私はいつも大量の情報に接しているので、その情報をもっと深く知りたい、でも時間がないということがいつもある。
特に教室の授業がある土日に流れてくる情報は、とてもタイムリーには読めないから、メモしておくことになる。
たまたまメモしていたTwitterからの情報で、秀吉さんの文章をご紹介します。
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一橋大学法学部卒業の現役弁護士の先輩と飲んでたんだけど、「勉強するコツは?」と聞いたら「そりゃぁ、受かるわ」と思ってしまった。
まず勉強する順番が違うと。
①教科書を読む
②問題集を解く
③回答を読む
これではダメだし、「教科書は先に絶対読まない」とのこと。なんで?って話。
成果を出す・合格する勉強方法は、
①問題集を解く
②回答を読む
③回答を読んでもわからなければ教科書を読む
このサイクルで回し続けるのが”一番効率がよい”とのこと。
凡人の私は「え?教科書を読んで、問題集を解かないと”そもそも問題が解けない”のでは?」と質問。
すると、「多くの人は、教科書を”読む”という行為に満足していて、わからない問題に”挑戦する”というストレスから逃げるものなんだよね。わからないというストレスが頭を思いっきりフル回転させることに繋がる。どれだけストレスと向き合うかのゲームなのよ。ストレスをかける順番が大事」と。
続けてこう言った「これは戦術の話ね。次は”戦略”の話をするね。例えば国家資格を取ろうと考えたとする。その時に過去問を適当に選んでしまうのは絶対にNG。まずは今年の試験内容を確認するのよ。そして、ここからがめちゃくちゃ大事なんだけど、今年の試験予想(模擬試験)をした出版会社をリサーチして、その中で”最も試験予想が的中した”出版社の本を買うのよ。どれだけ試験予想が的中したかという軸で本を選ぶのよ。これが戦略ね」と。
続けて、「まだまだあるけど、勉強はね。戦略と戦術の掛け算をしないと勝てないゲームなのよ。ただ単に勉強したって勝てない。毎日10時間勉強しても戦略と戦術が間違っていたら、そりゃぁ伸びないし、結果だって出ないのよ。だからね、まずは『どうやったら勝てるゲームなのか』を考えることが大事」とのこと。
この話を聞いて、「なるほどぉ!」しか言えんかったです笑
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この手の勉強法を懐かしいなぁと思った。
実は私の知人もこのようにして国家資格に合格した。
彼は法律事務所で働いていて、時間がないから教科書より問題を解くことに時間を充てていた。
スクラップ化した六法全書をカバンに入れていて、信号待ちのときにもそれを手にするような勉強法だった。
時間がある人は教科書から入ってもいいし、その方が全体を知ってから部分に入れるので、「木を見て森を見ず」に陥る危険は少なくなるかもしれない。
しかし、あくまで「問題意識」をもって本を読んでいるかどうかが大事なので、単に活字を追っているだけでは効果的ではない。
先に問題を解いて解らないところを本に当たっていく方法だと、いつも「どうして?」「なぜ?」という問題意識を持って読み進めているので、効果的なのはすごく分かる。
試験問題というのは、重要なところは繰り返し出題されるので、問題を解いていると自ずから重要な記述には何度も接することになって、教科書の重要部分は読むことになる。
ところが、これが正解というわけではない。
人には色々なタイプがあるから、勉強法も自分に合う合わないがある。
本の装丁から楽しんで、1ページずつ読み進めるのが好きな人もいる。
こんなタイプは要領の良い勉強法には向いていないが、芸術的なものを愉しむ感性が豊かな場合がある。
将来、人間として味のあるおつき合いができるのはこのタイプだったりする。
だから人間は面白い。
(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)