「まくろび庵」の「のんびり焼き」

6月2日(金)、仙台の「ハレマク」に参加して来たのですが、以前から、「始まる前にお話しをしたい」というご希望があったので、今回はその方達とハレマクの前に、「まくろび庵」さんにお邪魔してきました。
花華さんのブログで「まくろび庵さんのお焼き」を知り、みきさんのブログで「のんびり焼き」のことを知り、漠然と「仙台に行ったら行ってみたいお店」「食べてみたいお焼き」と思っていました。
でも、お焼きをいただけるのは火曜日のみ、ハレマクは金曜日というわけで、「う?ん残念」と諦めかけていたのです。
ところが、ハレマクの直前になって、Sさんから「お焼きを食べられるようにお願いしたので、ぜひご一緒に」との連絡があったのです!
嬉しいですね?。
ありがたいですね?。
で、その「まくろび庵」さん。
爽やかな自然の風を存分にとり入れて、「自然」を感じる、と?っても居心地のいいお店でした。
大きめのテーブルが一つあって、6人が座ればそれで一杯なのですが、そのテーブルは実にマルチテーブルで、お店の空間と一つになって、マクロビオティックに寄せる熱き想いを「熟成・発酵」させていました。
なぜ、マルチテーブルなのか?
それは、この記事を読めば納得です。
まくろび庵」さんの誕生秘話を、ぜひ、こちらからご覧になってください。
そして、「のんびり焼き」が生まれた経緯も。
その経緯を知ると、熱い熱い想いを感じますよね。
そのようにして生まれた「のんびり焼き」が美味しくないはずがありません。
なにしろ、「想い」がこもっているのですから。
そこに登場する“13うさぎ”さんは、私と同じ「リマ・クッキングスクール、師範科」の卒業生ですが、期は違います。
でも、同じところで学んだ者同士は、たとえ期が違っても親しみを感じます。
今回は、東京にスイーツのお勉強にいらしていて、お会いできませんでしたが、いつか必ずお会いするべき方なので、その日が待ち遠しいです。
ところで、この「のんびり焼き」の誕生には、ひよこまめさんの存在が欠かせなかったようです。
実際のひよこまめさんとは、ハレマクで席が隣同士という幸運に恵まれました。
とにかくピュアで芯のしっかりした方でしたよ。
惚れました。
それにしても、“わこうちゃん”といい、“13うさぎさん”といい、“ひよこまめさん”といい、「魂を感じる生き方」をされていますよね?。
皆さんの生き方は、魅力的です。
そして、マクロビオティックの知識や技術を持っていながら、迷っていらっしゃる方、方向の見えない方に、勇気を与えてくれます。
“それぞれ”に出来ることをやり、それが一つの形になって行く。
何て素晴らしいことなんでしょう!
自分の一歩は小さくても、幾つか集まれば大きな一歩になることを教えてくれますね。
そんな“すてき空間”、“まくろび庵”さんに、乾杯!


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極陰性とマクロビオティック

リウマチを体・心・魂でみつめよう!のぢゅんさんのブログに、「月山筍」(がっさんたけ)の記事が出ていました。
その写真に、思わず我が故郷、北海道を想い出して、しばし見入っていたのですが、ふと、これは北海道で「姫筍」(ひめたけ)と呼ばれている物の親戚なんだろうなぁと思いました。 
時期的にいって、山形と北海道は気候的にも近いので、きっと間違いありません。
北海道では、太くて大きい筍より、細くて小さい姫筍の方が陰陽からいっても合っているのでしょう。
ところで、きょうのお話は筍ではなくて、山菜全般のことです。
私がメチャクチャに忙しかった時に、Natural Magic SchoolのAnubis 22さんが、サトルマクロ的な記事を書かれていて、コメントしたかったのですが、時期を失してしまいました。
しかし、しかし、時期はあるんですねぇ。
こんな形で、ぢゅんさんがチャンスを送ってくれました。
           *    *    *    *
春の山菜には極陰性のものが多いので、ちょっとだけいただくというのは、マクロビオティックで陰陽を勉強した人なら、誰でも知っていることですが、その極陰性のことについてです。
とってもサトルマクロ的♪」(2006/5/5)の記事によると、
■成長→停滞(安定)→成長→停滞(安定) 
これが自然なリズム
なのに、その秩序を打ち崩して、爆発的に成長する陰性な増殖波動を極陰性と捉えています。
アスパラの穂先、わらび、ふきのとう、竹の子の穂先などが極陰性であることに関して、想い出したことなのですが、私の故郷は十勝の平野部なので、うんと山奥の人の暮らしぶりは、同じ十勝でも知らないことが沢山ありました。
そのひとつに、山菜の食べ方があり、わらび、こごみなどの先端部分を捨ててしまうのです。
山菜好きの母は、「あら、もったいない」と言って物珍しげにその話を聞いておりましたが、今思うと、これには先人の経験がものをいっているように思います。
つまり、里に比べて山奥の人達は、山菜を口にすることが多かったと想像できます。
すると、当然、体調を崩す人も多かったのでしょう。
そこで、経験則として、山菜の先端を捨てたら体調の変化が著しくなかった、ということでしょうか。
陰陽の理論なんか知らなくても、その土地で採れる物の食べ方を、ちゃんと生きた知恵として、彼らに受け継がれていたのでしょう。
           *    *    *    *
これこそ、マクロビオティックだと思いませんか?
お料理教室に行かなくても、料理本を見なくても、地元で採れる物の扱い方を先人に学び、また、後世に伝えていく。
このことがきちんと機能していれば、マクロビオティックと意識しなくても、マクロビオティックをしているのと、ほとんど同じだと思うのです。
食べ物に限らず、日本の伝統がきちんと見直されて、大切に守り、引き継ぐシステムを、ぜひ、整えたいと思う今日この頃です。


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涙・魂・自分の役割

最近、色々な涙を流した。
こんなことは久しぶりだ。
いつも時間に追われていて、泣くことすら忘れていたから。


一つめ
ある人にメールを打っていたら、何故か涙が流れてきた。
キーボードを打つ手は、本題と違う文字をたたく。
なぜ涙が流れるのだろう?
判らないまま、素直な気持ちを文字にして送信。
ほどなく、実に的を得た返事が届く。
コトッと、納得。
何度も、何度も、その文章を読み返した。
ありがたくて、あつい涙が新たにこぼれた。
私に「素直」の大切さを教えてくれた人だ。
二つめ
ある人と生シャンソンの聞けるお店に行った。
どう見ても、今風ではない店内に、妙な落ち着きと安心感を覚える。
お酒も入って心地良くなってきた頃、このお店の主がマイクを持った。
凄い!
何なんだ、この歌は!
狭い店内に彼の歌声が響く。
魂がえぐりとられる!
あついものが頬をつたう。
何故だ?
これは魂の叫びなのだ!
そこにいる者すべてが、一つの魂で揺れる。
三つめ
先日、シャンソンの彼(歌手:若林ケンさん)から電話があった。
コンサートに来てくれた御礼だという。
たった1本の電話なのに、私の魂は熱くなった。
私は、電話でこんなに感動を伝えられるだろうか?
感動ってなんだろう?
遠くの空に夕日が見える。
夕日がぼやける。
・・・・・・揺れる。
四つめ
これらのことは、すべて夫以外の男性との出来事。
後日、夫に最近の私をどう思うか聞いてみる。
「人にはそれぞれ役割があるから、ピッタリの人がそれをやればいいのでは?」と答える。
深い言葉に、目頭が熱くなった。
涙が「自分の役割」を教えてくれた。


 


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マクロビ井戸端会議と「我や」さんのお料理について

少し遅くなってしまいましたが、5月21日(日)に開催された、「マクロビ井戸端会議5月@GAYA」について、お料理をメインに書いてみたいと思います。

 

 

といっておきながら、先にお料理以外のことを書かせてくださいね。

 

マクロビアンにお会いすると、いつも感じるのですが、マクロビアンの方たちは、たとえ、「自称ゆるゆる」と仰っていても、巷で見かける??の人達とは、明らかに違いを感じます。

 

お若い方が、しっかりとした考えを持っていて、「健康」や「環境」を意識している人がほとんどですし、また、その関心の高さも相当なものです。
また、お若い女性の素顔美人の多さに俗世間との差を感じ、つい、見とれてしまいます。
本当に、皆さんのお肌がきれいで、羨ましい!
ああ、私も、若い時にマクロビオティックと出会っていたかったなぁ。
そうしたら、今頃・・・・・・、ああ、時すでに遅しデス。

 

*    *    *    *

 

さてさて、本題の我やさんのお料理ですが、全体的に、前回より格段に美味しく感じました。
もう、「進化した!」って感じです。

 

相当気合が入っていたのではないでしょうか?

 

特に、前回、多くの方からご指摘があった「塩分」については、見事なくらい変化していて、別のお店のお料理かと思いました。

 

では、「マクロビ・パパの奮闘記」のお写真と解説を参考にしながら、各お料理毎に感想を書いてみますね。
*            *

 

 

◆「シーザーサラダ」

 

  重ね煮のお野菜との組合せに、唸りました。
スタッフの方が、休日を返上して勉強し、研究を重ねた結果のお味が、「ここに集結」って感じでした。

 

  「シーザーソース」の転用を考えると、ワクワクしましたよ♪

 

 

◆「南瓜と新ごぼうのサラダ」

 

  イケました、イケました、この甘さ。

 

  幸せでした。

 

  トッピングとの歯ざわり感が、何ともいえない味わいを醸し出していて、食材のハーモニーを楽しませていた
だきました。

 

 

◆「あらめと蓮根の胡麻酢和え」

 

  当日は、とても暖かくて、汗ばむ陽気だったので、お酢のサッパリ感が、とっても嬉しかったです。

 

  個人的には、「酢の物」が大好物なので、幸せ?でした♪

 

 

◆「玉ねぎと人参のオーブン焼き」

 

  豪快!

 

  これぞマクロビ!って感じでした。
これを食べて、「もっと陽性になってやるー!」と意気込んでいただきました(笑)

 

 

◆「必殺!パパ生春巻き」

 

  まず、ネーミングで笑っちゃいました。

 

  うまい!
座布団10枚!

 

  さっぱり感が、またウマイ!

 

 

  ユーモアも味の一つだと、実感♪

 

  遊び心が、我やさんの魅力の一つのように感じます。
のびのびとした環境でお仕事ができているんだろうな。
だから、いいアイデアがひらめく。
そんな、楽しみながらお仕事をされている雰囲気が、いつお邪魔しても伝わってきて、こちらも癒されます。
これが、我やさんだけに出来る「付加価値」ですね?。
おっと、脱線してしまいました。

 

 

◆「里芋とネギ味噌のクロケット」

 

  ネギ味噌の風味がとっても生きていて、里芋のしっとり感で優しい気持ちになれました。

 

 

◆「カブの竜田揚げ」

 

  これも、マクロビ的!

 

  「え?っ!、カブって揚げられるの?」の声が後ろから(笑)

 

 

  そのくらい意外だけれど、ソースの味が生きていて、最高!

 

  熱いところを、ハフハフしていただいたので、ジューシーさにうっとり♪

 

 

◆「豆のリゾットと玄米おにぎり」

 

  前回のアンケート結果が、見事に反映されたご飯ものでしたね。

 

  ご飯ものにも、きちんと「陰陽」をとり入れて2種類にして下さった我やさんの姿勢に、本当に頭が下がり
ました。

 

 

  当日の私の体調からは、リゾットの柔らかさ・水分・温かさが嬉しかったです。

 

  玄米おにぎりは、大きさがちょうどいいなぁと思いました。

 

 

◆「カリフラワーのキャンディ」

 

  ネーミングもさることながら、見た目にも、食べる時にも楽しい一品でした。

 

  ところが、飲み込んでも材料が判らず、隣同士で「何だろう??」

 

  これも、楽しい一面でした♪
あ、料理名に答えはあったのね。
失礼。

 

 

  お子さんは、見ただけで喜んでいましたね?。

 

  どなたのアイデアなのかしら?
たぶん、あの方(フフ)

 

 

◆「玄米ライスプディング 黒胡麻プリン 米飴のシロップ添え」

 

  今回のお料理は、全体的に塩分の調整に細心の注意を払っていただいたお味だったので、仮にデザートが
なくても、充分満足のいくメニューでした。

 

 

  それでも、甘みはやはり美味しさの締めくくりとして、幸せをつれて来てくれますね?。

 

 

  プディングは、玄米の甘さが、とても生かされていたと思います。

 

  黒胡麻プリンは、滋味豊か?っていう感じでした。

 

  米飴のシロップは、ほんのちょっとかけてみましたが、それでも充分美味しかったです。

 

 

  デザートにも、きちんと陰陽が考慮されていて、開催までの我やさんのご苦労に、じ?んとしました。

 

 

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今回のこの記事は、マクロビ・パパさんの記事がなくては書けませんでした。
何しろ私は、料理名を正確に記憶していたのは、いくつもなかったのですから。
当日はお忙しいのに、きちんとお写真を撮って、記事をUPしてくださったパパさんに、改めて感謝しています。
パパさん、ありがとう!
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今回のお料理は、私達にとっては大満足だったのですが、つくる側にしてみると、「毎回新作を!」というのはプレッシャーだと思います。
井戸端会議を長続きさせるためにも、肩の力を抜いて、スタッフの皆さんの休養に、あまり負担にならない程度で、お願いしなければいけませんね。

 

自宅でのんびりできる時間を返上して、井戸端会議のためにご協力してくださる我やさんの営業姿勢に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

我やさんの皆様、本当にありがとうございました。
<追記>
minminさんからいただいたコメントのお返事に、私の気持ちが書かれていますので、そちらも併せてお読みいただけると嬉しいです。

 

お返事の文章にあえてタイトルをつけるなら、「魂の味」にしたいです。

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「マクロビ井戸端会議5月@GAYA」を終えて

5月21日(日)、「マクロビ井戸端会議5月@GAYA」が開催されました。
まず、最初に、今回は少ない人数にもかかわらず、貸切にしていただいたうえに、スタッフの皆さんが自宅でお休みになれるお時間を返上して、ご協力くださった我やさんに、厚くお礼を申し上げたいと思います。
我やさんの皆様、ありがとうございました。

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<一次会>11:45?15:00
於:「我や・青山店
今月は大型連休があったので、参加者は少なくなるかも?と思っていたのですが、案の定少なめでした。
 (全員で21名:男性5名、女性14名、幼児2名)
でも、人数が少ない分、「ゆっくりお話しができて良かった」というご意見を多くの方からいただきました。
全体的にリラックスした雰囲気で、今回はじめて参加された方も、楽しそうにお話しをされていたので、ホッといたしました。
 ・昨年、「マクロビオティックに関するアンケート」を実施された、Tさん
 ・Anubis22さんに質問したいことを、箇条書きにして参加された若き女性経営者のaさん

 (彼女は、井戸端会議のために、アメリカからの帰国を早め、前夜に帰国したばかりだったそう)
 ・某マクロビオティック指導者の女性秘書Lさん
などなど、今回初参加の方が6名いらっしゃいました。


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<お料理について>
前回の井戸端会議の後、参加者にお料理のアンケートをお願いして、そのまま我やさんにご報告させていただきました。
今回は、そのアンケート結果をきちんと反映してくださったお料理で、我やさんの姿勢に心から感謝いたします。
スタッフの方にお聞きしたのですが、かなり前から打ち合わせをしてくださって、何度も試作した結果の新作だそうです。
前回大好評だった生春巻も、「必殺!パパの生春巻」と、楽しい名前がついておりましたよ。
それにしても、美味しいお料理ばかりでした。
目でも、舌でも、楽しませていただきました。

詳しいメニューは、どなたかのブログでUPされると思いますので、そちらに譲りますね。
井戸端会議の記事を書かれた方は、ぜひ、トラックバックしてくださいね。

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<二次会:1>15:30?17:30
麗心」にて、4名参加。
それはそれは、日常のゆったりした会話が楽しめました。
お天気がとても爽やかだったので、テラス席の窓を開けて、自然の風を入れてくださったのが、何とも心地よかったです。
<二次会:2>15:30?19:15
こどもの城」にて、オーラ診断7名)。
私もオーラ診断をしてもらいましたが、細か?く分析されてA4で22ページの説明がプリントアウトされました。
チャクラ毎の説明もあり、自分の身体と精神・エネルギーを知る上で、とても参考になりました。
何だか、未知のことを知って、スッキリした感じです。
 (注:このオーラ診断は、プリンターの持ち運びが大変なのと、組み立てた時うまく動かなかったりするため、次回からの診断はやり方を変えます。)
<三次会>19:20?23:30
ここからlhsさんが、参加してくださいました(5名)。
我や」さんに舞い戻って、はじめてアルコールが入りました。
あ?、美味しい!!
もっぱら、チャクラのお話で盛り上がって、井戸端会議初参加の方も一緒に笑い転げ、あっという間に終電の時間に・・・。
あ?、我やさんにいると楽しくて時間を忘れてしまいます?。

           *    *    *    *
楽しい楽しい井戸端会議でしたが、この1ヵ月間に各地で井戸端会議が立ち上がり、毎週どこかで井戸端会議が開催されている状態です。
お一人で二つ、三つと参加されていらっしゃる方もいて、もう、井戸端会議が、本当の意味で「日常」になった感じがします。
しかし、地方では、まだこれからの所も多く、「ぜひ、我が地でも開催したい!」と、何ヵ所もお誘いをいただいております。
私もできる限り、都合をつけて参加させていただきますので、地方の皆様、ぜひ、ブログを立ち上げて、ご連絡がとれるようにしていただけると嬉しいです。
では、近いうちに、日本のどこかでお会いしましょうね!


 


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