「マクロビ井戸端会議」の原点と「美風ゼミ」について

きのう私は、なかなかさんのブログ「マクロビという考え方」の過去の記事を拝見していて、思わず涙がこぼれました。
過去の記事は次のとおりです。
マクロビ井戸端会議
マクロビ井戸端会議、始まります
マクロビ井戸端会議の運営方針
マクロビ井戸端会議のコンセプト
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次の順序で読み進みました。
マクロビ井戸端会議

マクロビ井戸端会議、始まります

マクロビ井戸端会議レポート(1)

大森英櫻先生    ← ここで泣いたのです。

マクロビ四天王のそれぞれ
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私がブログを始めたのは、2005年8月15日です。
その前の2005年8月4日に、「マクロビ井戸端会議」が産声をあげ、記念すべきその場所に座っていました。
ちなみに、私のハンドルネームはその場所で決まりました。
恩師、大森英櫻先生が亡くなったその日が、奇しくも第1回目の「マクロビ井戸端会議」の日だったのです。
このことが、私はとても意味のあることだと思っているのです。
私は、「大森先生の到達されたマクロビオティックを正しく伝えること」は、あの場所にいたものの使命であるように思っています。
大森先生がマクロビオティックにかけた情熱は、強烈なイメージで私の心に住んでいます。
そして、その生活ぶりは、なかなか真似のできるものではありません。
桜沢先生も大森先生も、「質素な暮らし」を実践し、マクロビオティックでダイナミックな人生を送りました。
これが本当のマクロビオティックです。
だからこそ、夢中になれるのです。
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8月4日という日を思うと、私はいつも、マクロビオティックの本当の素晴らしさをきちんと後世にお伝えしたいと思います。
そんな想いで「マクロビ井戸端会議」に参加して来ました。
足かけ2年。
その間にマクロビオティック界の状況は、どんどん変化して来ました。
特に最近では、次のような点が気になります。

・目に余るお金儲けに走ったマクロビオティック
・外見だけに注目したマクロビオティック
・理論を忘れたマクロビオティック
・簡単、お手軽だけを売りにするマクロビオティック
・どう考えても納得のいかない特定商品の販売に力を入れるマクロビオティック
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「マクロビ井戸端会議」で、体調のすぐれない人の悩みなどを聞いているうちに、どうしても声を大にしてお伝えしたいことが沢山出て来ました。
しかし、「マクロビ井戸端会議」の禁止事項には、「先生にならないこと」「生徒にならないこと」というのがあります。
みんな平等で、ただお喋りをするだけが目的の会ですから、このように運営しています。
となると、ここでは、私が一方的にお話することは許されません。
そこで、かねてから、「マクロビ井戸端会議」の発展形としてのお勉強会を作りたいと思っていました。
それを形にしたのが、「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」です。
そして、その「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」のフォローアップ講座として、「美風ゼミ」が7月12日から誕生します。

でも、この「美風ゼミ」。
実は、「マクロビ井戸端会議」の発展形として、「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」以外でも開催したいと思っています。
それは、深刻な悩みを抱えている人、体調不良の人が余りにも多い現実を知っているからです。
ちょっとした考え方のヒントを私が投げかけ、それを元に各自が自分の頭で答えを出す場を作りたいと思いました。
このようにして、「ゼミ形式で学ぶマクロビオティック」を、「美風ゼミ」で実践してみたいと思っています。
何はともあれ、明後日の「美風ゼミ」を開催してみて、それから必要性のある地域に展開して行けたらいいのかなぁと思っています。

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コメント

  1. いちご より:

    私は 大森先生にお会いすることは出来ませんでした。
    私が普段勉強させて頂いている先生も 大森先生の所に通ってみえました。

    「明日は 小牧で大森先生の講演会だ・・・」と思っていた所で 大森先生の駅での怪我の話がはいり
    結局 それから 大森先生とお会いできないまま
    大森先生の亡くなられたことをききました。

    薬膳の方も一段落して さ~~マクロビオティックを深めて行くぞ~って 時でした。

    あれから2年になるんですね。
    私の状況も ものすごく変化しました ^^;
    まだまだ いろんなことが学びたいと思っています。
    これから先は あまり大波はいりませんが 
    自分の経験してきた事などをもっと深めていけたらと思うのです

    美風ゼミの開催を最初知ったとき 
    すごく 北海道だけではなく もっといろんな地域での開催を望みました。
    (美風さんは すごくお忙しいのにすいません^^)

    美風さんのいい風が いろんなところで吹いてくれたら・・・と 望みます。

  2. マクロ美風 より:

    いちごさん、おはようございます。
    早速のコメント、ありがとうございます。

    >自分の経験してきた事などをもっと深めていけたらと思うのです

    これはとても大切ですよね。
    私も死ぬまでこの路線です(笑)

    「美風ゼミ」は、きっと私のライフワークになると思います。
    いつか、いちごさんともご一緒に開催できたらいいですね。

  3. ひろ より:

    昨年暮れに始めて井戸端会議に参加してからの
    自分はすっごくステップアップできました!していますですね。
    「美風ゼミ」又私にとって大きな力になりそうで
    今から楽しみです。

  4. megmama より:

    マクロビ初心者です。
    陰陽の理論にとらわれすぎた時期があり、ちょうどそのころに美風さんのブログや井戸端会議に出会いました。この出会いがなければ、あのまま違った方向に突っ走っていたかもしれません。
    特に初心者にとって最初に手にした本、最初に知った情報ってその後に大きく影響してくると思います。マクロビがこれだけ広がってくると、考え方も多岐にわたり、ともすると情報過多に。中には営利目的のみになっている部分もあると聞いたことがあります。マクロビの理論って「こうすればこうなる」的な法則ではあるけれど、「こうしなければならない」という規則じゃないんですよね?理論や与えられた情報のみにとらわれてがんじがらめになっちゃう危険性ってあるなぁと感じています。
    そういったなかで、真の意味でのマクロビを広めようという美風さんの存在は非常に価値あるものだと思います。
    悩みながらもどうしたらいいのか分からない方は多いと思います。
    美風ゼミのよう形式が求められていると思います。少なくとも私には必要だと感じました。
    是非是非、関西でも開催して下さい。その際は必ず参加したいと思います。

  5. かなりあ より:

    「美風ゼミ」、いよいよ明後日になりましたね。

    りらのお教室の時のように、ワクワク・ドキドキしています。

    ワク♪o(´∇`*o)ワク♪

    私はマクロの学びを本から入りましたが、その当時(4年前)は、

    今程騒がれていなく、良心的な本が多かったですが、

    いつの間にか「紛い物?」「うさん臭い」「ちょっと…」と言うような

    本や情報、お店が幅を利かせ、それらが混乱を招き、

    「マクロビオティックは怪しい」と思われることが、

    とても残念でなりません。

    特に地方組はスクールに通うことすら叶わない状況が多く、

    それが余計に拍車をかけていると感じます。

    ゼミ形式は、現状のマクロに必要なものだと思います。

    美風さんは多忙極まりないのに、北海道で開催していただけますことに

    とても感謝しております。

    美風さんが大森先生等から学びましたことを私達に還元してくれますように、

    私も美風さんからしっかりと学びまして、還元出来ればと思っています。

    まだまだ先のことですが、いつの日か実現出来ますよう

    頑張りますので、よろしくお願い致します。

  6. gissy より:

    私は大森先生の事は亡くなられた後で知ることになりましたが、今では「宇宙研つうしん」の愛読者になりました。もっと早く出会えてればと思うと悔やまれますが、出会いのタイミングというのはその人にとってのベストだと思っているので、きっとそういうことなのだと思います。

    美風さんが気にされていることは自分も同じです。それでマクロビオティックの考え方の本質が歪曲されて理解され、マクロビオティック自体が誤解されたり、下火になってしまうことを危惧しております。

    美風さんが今このように動かれているということはきっと、そのような役割を天から与えられたということなんでしょうねw無理はせずに頑張ってください。

    私も勉強会に参加させていただきたいので、熊本にもぜひいらっしゃってください!

  7. 花華 より:

    こんにちは、マクロ美風さんお久しぶりです~!
    仙台幹事花華です。
    実は私「集まって話すだけの井戸端会議」に最近疑問を感じていたんです。
    たしかに、それでいいのですが私の中ではなんとももやもやが・・・・。

    いつも仙台までマクロ美風さんに来て頂いていますが
    マクロ美風さんが来てくれなければ、
    なんともぼんやりした集まりになってしまっているんじゃないかと。
    じゃ、来るという前提で何か催しを出来ればと考えていたのです(もしくは井戸端を昼に持ってきてもっとひろい人に参加して貰うとか)

    仙台ではそういう「どうしたらいいの?」にアンサーできるところはやはり限られています(私はそう感じます)

    仙台で開催できるのであれば、諸々対応お引き受けできたらと思います!

  8. リリー より:

    美風さんこんばんは!
    井戸端会議は私のような混乱しているものにとって必要なんだろうな…と最近ひしひしと感じていました。
    息子のアトピーの悪化と共に情報過多(というか勉強不足)でなにがなんだかわからずどんどん不健康になっていき、これはあかん!!と思ってたところ上記にコメントされてるmegumamaさんとの出会いで救われました。それ以外にもこちらに足跡を残されてるすばらしいマクロビアンの方々のブログに助けられました。
    悪化がひと段落し勉強できる時間ができたと思っていたところです。是非是非関西での開催よろしくお願いします。今からこちらのブログでとりあえず今思ってる疑問点を検索してみます。

  9. マクロ美風 より:

    マクロビ井戸端会議が、ひろさんのステップアップに繋がって、とっても嬉しいです。

    これからも、ひろさんのお力を「美風ゼミ」で多くの方々に還元なさってください。
    よろしくお願いします。

  10. マクロ美風 より:

    私が常々思っていることをしっかり把握されていて、とてもマクロビ初心者とは思えません。

    >特に初心者にとって最初に手にした本、最初に知った情報ってその後に大きく影響してくると思います。

    このことは、どんな分野についても言えることですが、特にマクロビオティックの場合は、それがその人にとって合うか合わないかは、体調を左右するので深刻です。

    このことを重視して、「美風ゼミ」を始めたいと思いました。
    関西でも開催できたらいいですね。

  11. マクロ美風 より:

    かなりあさん、札幌の「美風ゼミ」ではお世話になりました。
    私のつたない話を、熱心にメモしてくださって恐縮です。
    これからも、大事なテーマを掘り下げてお勉強したいと思いますので、どうぞ、疑問点などを提起してくださいね。

    そして、マクロビオティックの正しい理解のために、ご一緒に力を合わせましょう。

  12. マクロ美風 より:

    わぁ!
    gissyさんも「宇宙研つうしん」の愛読者なんですね!
    同じ本を手にしているんだなぁと思うと、何だか嬉しいなぁ♪

    >美風さんが気にされていることは自分も同じです。それでマクロビオティックの考え方の本質が歪曲されて理解され、マクロビオティック自体が誤解されたり、下火になってしまうことを危惧しております。

    そうなんです。
    それと共に、体調を崩す人が出ることも心配です。
    gissyさんとは、同じ方向を向いて歩きたいですね。
    熊本、いつお邪魔できるかな~?

  13. マクロ美風 より:

    門左衛門さん、コメントをいただきまして、ありがとうございました。
    「美風ゼミ」を応援してくださって、とても心強く、ありがたく思いました。

    ブログも拝見させていただきました。
    「コメントを読んだ後は削除してください」とのご希望でしたので、削除させていただきました。

  14. マクロ美風 より:

    「マクロビ井戸端会議」は、マクロビオティックを始めたばかりの人が、お友達を作る場として、また情報交換の場として、十分に機能していると思います。

    でも、お勉強会となると、やはり別枠でないと無理ですね。
    趣旨が違いますから。

    「美ゼミ」の応援をしてくださって、本当にありがとうございます。
    花華さんにそのように仰っていただけると、勇気百倍です!

  15. マクロ美風 より:

    リリーさんは、アトピーの息子さんがおられるのですね?
    私と同じですね~。
    アトピーの人を抱えると、本当に時間を奪われますから、肉体的にも精神的にもつらくなりますもの。
    良く解りますよ~。

    でも、megmamaさんとの出会いがあったのですね!
    良かった~。
    そういう人の存在って、本当に大切です。

    「美風ゼミ」の関西での開催は、まだ具体的になっていませんが、いつか開催できたらいいですね。

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