姿勢って大事だなあと最近つくづく感じます。
なぜなら、姿勢は生き方の領収書だからです。
姿勢は、見かけだけでなく、体の内面を如実に反映します。
もともとは姿という文字が示すように、見た目の問題ですが、望診をするようになると深く内面まで考えるようになるので、姿勢の重要さを日々思います。
単に姿勢がいいとか、姿勢が悪いとかいう見かけの問題もありますが、私は素直に姿勢に「勢い」を感じています。
私がマクロビオティックを教わった恩師に、最後にお会いしたのは亡くなる3か月前でした。
急に背中が曲がっていて、ビックリした姿が今でも目に焼き付いています。
背筋を伸ばせるということは、それだけの勢いがあるということです。
体調が悪いと人は背中を丸めて前屈みになってしまいますね。
その姿から勢いは感じられません。
もう死が近い人ならいざ知らず、まだ社会で活動している人なら、この「勢い」を現す姿勢を意識するのが最高の生き方だと思います。
背筋の伸びた90歳なんて、素敵だと思いませんか?
そのためには、まずは内面から。
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 ある日のお食事風景)
彼女はいつも姿勢がよいので、お食事のときにも気持ちのよい食べ方をされます。
前屈みにならないで食べること。
これがお食事のマナーであり、美しく見える秘訣です。