てない。毎日10時間勉強しても戦略と戦術が間違っていたら、そりゃぁ伸びないし、結果だって出ないのよ。だからね、まずは『どうやったら勝てるゲームなのか』を考えることが大事」とのこと。

この話を聞いて、「なるほどぉ!」しか言えんかったです笑

 
 

この手の勉強法を懐かしいなぁと思った。
実は私の知人もこのようにして国家資格に合格した。
彼は法律事務所で働いていて、時間がないから教科書より問題を解くことに時間を充てていた。
スクラップ化した六法全書をカバンに入れていて、信号待ちのときにもそれを手にするような勉強法だった。

時間がある人は教科書から入ってもいいし、その方が全体を知ってから部分に入れるので、「木を見て森を見ず」に陥る危険は少なくなるかもしれない。
しかし、あくまで「問題意識」をもって本を読んでいるかどうかが大事なので、単に活字を追っているだけでは効果的ではない。

先に問題を解いて解らないところを本に当たっていく方法だと、いつも「どうして?」「なぜ?」という問題意識を持って読み進めているので、効果的なのはすごく分かる。
試験問題というのは、重要なところは繰り返し出題されるので、問題を解いていると自ずから重要な記述には何度も接することになって、教科書の重要部分は読むことになる。

ところが、これが正解というわけではない。
人には色々なタイプがあるから、勉強法も自分に合う合わないがある。
本の装丁から楽しんで、1ページずつ読み進めるのが好きな人もいる。
こんなタイプは要領の良い勉強法には向いていないが、芸術的なものを愉しむ感性が豊かな場合がある。
将来、人間として味のあるおつき合いができるのはこのタイプだったりする。

だから人間は面白い。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: こころ・想い, その他 | コメントする