陰陽五行ブーム

東京ってところは、本当にどんどん変わるのね。
ちょっと留守にしてるだけで、「また変わったの?」と言いたくなるくらい変化が激しいワ。
その変化の一つに、マクロビオティックのお料理教室も挙げられるような気がするよ。
宇宙は常に変化してるから、すべてのことが変化するのは当たり前だけど、「ちょっと早すぎやしない?」って感じ。
東京に限らず、大阪のマクロビオティック料理教室の変化もあって、それが凶と出るか吉と出るか。
変化には常に賛否両論あるけど、識者のご意見は大切にしたいと思う。
           *    *    *    *
今、東京は、ちょっとした「陰陽五行ブーム」だ。
マクロビオティックのスタートは「陰陽」の洗礼を受けるけど、勉強が進むと「陰陽五行」で考えた方が、多角的な見方ができて、かえって解りやすい側面もある。
最近では、陰陽五行を最初から教えるお料理教室も登場したりして、とっつきにくい陰陽を現代人に解ってもらおうとする工夫を感じる。
これも、良いか悪いかは別問題なので、お間違いなく。
私も、ブログで陰陽五行のことを書こうと思ったことがあるけど、文字のみで伝える難しさもあって、まだ実現していない。
そうこうしているうちに、井戸端会議への参加で各地を歩いていたら、陰陽五行をマニュアルとして捉えている方が少なくないことに、内心、時代の流れを感じた。
この背景を書くと、とてつもなく長くなってしまうので、割愛するけど、私と思いを同じくする識者の記事を、ぜひ、多くの方々にお読みいただけたらと思うので、ご紹介させていただくね。
さぁ、あなたは、どんな風に受け止めるのかな?

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コメント

  1. ユウ より:

    私も昨日、柿本さんのブログを拝見してハッとさせられました。

    確かに私も陰陽五行は、マクロビの陰陽を理解する上でとてもとっつきやすいものだと思います。

    でも、そればかりにとらわれるのは、結局今の”健康ブーム”と同じになってしまうんだなと反省させられました(泣)

    先生がおっしゃるように”昔はそんなに簡単に食材が手に入らなかった”というお言葉、とても納得させられました。

    私も陰陽五行にとらわれすぎて頭でっかちにならないようにしないといけないようです。

    今回これに気づけてとてもよかったと思います。

    ありがとうございます。

  2. たけ より:

    人間には本来、ホメオスタシス(ストレスになりうる外界の環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組み。哺乳類の場合、神経・免疫・内分泌(ホルモン)の相互作用によって維持されている。)という機能があります。

    つまり、陰陽5行に 基づく食事を、頭で考えなくても、体が欲する食事をしていれば、それでよいということになります。

    ただし身体を健康な状態に持っていく事が、条件ですが、身体に悪いものは麻薬と一緒で常習性があるからです。

    マクロビオティックを一言で語るとすれば、「身土不二」「一物全体」。

    ただそれだけで良いと思いますし、この中に全てのメッセージがこめられていると思います。

    僕は、マクロビオティックに関して言えば、リマで習ったわけでもなく、

    桜沢如一先生の本を読んだりする程度で独学なのですが、本当に大事なのは勉強ではなく、学問だと思います。

    勉強は誰かに教えてもらうものですが、学問は自分に問いかけて学んでいくものだと思うのです。

    一度、根本の考え方である「身土不二」「一物全体」という事はどういうことかという事を、みんながそれぞれ、自分で考える必要性があると思います。

  3. 鍼美人 より:

    こんにちは

    陰陽五行論がブームなんですか・・・

    過激に書かせて頂くなら・・・

    『How toの一部に格下げされちゃった~』と感じます

    他国の古典 それも 広範囲の学問を総括する基本哲学

    そんなに簡単に、教えられる物とは思えません

    全体像をとらえる事が出来ないで、個々の項目に捕われると

    かえって、身動きが取れなくなる気がしますが・・・

  4. BR_GIRL より:

    美風さん、おかえりなさいませ!

    もしかした、私、ブラックリストですか!?

    でも、こういうこと書いてくださってありがたいです。

    私自身、マクロビオティックを始めたとき、陰陽五行論にぶつかったとき全く理解できなかったんです。もちろん、暗記することが苦手な私はマニュアルを覚えるなんて到底不可能・御免です。でも、自分自身がマクロビオティックで健康になったのでその理由を知りたく、一人悶々と探っていました。

    あるとき、民俗学者の吉野裕子さんのインタビューを読んだのです。そうしたら、マクロビオティックの中だけで、陰陽五行を捉えるから妙なことになるのだわ、ということに気が付きました。その時の恥ずかしさといったら、穴にもぐりたいぐらいでしたよ!

    陰陽五行論って端的に言えば所詮、昔の人がみつけたものの見方であり学問の1つですよね。その学問を基準に私たちのご先祖は生きてきたわけですが、今の社会では陰陽五行が基準ではなく、多様な価値観の中で生きていますものね。

    私自身、陰陽五行は納得できることもありますが、天気予報みたいなもので、絶対的なものではないと思ってます。

    でも、長く続いた日本文化の基底となってるものとして私は知りたいと思ってます。

  5. サラママ より:

    まさに今の悩みに対する答えをいただきました。目がさめた思いです。

    食を頭でコントロールするなんてのが、そもそも無理がありますね。カラダの欲求には勝てっこありません。

    自分のカラダの機能を信じて、もっとマクロ食に対して柔軟にとらえたいと思います。

    いい記事を紹介くださって、本当にありがとうございました!

  6. しろうさ より:

    こんにちは。

    陰陽五行が流行っているのですか?実感がないんですけれど、にぶいのかしら・・・

    先日、iede cafeの方と、マクロビオティックの弱点と言うか、やや困ったことに陥りがちな点として「食べるもののことばかり考えてしまいがちになること」というようなお話をしたのですけれど、そういう意味での陰陽五行論の流行、ということであれば、それはマクロだけではなく、「正解」を与えて欲しいという今の世の中の傾向なのかもしれません。

    ただ、人によってマクロビオティックへの関心の持ち方はさまざまで、思想的な面に惹かれて陰陽五行に興味を持つ、ということもあります。アタマで考えることが悪いわけではないと思います(ふうさんもよし・あしでなく、とすでにおっしゃっていますよね)。

  7. レイハネ より:

    マクロ美風さん、おかえりなさいませ。

    相変わらずすごいバイタリティです。

    私は陰陽五行を学び始めたばかりですので、物事を陰陽で捉えては遊んでいます。今まで点と点だったものがすぅっと繋がり楽しいからです。物事の理を知るとはこういうことかと毎日感じています。

    これはもう自分の物差しができるまで、やらないとダメかもしれません。

    とはいえ、やはり一人で考えてばかりいると頭でっかちになってしまっていけません。

    マクロビオティック教室でいろんな方の考え方に触れたり、こうしてマクロ美風さんがブログで書いてくださるお陰で、再発見しております。

    心で感じること・味わうこと・大切な人達と思いを共有することを大切にすることを忘れないようにしたいものですね。

  8. マクロ美風 より:

    ユウさん、こんばんは。

    社員旅行いかがでしたか?

    私の言いたい事をバッチリ受け止めてくださって、ありがとうございます。

    >そればかりにとらわれるのは、結局今の”健康ブーム”と同じになってしまうんだな

    この文章をユウさんが書いてくださって、とても嬉しかったです。

  9. マクロ美風 より:

    たけさん、こんばんは。

    先日は、やっとお会いできて感激しました。

    お土産までいただいて、本当にありがとうございました。

    おっしゃるようにホメオスタシスはとても重要で、アメリカでも最近、ずいぶん見直されているようですね。

    >陰陽5行に 基づく食事を、頭で考えなくても、体が欲する食事をしていれば、それでよいということになります。

    人間って往々にして、自分に都合の良い方向へ物事をもって行きやすいですよね。

    「身体の声を聴く」とか「身体が求めている」というのも、きっと何割かは自分の都合に合わせがちになるような気がします。

    でも、ちょっと迷った時、陰陽五行で考えて納得する過程というのも大事なように思えます。

    「振り回されてはいけないけれど、なぜそうなるかを納得する」ために陰陽五行論は学んで良かったなぁと思います。

    「身土不二」「一物全体」についても、字面だけでなく具体的に置き換えて、深く知る必要がありますね。

  10. マクロ美風 より:

    鍼美人さん、こんばんは。

    そうですよね~。

    鍼美人さんのような専門家から見ると、陰陽五行論に対する姿勢には「一言いいたい!」と思います。

    陰陽五行論を勉強すると、つくづく、「真面目に古典の勉強をするべきだった」と反省させられます。

    あ~、もう遅い・・・・。

  11. マクロ美風 より:

    BR_GIRLさん、こんばんは。

    アハハ、BR_GIRLさんがブラックリストだなんて、そんなそんな(笑)

    BR_GIRLさんが、マニュアルに踊らされるような人じゃないのは、お会いしてお話ししているから、よ~く解りますよ~。

    いえね、ジグソーパズルのように、カチャっとはめて、それをひたすら摂り続ける危険性のある人がいるんですねぇ。

    答えだけを求めようとする人が。

    >マクロビオティックの中だけで、陰陽五行を捉えるから妙なことになるのだわ、ということに気が付きました。

    >陰陽五行論って端的に言えば所詮、昔の人がみつけたものの見方であり学問の1つですよね。その学問を基準に私たちのご先祖は生きてきたわけですが、今の社会では陰陽五行が基準ではなく、多様な価値観の中で生きていますものね。

    さすがBR_GIRLさん、認識の仕方が的を得ていますよね。

    振り回されないところも素晴らしいです。

    でも、某先生によると、陰陽五行論は結構正しいらしいですね。

    勉強不足・実力不足の私は、それを確かめることができなくて残念ですが・・・。

  12. マクロ美風 より:

    サラママさん、こんばんは。

    焦らないで、サラママさん。

    ゆっくり、ゆっくり身体も精神面も変化してくるから、そのスピードを超えない程度に変化すればいいんですよ~。

    >自分のカラダの機能を信じて、もっとマクロ食に対して柔軟にとらえたいと思います。

    さすがサラママさんは、頭の中がクリアですね~。

  13. たけ より:

    マクロ美風さんコメントありがとうございます。

    >人間って往々にして、自分に都合の良い方向へ物事をもって行きやすいですよね。

    「身体の声を聴く」とか「身体が求めている」というのも、きっと何割かは自分の都合に合わせがちになるような気がします。

    輸入された食べ物や添加物や農薬などや環境汚染がまだ無かったまだなかった時代であれば、「身体の声を聞く」ということでも良かったと思いますが、「本物の食」が簡単に手に入らなくなった、無くなった今の時代では、難しいかもしれませんね。

    それは本能的な感覚が狂っているからだと思います。

    本来、動物の本能は身体に良くないものは嫌うのですが、人間は大脳皮質が発達しているため、身体に悪いものでも、食べさせるように脳が命令するらしいです。(身体に悪いものは常習性があります)

    そういった意味では、人間が本能を取り戻すための、本物の食べ物を広めていくための努力や、人間だけでなく、地球に生きる全ての生き物もお互いに助け合って生きていける様な環境づくりももっとしていかなくてはいけないと改めて考えさせられました。

    >でも、ちょっと迷った時、陰陽五行で考えて納得する過程というのも大事なように思えます。

    確かにそうですね。

    僕も自分でコメントに書いた直後、小豆が止められないということに関して改めて、考えていました。

    統合失調症の病気というのは東洋医学で言うと、木(肝)と水(腎)の病だと言われています。

    小豆は腎の薬ですが、腎にとって、甘い物は毒である。

    小豆カボチャやヤンノーや赤飯ならいいのですが、それ以外の甘い和菓子は無添加であってもいけないなあと改めて、自分で書いた記事で反省させられました。

    陰陽五行論にいつも、とらわれる必要性はないのですが、車で言えば積載工具のようなもので、自分が壊れた時に修理したり、ときどき、メンテナンスする為に必要な知識であると思います。

  14. マクロ美風 より:

    しろうささん、こんばんは。

    >陰陽五行が流行っているのですか?実感がないんですけれど、にぶいのかしら・・・

    あらっ、ごめんね、うっかりしてました。

    つい、マクロビオティックの世界だけで物事を考えていました。

    いけない、いけない。

    ブームといっても、一般的にテレビで取り上げられるような広がり方じゃないですよ~。

    ただ、陰陽五行論を勉強する人達は確実に増えてきましたね。

    >それはマクロだけではなく、「正解」を与えて欲しいという今の世の中の傾向なのかもしれません。

    おっしゃるとおりですね。

    問題はそこにあると思います。

    >思想的な面に惹かれて陰陽五行に興味を持つ、ということもあります。アタマで考えることが悪いわけではないと思います。

    実は、私はこちらから入ったタイプです。

    面白いけれど、難しくて、未だに勉強中です。

  15. マクロ美風 より:

    レイハネさん、こんばんは。

    そうそう、レイハネさんは春から陰陽五行を学び始めたんですよね。

    楽しいでしょう?はまりそうですよね。

    >これはもう自分の物差しができるまで、やらないとダメかもしれません。

    「自分の物差し」って大切ですよね。

    私は、一時期なら頭でっかちになってもいいと思うのね。

    そのうちに時間の経過とともに色々な要因も加わって、バランスが取れてくるからです。

    問題は、ずーっと頭でっかちのままで気づかない場合ですね。

    そんな人を見かけますよね。

    でも、そういう人はバランスが悪くて苦しそうだから、苦しいのは本物じゃないなって、勝手に思っています。

    >心で感じること・味わうこと・大切な人達と思いを共有することを大切にすることを忘れないようにしたいものですね。

    同感です。

  16. マクロ美風 より:

    さすが!たけさん。

    >陰陽五行論にいつも、とらわれる必要性はないのですが、車で言えば積載工具のようなもので、自分が壊れた時に修理したり、ときどき、メンテナンスする為に必要な知識であると思います。

    うまい表現ですね~。

    まったくそのとおりだと思います。

    >本能的な感覚が狂っているからだと思います。

    これは色々な分野の方々も指摘されていますよね。

    環境やライフスタイルの変化など、複合的な要因がたくさんありますね。

    だからこそ、ロハスもブームになり、自然にそれを求める人達が増えて来たのでしょうね。

  17. ユウ より:

    美風さん、おはようございます!

    お忙しいのに、コメントありがとうございます!

    社員旅行は楽しかったです!

    でも、旅行中玄米がとても恋しくなりました(笑)

    私は、頭でっかちになりやすくて、”摂り続ける”という傾向にあるので、

    そういったところを治していかないといけないみたいです。

    陰陽五行も下手したら、今の健康ブームと一緒で、”○○には××がよい”と言われたらそればかりを摂り続ける・・・。

    これって危険なことなんですよね。。

    最近やっとそれが分かるようになってきました!

    『ゴマ塩をたっぷり摂りなさい』とアドバイスさて、ずーーっと摂り続けて、かなり陽性化してしまった時期もありました。

    何事もバランスですよね。

    反省です。

    それと、”「身体の声を聴く」とか「身体が求めている」というのも、きっと何割かは自分の都合に合わせがちになるような気がします。”というお言葉、とても納得です!!

    ここが難しいところなんですよね!!

    私もその区別がまだうまくつかなくて、

    日々試行錯誤中です。

  18. サニー より:

    美風さん、こんにちは。

    ブログ座談会に参加させていただきました上海在住のサニーと申します。

    私はマクロビ食を始めてまだ日が浅いのですが、

    東洋医学のお世話になって15年ほどなので

    マクロビ食を始めてからもっと陰陽や五行の事がクリアになって嬉しいな~と感じていました。

    東洋医学のお世話になったばかりの頃は、やはりどうすれば健康になるんだろう?!とか知識を使って「得」だけを考えていたように思います。

    そういう自分自身を固くしばっていたものが徐々に取れて、

    現在は先人の智恵をお借りしながら自分の心と身体を自由にしていきたいと思っています。

    こちらでこれからも色々学ばせていただけたら嬉しいです。

    どうぞよろしくお願いします(^-^)g

  19. しろうさ より:

    マクロ美風さん、コメントありがとうございます。

    あ、私も「マクロビオティックの世界のこと」とは思っていたのですけれど・・・でも逆に一般の世界でも「陰陽師」や「風水」あたりから陰陽五行という言葉は少し知られてきているような気もします。

    何事も表があれば裏があります。ほんの少し前まで、マクロビオティックの本を書こうとする人が編集者から「陰陽」という言葉を使わないでほしいといわれたり、陰陽はとっつきにくいからと敬遠されていたりしたことを思うと、陰陽五行を知りたいという人が増えているのは良いことでもあると思います。

    陰陽五行もツール、言ってしまえばマクロビオティックも人生を楽しむためのツール。でも、世の中には、たとえ宗教でもそれひとつでAll OK!なものはなくて、ただ、すべてのものごとを捉えるときのベースになりうる、ということなのだと思います。

  20. マクロ美風 より:

    ユウさん、こんにちは。

    私も毎日毎日、試行錯誤の連続ですよ。

    一緒に試行錯誤しましょ。

  21. マクロ美風 より:

    サニーさん、こんにちは。

    お返事が遅くなってしまいました。

    東洋医学のお勉強をされていたのであれば、よりマクロビオティックを深く理解することができますね。

    ご一緒に、楽しいマクロビオティックをとおして、人生を楽しく充実したものにしましょうね。

    こちらこそ、よろしくお願いいたします。

  22. マクロ美風 より:

    しろうささん、こんにちは。

    本当に「風水や「陰陽師」の影響もありますよね。

    何はともあれ」、「マクロビオティック」「陰陽五行」という言葉を、誰もがすんなりと口にしてくれる時代が早く来て欲しいですね。

    >陰陽五行もツール、言ってしまえばマクロビオティックも人生を楽しむためのツール。

    この表現に同感です。

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