親がしっかりしていると、
子どもに無言の圧力がかかることがある。
口に出さなくても。
だから、言葉でそれを伝えると、子どもはもっとつらくなる。
言葉にしなくても、子どもの選択をいつも否定していると、
子どもは自分で選べなくなる。
これは何十年と尾を引き、一生涯引きずってしまうこともある。
子どもに接する親の態度、言葉、視線は、親が思っている以上に、
あるいは何倍も子どもに影響する。
人に接するのは本当に難しいものだ。
血がつながっていればなおのこと。
(京都市左京区 京都市京セラ美術館にて)
こんにちは。
今回、美風さんがおっしゃりたいこととは少し視線が異なるかもしれませんが、親の態度や言葉の影響は本当に強いな、と51歳になっても実感してます。
母(昭和23年生まれ)は専業主婦で経済的な不自由なく生きてこれてるのに、私が小学生の頃から「結婚は人生の墓場」「あんたらを産むたびに歯や体がボロボロ」「結婚なんてするもんじゃない」「子どもなんて産まなきゃ良かった」とかしょっちゅう言ってました。
そのくせ、私が20代や30代の頃は「結婚しないと子宮ガンになるよ」「出産しないと乳ガンになるよ」と。
今、振り返るとまだ世界の小さい小学生の頃から、親の歪んだ価値観を植えつけられてきたなあ、と感じます。
ちなみに、決して親のせいにはしてませんが、わたしは婚歴なし、出産経験もないままです。
でも毎日幸せに暮らしいます。
りぼんさん、こんばんは。
強い親やしっかりした親に育てられても、その子どもに親の圧力をはねのけられる強さがあれば、その子どもは自分なりの生き方ができるでしょう。
しかし、親に逆らえない性格のお子さんだったり、あまりにも我慢をしてしまうお子さんの場合は、親の影響が大きい人生になってしまう傾向にあります。
りぼんさんはご自分のお考えで生きて来られたから、毎日お幸せにお暮らしなんだと思います。
色々な人がいて、色々な人生があって、そこから学ぶこともありますね。