人は何のために食べるのか(2)

【癒しの料理とは? マクロビオティック料理とは?】
ちょうど2週間前、hinaさんと、ウェスティンホテル大阪のレストラン、アマデウスで、お食事をした。
ここは、言わずと知れたマクロビオティック料理を味わえるところだが、レストランの位置がまた何とも気持ちがいい。
大きなガラス越しに池や庭が広がり、太陽の光が降り注ぎ、座っているだけで幸せになれる空間だ。
ホテルにありがちな“豪華さを競う”のではなく、どちらかというとアットホームなつくりになっている。
ロビーのソファーも、家庭的な雰囲気で、ついホテルにいるのを忘れてしまう感じだ。
そのロビー続きにレストランがあるので、よけいリラックスできるのかも知れない。
庭も、和風旅館によくありがちな、“いかにも造りました”という感じではなく、少し敷地に余裕のあるお宅なら、その程度の緑はあるかなという、自然な感じなのだ。
そうだ!、ここのコンセプトは“自然”かも知れない。
その行き着くところが“自然な料理”だったのだろうか?
そして、そこで採用されたのが“マクロビオティック料理”ということなのか?


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アマデウスのマクロビオティック料理は、“素材のもつ甘さ”を最大限に引出したものばかりだった。
玉ねぎが、まるで“お菓子”のように感じるほど甘くて、思わず二人で分け合っていただいた。
ごぼうの先の先、つまり、つまよう枝と間違いそうな細さのところまで、そのままの形で使われていて、“牛蒡ってこんなに甘かったの?”という感じだった。
さつま芋のポタージュは、さつま芋料理にありがちな、最後にどうしても舌に残る“ザラつき感”がまるでなく、それはそれは、クリーミーなお味だった。
おそらく豆乳を使っているはずだが、豆乳独特の臭いもまったくなく、見事だった。
いただいたお料理をひとつひとつ解説していると、キリがないのでここで切り上げよう。
ここでのお料理全体を通じて感じたこと。
それは、やはり、お料理の原点、“素材の持ち味を引出すこと”の再認識だったと思う。
そして、その技術の高さによって、素材は“極みの味”となって私達の前に姿を現したのだ。
まさに、料理は“足す”のではなく、“引出す”ものであり、“引き算”なのだ。
言い換えれば、それこそが、“自然な料理”ではないだろうか。
そして、“マクロビオティック料理”もまた、“自然な料理”であるはず。
だから、難しく考えることはない。
“自然をお手本にして料理をすればいい”のである。
そう考えると、素材の多くには、ほとんど“甘さ”が含まれていることに気がつく。
さらに、その甘さは加熱することによって、最高になる。
人間の脳にとって、糖分は唯一の栄養である。
だから、甘さは人間にとって必要欠くべからざる存在なので、多くの素材に含まれているのだと思う。

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マクロビオティック料理でよく誤解されるのが、この“糖分”の摂取方法だ。
 ・絶対ダメ
 ・種類によってはいい
 ・素材の甘さだけでいい

 あなたは、どう理解し、どこで満足しているだろうか?
 もしかしたら、満足していない?
 満足していなければ、どうやって満足するのだろうか?

これをクリアしたら、♪マクロビオティックは楽しい♪はず。
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冒頭のアマデウスでは、全体に甘さが“ホンワカ”とあって、食べ終わった時、とっても満足した。
やはり人間は、適度に甘さがあると満足することを、改めて確認した。
私は、リマ・クッキングスクールの先生に、こう教えられた。
“お食事が終わってお箸を置いたとき、何もいらないのが丁度いい味です。お茶を飲みたいときは、塩味が強い時です。”
これには、実に多くの意味が隠されている。
 1、体の声に応えられたメニューであった
 2、塩分がちょうど良かった
 3、糖分もちょうど良かった
 4、水分も必要かつ充分だった
だから、満足なのだ。

それなのに、“習慣として”、その後にお茶やコーヒーを飲むと、水分の摂り過ぎということになる。
お箸を置いたとき、丁度いいように感じても、1?2時間してからのどが渇くのは、塩分が多かった時である。
麺類の汁をゴクゴク飲んだ後に、出やすい現象である。
水分はこの時に補給すればいい。
マクロビオティックをきちんと実践するということは、アレダメ、コレダメと排除することではなく、体が必要としているもの以外は補わないということである。
それは、食べ物であったり、暮らしであったり、経済であったり、生き方であったりするが、“食事をちょうど良くする”ことで、それらのすべてをフォローできるとするのである。
アレダメ、コレダメにとらわれている方、もう一度原点に帰ってみませんか?
 ・あなたは、何のために生まれて来たのですか?
 ・窮屈な食事をするためですか?
 ・人間関係をギクシャクするためですか?
 ・制限の多い生活をするためですか?
私はこう思います。
“私は、楽しむためにこの世に生まれて来たのだ”と。
だから、日々、楽しいことを考え、楽しいことをし、楽しい食事をするのです。
楽しい食事は、人を癒してくれます。
言い方を変えれば、人は癒されるために食べるのではないでしょうか?
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アマデウスのお食事に、私は癒されました。
そして、多くのことを学びました。
そんな機会をつくってくださったhinaさん、ありがとう。
そして、スポンサーになってくださった、hinaさんのおトノさま、本当に嬉しかったです。
そのお気持ちも、美味しくいただきました。
嬉しいですね。
あったかいですね。
幸せですね。
こんな空間、こんな人間関係が、もっと、もっと広がりますように。
感謝。


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奥津典子先生のレクチャーが無抽選で!

奥津典子先生の講義が、抽選なしで受講できます!

奥津典子先生の講義はいつも大人気で、なかなか抽選にあたらない人も多いと思います。
そこで、「もう抽選洩れをたくさん作りたくない」という奥津先生の気持ちが、「ベーシックレクチャーコース」として、スタートすることになりました。
定員が180名で昼夜の2回、合計360名の方が受講可能です。
3/20(月) 4/10(月) 4/26(水) 5/15(月) 5/31(水) 6/6(火) 6/19(月)の各2時間、合計14時間でマクロビオティックのエッセンスを吸収し、安心してマクロビオティックを実践しませんか?
マクロビオティックは、理論あっての料理です。
それは、車の両輪と同じこと。
でも、本を片手に孤独な奮闘をしているうちに、段々不安になったり、壁にぶつかってしまった人も結構多いと思います。
そんな人にピッタリなのが、この講座ですよ。










lecture_course


 


● 募集開始  2月23日(木)12:00? 先着順でお席をご用意いたします。


マクロビオティックを始めたばかりの皆さんへ


皆さんこんにちは。
マクロビオティック・ライフ、どんな調子ですか?
なかなか快適ですか?
それとも逆に悩みが増えましたか??


マクロビオティック。
このびっくりするほど実際的な効果がある方法。
でも、とっても奥が深くてなんやら終わりがみえない?


  こういうときはどうするんだろう?


  男の人や子供にはどうしたらいいんだろう?


  完璧にはできないよ それでもいいの?


  どっから手をつけていいかわからない・・・。


  外食ができないから、友達とでかけられなくてしんどいよ・・・


そんな風に、何か困っていたり、迷っていたりすることはないでしょうか?
みんな大人だから、一人の人間だから、
きっとそれなりに解決していかれることで しょう。


でも、何か少しでも、具体的に役に立つこと、
ましになる何かをお伝えできたらと思いました。
何か一つでも、コースの内容がヒントになって、
より快適に毎日が過ごせたら
新しい自分へのトビラを開けたらと思いました。


皆さんの日常を想像して、
そして、皆さんが、ああ今日はあのクラスがある、早く行きたいな、
そんな風に思っていただけるクラスができるよう
精一杯つとめていきたいと思っています。


表参道でお目にかかれますこと、心待ちにしております。


奥津典子















01 What’s Macrobiotics


  マクロビオティックて何だろう?
  例えばある日のメニュー、マクロビオティックの考え方 法則
  なぜマクロビオティックをやるのだろう?
02 Open the Door


  一週間のメニュー例 
  朝昼晩の具体的なポイント 
  どこからはじめる?マクロビオティックポイント、よくある誤解 
  非マクロ食いっぱいの社会でどうしたらいい??
03 陰陽

  陰陽とは、極陰のもの・極陽のもの
  陰陽の行動・心理、メニューバランス
04 排出と中和

  排出とは、排出の時期
  排出中に気をつけたい食材
  中和と改善?代表的な手当て
05 ライフステージにあわせて・男女の違い
  料理とは?
  男女・幼児・青年・お年より?家族それぞれにあわせて
  季節にあわせて
06 シュガーアディクト(低血糖症)
  冷え・便秘・生理不順・イライラ・気持ちのアップダウン
  低血糖症の原因・対処



07 Macrobitics is my life
  マクロビオティック体験談×4人 ざっくりと。 
* カリキュラム内容は若干変更することもございますのでご了承ください
詳しくはOrganic Baseのホームページへ


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ちょっと留守にします

本日(18日)と明日(19日)、セミナーのため、こだま荘に行ってきます。
コメントのお返事が遅くなってしまいますが、お許しくださいね。


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人は何のために食べるのか(1)

最近、マクロビのブログを拝見していて、思うことがあります。
それは、マクロビに対して、ストイックになっているような記事が、見受けられることです。
文章を拝見すると、真面目そうなお人柄が伝わって来る人ほど、その傾向が強いように思います。
一人暮らしであっても、要注意なのですが、それが、家族を巻き込んでとなっては、事は深刻です。
何故そうなるのか、考えてみたのですが、どうも、情報だけがひとり歩きしているせいではないかと思うのです。
書店で、マクロビオティックの本が平積みされるようになったのは、とても嬉しいことなのですが、それらの内容を、どの程度正しく認識して実践しているか、はなはだ疑問です。
なぜなら、レシピ集の形で構成されている本は、当然のことながらお料理がメインで、理論の解説はほんのちょっとです。
ですから、「身土不二」・「一物全体」・「陰陽」・「動物性食品と乳製品を摂らない」(あるいは控える)・「玄米を主食にする」・「伝統的製法の調味料を使う」・「ダイエットに効果的」などのキーワードが踊っており、ひどいものは、「マクロビオティックとは、肉・魚・乳製品・卵・白砂糖なしの料理」とだけ書いてあるものもありました。
一方、久司道夫先生の本のように、宇宙から平和までを文章のみで解説したものもありますが、仮に平易な文章で書かれてあったとしても、その内容は、実に奥の深い、壮大なテーマなのです。
行間が大事といえるほどの内容なのですが、読みやすい装丁にしてあるので、気楽な本だと思われるかも知れません。
昨年あたりから、テレビでもマクロビオティックが取り上げられるようになりましたが、なかなか満足のいく内容ではありません。
何しろ、テレビは色々な制約の中で放送されるので、断片的になってしまうのが問題です。
そのようにして発信された情報をキャッチした人たちが、今、このブログを読んでくれているかも知れませんね。
そのような方に申し上げます。
あなたは、何のために食べるのですか?
        ・
        ・
私はこう思います。
人は癒されるために食べる」と。
仮に空腹を満たすためであっても、満腹になったら幸せではありませんか?
幸せと言うことは、癒されているのです。
疲れた時、甘いものを食べるとホッとするのも、癒されているから。
あったかくて白いご飯に、昔から好きだったおかずで食べた時も癒されているはず。
思わずお箸が進むおかずで食べた時は、とっても幸せなはず。
あなたも、あなたの家族も、癒されるお食事をしていますか?
もしかして、自分の考えを家族に押し付けていませんか?
陰だ、陽だ、と思い込んでいませんか?
「・・・を摂ってはいけない」と盲目的に信じていませんか?

もう一度言います。
人は癒されるために食べるのです
             *    *    *    *
私は、マクロビを実践するに当たって、不安や悩みのある方と、実際にお会いしてお話をさせてもらっています。
お話をしてみると、皆さんが「笑顔」になり、ホッとして下さいます。
ひとりぽっちで料理本片手に、悪戦苦闘していらっしゃる方、ぜひ、マクロビ仲間と会話することをおすすめします。
ひとり歩きの情報に、振り回されないでください。
マクロビは楽しいものです。
楽しくなかったり、癒されない食事は、必ず間違っています。
でも、その間違いはほんの些細なことなのです。
話してみると、「な?んだ、それでもいいの?」と言うことがほとんどです。
ですから、お話しましょ。
もし、そばにマクロビ仲間がいなかったら、私に声をかけてみてください。
すっ飛んで行きますから。
そうですねぇ、分かりやすく言えば、「出張マクロビ井戸端会議」というところでしょうか。
マクロビ井戸端会議が、全国で展開され、各地でマクロビ仲間が集えるマクロビ情報発信基地が出来るといいですねぇ。
できれば、子連れOKで食事も出来る雰囲気が理想です。
夜はお酒も飲めて、「平和論」などを話せる場所だったら、なおいいな。
マクロビ・パパさ?ん、そんなお店を作ってくださ?い。


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ブログ・マクロビ仲間との交流

記事を書くのは、久しぶりです。
書きたいことは、次々浮かんでくるのですが、パソコンに向かう時間がとれませんでした。
「書きたくても書けない」と言う意味で、マクロビ・パパさんが、「冬眠を余儀なくされた時」は、こんな感じだったのかな?って、ふっと、思っちゃいました。
でも、パパさんの場合は、私と違って、書けない状況が、格段につらい理由だったけれど・・・。
          *    *    *    *
まず、先週は、1週間に2回も大阪へ行ってきました。
そのうちの1回(10日)は、hinaさんと念願の「対面」を果たしたのです!!
ずっと、ずっと、お会いしたい方だったので、初めてお顔を拝見した時は、感激・感激でした!
モッチロン、美味しいマクロビ料理もいただきましたよ!!
お店は、ずっと行きたかった、ウェスティンホテル大阪AMADEUS(アマデウス)です。
ここのお料理は、何年も前に、リマ・クッキングスクールで、田中愛子先生に教えていただいて、「いつか!」と思っていました。
やっと、念願がかなって辿りつきました。
お料理の詳しい内容は、hinaさんが記事にしてくださったので(感謝)、そちらに譲りますね。
ホントに、本当に美味しかったです。
新幹線代をかけても、また味わいたいお料理でした。
この、お味のことについては、また、別の記事にしますので、お待ちくださいね。
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翌11日(土)は、花香さん、reiさん、さゆりさん達に会うため、リマ・クッキングスクールへ行きました。
残念ながら、reiさんとは、一足違いでお会いできませんでしたが、代わりに、まさみさんとおっしゃる、猫好きのマクロビアンと、あかぴーさん(超ステキな男性)を紹介されました。
そのあかぴーさんとお話をしていたら、なんと、早苗さんとバッタリ会ったのです!
あっ、そうだ!早苗さんもこの講座を受講していたんだったよね!
(ゴメン、ゴメン、早苗さん)
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週が変わって13日(月)、とことこさんとお食事しました。
とことこさんは、ブログを作っていらっしゃらないのですが、最近ハンドルネームを決めて、書き込みを始めた方です。
この日のお店は、モッチロン、マクロビ・パパさんのいらっしゃる所です。
とことこさんのことも、後日記事にしたいと思っているので、お待ちくださ?い。
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ざっと、こんな感じで、マクロビのブログ仲間と現実の交流が続きました。
ここで、思うことがいっぱ?い、あるのですが、きょうは、時間がないので、とりあえず、中間報告だけで、ごめんなさいね。
後日、内容のある文章にしたいと思いますので。
 ※ さゆりさん、まさみさん、あかぴーさん、早苗さん、とことこさん達は、
    ブログを作ってはいませんが、皆さん、マクロビオティックの実践者です。


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