愛に満ち溢れる人に=玄米が開く

「玄米ご飯」。
たかが玄米ご飯、されど玄米ご飯です。
「むそう塾」では、玄米ご飯を炊く行為を通じて人間改革を目指しています。
人間改革なんていうと大袈裟ですが、本来の愛に溢れた人間に戻っていただきたいということです。
どこかで、何かの原因で愛を忘れてしまった人、愛を拒否する人があまりにも多いのです。
そして、それが心を塞ぎ、体調に異常を来たしている人の何と多いことか!
マクロビオティックに出会って玄米ご飯を炊いても、その炊き方があなたの体に合っているとは限りません。
むしろ、白米の方が体に合っているような炊き方をしている人もいます。
でも、どんな人でも間違いなく美味しく感じて、体の滋養にもなって、心まで変えられる炊き方があるのです。
それが「中川式玄米ご飯の炊き方」です。
「中川式玄米ご飯の炊き方」の特長は、玄米を最大限まで開かせることにあります。

すでに、この方法を100名ほどの方々に伝授いたしました。
フォローとしての写真投稿をなさる方、なさらない方、それは個人のご自由ですが、根気よく投稿された方は確実に心が変わって来ています。
               *    *    *    *
その中のお一人Asさんは、11月19日に「むそう塾」に参加されました。
最初は硬い玄米ご飯を炊かれていたのですが、中川さんのアドバイスを忠実に実行されて、何回も何回も玄米ご飯を炊かれました。
そして、ついにお望みどおりのAsさんに合った玄米ご飯を炊き上げました!
それは12月17日のことです。
わずか1ヵ月足らずで、Asさんの心は大きく変化しました。
Naさんもドーンと変化して、感謝の気持ちが育ってきました。
Niさんも心が融けて、別人のように明るくなってきました。
とにかく笑顔が素敵になりました。
この3人に共通のこと。
それは、来る日も来る日も玄米ご飯を炊き続けたことです。
時には中川さんの厳しいアドバイスもありました。
しかし、忠実にそのアドバイスを実行に移しました。
その結果、見事に美味しい玄米ご飯を炊けるようになったのです。
こうなったらしめたもの。
これから、ドンドン愛が溢れてくるでしょう。
美味しい玄米ご飯を食べるから愛を感じることが出来る。
愛があるから美味しい玄米ご飯が炊ける。
この相乗効果で、ますます愛に満ち溢れた人になれます。
こんな素敵な人を世間は放っておきません。
必ず幸せへの階段を昇り始めます。
だから、「むそう塾」のカテゴリー名を「幸せのマクロビオティック教室」としてあるのです。
短期間でその成果を証明してくださったAsさん、Naさん、Niさん、本当に頑張りましたね。
その持続力は、これからの人生で必ずや大きな財産となるでしょう。
しかし、これで安心することなく、引き続き気を引き締めて、次なるステップに挑戦なさってください。
そして、真の意味での幸せを味わいましょう。
                 *    *    *    *
ところで、ここでいう「美味しい玄米ご飯」とは、「食べた人の心を震わせるご飯」という意味です。
ですから、ありきたりな「美味しさ」とはレベルが違います。
食べた人の心を開かせ、感動を誘い、その人が幸せだな?と思える美味しさです。
このご飯を食べて涙を流す人もいらっしゃいました。
玄米嫌いの人も引きずり込まれてしまう美味しさです。


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御守りをつくるような気持ち

きょう、中川さんと「むそう塾」の打ち合わせのために、お電話でお話をしていました。
その時にポソっと仰った一言が私の心に響きました。
あまりにも素晴らしい一言なので、皆さんにもご紹介します。
私が中川さんのブログを初めて拝見するようになったのは、2005年からです。
息をのむほど綺麗なお写真が目を釘付けにしました。
当時はお弁当のお写真が数多くあって、お料理はもちろんですが、盛り付けの素晴らしさに、いつも唸っておりました。
このお弁当はフタが出来るのか?
なんてコメントも登場するほど見事なお弁当でした。
答えはこちら
このお弁当は、中川さんがお嬢さんのために一人分だけ作られたお弁当でした。
それにしてはお料理の内容が豪華すぎ!
なんて思いながら拝見していたのです。
お弁当を作っている時の気持ちについて、きょう中川さんが仰っていたこと。
「事故に遭わないように、変な男に連れて行かれてレイプされないように、御守りを作るような気持で弁当を作っていました」とのこと。
この「御守りを作るような気持」というのが、私の心に響きました。
常々、中川さんがお料理に込める気持ちは、並大抵なものでないことは良く理解していたつもりです。
一緒に「むそう塾」を始めて下さってからも、毎回その気持ちの深さに感心させられています。
その上で今日のお話ですから、本当に頭が下がりました。
中川さんの深い愛に満ちたお弁当を持って、笑顔で学校に通われたであろうお嬢さんの姿を想像して、とても幸せな気持ちになりました。
私はまだ、息子にお弁当を作るチャンスがあります。
最大限の愛を込めて作ってあげたいと、新たな気持ちになりました。


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硬い心が徐々に柔らかくなってきました

こちらも「むそう塾」にご参加された方からのメールです。
この方は最初とても硬い玄米ご飯を炊かれておりました。
でも、今は日を追うごとにその硬さがとれて来ています。
この後にもう一段進化した玄米ご飯を炊かれているのですが、今回はここまでのご紹介です。
<Naさん>
美風さま

こんばんは。
第○回むそう塾に参加させていただきました
○○です。

先日、美風さんのブログで私のことを書いてくださり、ありがとうございました。
私のことを美風さんが嬉しいと思ってくださっていたことが、
私にとってはとてもとても嬉しいことでした。

お忙しい上に、たくさんの生徒さんに触れている美風さんですから、
たった1回むそう塾に参加しただけの私の変化に
気をとめていただいていたことには、正直驚きました。

むそう塾とはこういうところなのですね!

 
 

昨日の中川さんのブログで、中川さんから、
「私は玄米が美味しそうに炊けるようになった事より、Naさんの心が
柔らかく開いた事が嬉しいのです。」と言っていただきました。
パソコンの前で思わず泣いてしまいました。

今回中川さんに画像をお送りした玄米を炊いているときに、
硬い玄米しか炊けなかった自分自身がよく見えたのです。
当時は「心が硬い」と言われても、それを理解することができませんでした。
「私はこんなにオープンなのに、どうして人はそれをわかってくれないのだろう」と思っていました。

硬い玄米しか炊けないことも、
それがどうして心の状態と結び付けられてしまうのか納得できずにいたように思えます。
「きっと私の圧力鍋は故障しているに違いない」
「フィスラーの新しい圧力鍋を買えば、私にも美味しい玄米が炊けるはず」
「モチモチさせるためには攻撃的火力を強くしろと言われたから強くしたのに…」
「ピンが上がったまま、蒸気が出ない火加減なんてあるはずがない」
「きっとお米が悪いからだ、買い換えなくっちゃ」等々
当時の私はこんなことを思っていました。
何て硬い状態だったのでしょうか。

それでも今回、以前の自分の行動パターンと違ったのは
玄米を炊き続け、中川さんに画像を送り続けることができたことでした。

そこには、むそう塾で芽生え、そしてしっかりと根を張っていた
美風さんと中川さんへの信頼感と、
あの温かな時間を一緒に過ごしてくれた受講生の皆様への感謝の気持ちが
私の中にあったからなのだと思います。

心が柔らかくなっているのかはよくわかりませんが、
以前とはっきりと違うのは、感謝することが増えたことです。
その分、イライラしたり、怒ったりすることが少なくなりました。
こうして少しずつ変わっていき、いつか、本当に柔らかでやさしい自分になっていけたらと思っています。

中川さんから嬉しいお言葉をいただけたとは言え
玄米炊きの道はまだまだこれからです。
精進していきたいと思います。

美風さん、本当にありがとうございます。
そしてこれからも見守っていてください。
それが力になります。

ただ感謝の気持ちを伝えたかったのですが
まとまりのない長いメールになってしまいました。
○日のむそう塾で再会できることを楽しみにしています。

○○
◆関連記事
「むそう塾」参加者のご感想(1)
 ・ 玄米の力を再確認されたNaさん
 


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愛に餓えていませんか?~過食で苦しむ方へ~

毎日毎日、「むそう塾」の参加者からは、色々なメールをいただきます。
嬉しいことが一番多いのですが、事後相談のような内容もあります。
中川さんは玄米ご飯の写真指導で、私は事後相談のフォローで、誠意をもってバックアップしております。
きょうは、同じような症状でお悩みの方のご参考になるかと思い、メールの一部をご紹介させていただきます。
<Tさん> 抜粋
○月○日は、どうもありがとうございました。
人前で話すのがとても苦手なのに、泣いてしまうなんて自分でもびっくりしました。
 
今まで誰にも話すことができなかったのですが、7年ほど過食嘔吐をしております。
最初は、拒食、次は過食、そして過食嘔吐と、教科書にあるような規則正しい(笑)順番で進んでおりまして。
やせたいという思いだけでの行動だったのですが、ここ1年の過食嘔吐状況は、週半ばから後半にかけて集中しておりまして。
ストレスの発散を「食」でしようとしているのではないかと、自分では判断しています。
たくさん食べてストレスを発散しようとするのですが、たくさん食べて満足することはなく、満腹感もないため、お腹だけが異常に膨れてくるのです。
過食したことに対する後悔やら情けなさやら、そういうものを打ち消すために嘔吐するために過食するという、普通の人からすると、信じられないような行動にでてしまいます。
 
嘔吐をしない日も、過食なため、ご飯をたくさん食べて、食べ過ぎたと後悔し、今日もよく噛めなかったと自分を責めて。
玄米ご飯を食べたあとに、いりゴマを、スプーンですくってばくばく口に何度も運ぶ日々・・・
まったくマクロビでもなんでもない食生活です。
食事は自分の中で楽しくもなんともないものです。
”今日は過食しないかなあ”とびくびくするそんな毎日。
 
??中略??
 
今回は”むそう塾”に参加させていただきまして、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
 
追伸:○月○日に参加したみなさんには、一度もあったことはないはずなのに、みなさんと、どこかであったことがあるような、
とても不思議な空間でした。

                 *    *    *    *
頷きながらお読みになった方がいらっしゃると思います。
そう。
多いんです、過食と嘔吐に苦しむ人が。
10年以上苦しんでいる人もゴロゴロいます。
過食に関する本もたくさん出ています。
最初は心配してくれた人も、長引くにつれて徐々に距離を置くようになったりして、人間関係も壊れてしまうことがあります。
Tさんはまだ玄米ご飯が入っているようなのですが、過食に苦しむ人の中にはご飯類を著しく嫌う人がいます。
おかずばっかり食べて、ご飯粒をまったく食べないのです。
結構こういう人が多いんですよ。
このような人に比べるとTさんの場合は、良くなるのが早いと思います。
まず、中川さんに教えていただいた玄米ご飯の炊き方を、しっかりマスターしてください。
それが過食を克服する第一歩です。
とにかく、諦めずに、来る日も来る日も「中川式玄米ご飯」を炊いてください。
そして、中川さんに写真を送ってください。
もし、どうしても限界を感じた時には、もう一度「むそう塾」にご参加ください。
必ず新しい発見があります。
それを繰り返してください。
絶対に変化が訪れます。
              *    *    *    *
ところで、Tさんの文章の中で気になったことがあります。
>玄米ご飯を食べたあとに、いりゴマを、スプーンですくってばくばく口に何度も運ぶ日々・・・
いりゴマと書かれていますが、ごま塩のことでしょうか?
それならなおはっきりと断言できるのですが、確実にミネラルが不足していますね。
何気なくしている行為に、体の声が隠されているのもです。
嘔吐をするということは、体内に必要なミネラルも外に出てしまいます。
ここには書かれていませんが、恐らく甘いものも過食の中には含まれているのではないでしょうか?
そうすると、なお一層ミネラル不足に拍車をかけます。
それから、最も重要な問題。
Tさんは愛を感じていますか?
愛で満たされていますか?
>ストレスの発散を「食」でしようとしているのではないかと、自分では判断しています。
Tさんはストレスに原因を求めていらっしゃいます。
もちろん、それは原因の一つになり得るものですが、もっと奥の原因は愛の不足だと思います。
幼い時の愛(主に両親の愛)だったり、異性の愛だったり、人ぞれぞれですが、心の奥底に潜む愛への渇望感があるように思います。
「むそう塾」の参加者は、そこに気づいて変わっていく方が多いです。
玄米ご飯をひたすら美味しく炊こうとする行為には、自ずと「感謝」が伴います。
この感謝の気持ちが育つことによって、愛への認識も変わって来ます。
これが中川さんの仰るところの「玄米が開く」ということなんですね。
どうぞ、「むそう塾」を舞台にして、大きく変身してください。
そして、必ずやご自分の手で幸せをつかみ取ってください。
中川さんと私が全力でバックアップさせていただきます。
参考記事
  これが「玄米が開く」だ!


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マクロビオティックの新しい動き

嬉しいですね?。
山村慎一郎先生が新しい講座に向けて動き始めました。
仙台の「まくろび庵」さんが企画された座学中心のマクロビオティックレッスン『スピリッツフード』は、マクロビオティックの最も大切な部分に光を当てる講座です。
今の時代にピッタリの内容で、素晴らしい講座だと思います。
相変わらず“わこうちゃん”の企画力と“13うさぎ”ちゃんのマクロビオティックに対する姿勢に、心から拍手を送りたいと思います。
私も11月5日の「むそう塾」で、桜沢如一先生の「魔法のメガネ」を教科書にしてお話をしました。
なぜなら、マクロビオティックで一番大切なことをお伝えしたかったからです。
とかく食べ物だけに関心が行ってしまう最近のマクロビオティックですが、それはマクロビオティックのほんの一部のこと。
一番大切なのは哲学の部分です。
それを語らずしてマクロビオティックはあり得ません。
また、まったく別の観点からいっても、今の混沌とした時代だからこそ、心に中心軸の出来る桜沢如一先生の説かれた哲学を再認識するべきだと思うのです。
今、まさに世はマクロビオティックの考え方を必要としている時代なのです。
*    *    *    *
考えてみると面白いです。
私が桜沢如一先生の哲学をお伝えしたいと思って、「むそう塾」を始めたこと。
まくろび庵さんが「座学中心のマクロビオティックレッスン『スピリッツフード』を始めたいと思って募集を始めたこと。
そして、きのうもご紹介しましたが、anubis22さんが「古典マクロよ再び!」としての記事を書かれ、来年から動かれること。
それぞれがそれぞれの想いで発信したことが、奇しくも同じ時期になっているのです。
みんな感じているんですよね。
このままのマクロビオティックではいけないと。
その危機感がそれぞれを動かしているんですね?。
この動きはこれから加速するでしょう。
だって、マクロビオティックは生きているんですもの。
時代に合わせて変化し、動きもダイナミックになって当然です。
間違いなく、マクロビオティックの新しい流れがスピードを増すことでしょう。


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