京料理人中川善博が粽寿司のい草を巻く方向に陰陽視点で納得

4月13日は「秘伝コース」の授業がありました。
最終月にふさわしく、「八寸」という格調高い授業が繰り広げられました。
料亭でも板前さんの腕の見せどころですね。

八寸に盛り付けるお料理は、「丹後の節句」に間に合うように、粽寿司が入っています。
でも、これを作るのが苦手の人が多くて、あっちこちから中川さんにお呼びがかかりました(笑)
人生で初めて習うことですから、出来なくても当然ですが、ときどきススッと出来てしまう人もいます。
どんなタイプであっても、練習をすればできるようになるので、これから頑張って挑戦してほしいなと思っています。

 
 

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ところで、中川さんがデモをしているところを見ていると、しっかり陰陽のとおりに仕事をされています。
マクロビオティックで陰陽の説明をするとき、「陰性」と「陽性」の特徴を話しますが、まさにそのままのの状態がそこにあるのです。

陰性は緩む方向、陽性は締まる方向に力が働くのですが、粽寿司を巻き上げていくには、ゆるんでは困りますから必然的に陽性の方向に手を動かして行くことになります。
ここを理解していると、巻く方向で間違うこともないし、見苦しく仕上がることもありません。

粽寿司に限らず、世の中のあらゆる事象が陰陽の結果であり、私たちは知らず知らずのうちにそれを生活に取り入れています。
何かが上手くいかないときや、壊れてしまうときには、陰陽の方向に逆らっていることが多々あります。

健康も、食べ方も、お料理も、人間関係も、お仕事も、人生も同じです。
日常生活のすべてが陰陽に影響されているのですから、その陰陽を味方につければ怖いものなしだと思いませんか?

ですから、陰陽の特徴を知って、それを生活に活かしていくことを、これから一緒に実践していきましょう。

 
 

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<粽寿司の過去記事>
京料理人中川善博が教える粽寿司と塾生さんの再現力が素晴らしい! 2022.4.11
京料理人 中川善博が魅せる粽(ちまき)寿司のキレ 2016.4.18

 
 

(2016年の八寸 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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