マクロビオティックのテープを聴く

ただいま東京へ向かっております。
今日は帰宅が午前様ギリギリになります。
先日桜沢如一先生や大森英櫻先生、それに久司道夫先生のお話を吹き込んだカセットテープを京都に持って来ました。
とても古いものなのですが、私にとっては大切なテープです。
その中で玄米に関する興味深いテープがあって、それをぜひ中川さんにも聴いていただきたいと思って持って来たものです。
久しぶりに聴く大森先生や桜沢先生や久司先生のお声は、当時を彷彿とさせて懐かしさでいっぱいになりました。
面白くてお勉強になって、次々とテープを聴いているうちに、こんな時間になってしまいました。
家族よごめん。
中でも大森先生の玄米の研究に関するお話は、今まで中川さんが追求していたことを追認するかのような内容で、中川さんにとっては大きな自信になったことと思います。
ひと言で言えば大森先生は、「いかに玄米をアルファ化するか」を研究されていたかが良く分かります。
そして、「いかに玄米の栄養分を吸収させるか」の点で研究を重ねていらしたことも分かります。
断食のお話を伴った大森先生の玄米のお話は、むそう塾が追求している「消化吸収の良い中川式玄米ご飯を体の中心軸に」とピッタリ一致しています。
大森英櫻先生からどんな時にも玄米ご飯を大切にと教えられ、玄米ご飯を追求し続ける中川さんとむそう塾が出来、こうしてお勉強もできたことがとても嬉しかったです。
また一歩、新たな自信をもって中川式玄米ご飯を進化させて行けそうです。


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「第38回 愛クラス」が終了しました

本日「第38回 愛クラス」を開催しました。
梅雨の真っ只中の京都は湿っぽい朝を迎え、愛クラスが始まるお昼頃には一時的に強い雨が降りました。
栃木県1名・東京2名・滋賀県1名・大阪2名・神戸2名・広島県1名・香川県1名から、一人の欠席者もなく集まってくださいました。
この中にはパスポート取得者が2名含まれています。
もう一度中川さんの玄米ご飯の炊き方を確認したいとご参加くださいました。
ちょうど今回からTプラス3.0での炊飯も加わったので、皆さんに喜んでいただけました。
ねっ、3.0って使いやすいでしょ?
今回は3台のTプラスで炊き比べをしましたが、見事にお鍋の特性が出ていて面白かったです。
その結果、やはり3.0があっさり目に炊けて、お鍋の形状を反映しているなぁと感心しました。
私はこのお鍋で炊いた玄米ご飯が一番好きかも知れない。
これから夏を迎えるにあたって、このお鍋の玄米ご飯はイチオシです。
とにかくさっぱりしていて食べやすいです。
今回の愛クラスでは、10代の受講者さんがいらっしゃいました。
お母様は第1期幸せコースの修了生です。
第2期の幸せコースにも、同じように1期修了生のお嬢様がいらっしゃいます。
こんなふうに親子2代でむそう塾にいらして下さる人が登場してくれて、私も中川さんもとっても嬉しいです。
このような方々のためにも、むそう塾をほんまもんのマクロビオティックと美味しいお料理の発信基地として、育てて行きたいと改めて思ったことでした。


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なぜ今包丁砥ぎなのか?

昨日で「第2期 幸せコース」の6月授業が全部終わりました。
皆さんお疲れ様でした。 
今月は「切る」ことに加えて包丁砥ぎがありましたから、凄くハードな内容でした。
でも、どうしても包丁砥ぎまでお伝えしておきたかったのです。
それは、包丁が切れるようになっていないと、桂剥きは出来ないからです。
そこで昼食が遅くなっても、包丁砥ぎを練習していただいたわけです。
しかし、一番の理由は、美味しいお料理を作るために包丁が切れる状態であってほしいのです。
たとえばピーラーでジャガイモの皮を剥いてみてください。
次に包丁で剥いてみてください。
ジャガイモの表面が違うはずです。
ピーラーで剥くとザラザラした感じで、包丁で剥くとツルッと光った感じがするはずです。
こんなふうに、包丁で剥くと切断面が違うように、切れる包丁と切れない包丁でも切断面が変わります。
切れる包丁は切断面が鋭角で、食材の細胞をつぶしません。
ですから、お料理の味のしみこみ具合や、舌触りも違うのです。
さらに、煮崩れ防止にも繋がります。
つまり美味しいお料理を作るには、包丁が切れることが第一条件なわけです。
昨年1期生の方が仰っていました。
「包丁が切れるようになったら、うちのお料理が美味しくなりました!」
そうなんです。
美味しくなるんです。
だから幸せコースで包丁砥ぎを教えているんです。
今はステンレスの包丁が使い捨て感覚で使われている時代ですが、切れ味はやっぱり鋼に適いません。
ステンレスはすぐ切れなくなってしまいます。
錆びないというだけでステンレスにするのではなく、どうか切れ味重視で包丁を選んでください。
包丁は調理道具の中でも別格です。
大切に丁寧に、いつも綺麗な状態で使えるよう、きちんとお手入れをする癖をつけましょう。
その姿勢が美味しいお料理に繋がります。
錆びる包丁を錆びないように使う心。
それが大事な時代でもあります。
今あちこちで包丁砥ぎ講習会なるものが人気だそうです。
先日もデパートの包丁砥ぎ講習会(有料)が、キャンセル待ちだと売り場に書いてありました。
そろそろ使い捨てではない、本物に触れたい人が増えて来たのでしょうか。
そうだったら嬉しいな。


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「マクロビオティックと排毒について」~続き~

先日「マクロビオティックと排毒」の記事を書いたところ、お悩みの方が多かったので、もう少し追加記事を書きます。
マクロビオティックをするとなぜ排毒が起きるのか?
それは玄米が持つ排出作用によります。
ですから単純に考えると、玄米の量を増やせば増やすほど、体の中の余計なものが外に出てくるわけです。
白米にする時には捨てられる米糠部分にその力があるので、玄米で食べた方が体のために良いのはもうお解りですね。
さて排毒ですが、現実問題としては皮膚のあちこちにブツブツが出来たり、炎症を起こすのは女性の場合は困ってしまいます。
そこで玄米ご飯を止めてしまう人がいるのですが、せっかく体がいらないものを捨てようとしているのに、それを止めるのは勿体ないですね。
ですから、なるべく頑張ってその時期を乗り越えましょう。
ストイックにマクロビオティックをして、早くその時期を通過するのも良いですが、お手当てと平行しながらある程度の時間をかけて乗り切るのもアリです。
だって、本当につらい時があるんですよ??(泣)
高熱の排毒だったら寝込んでしまう場合もありますしね。
排毒は陰性のものから出てくることが多いです。
その次に陽性。
陰性である指の先とか、指の間、頭のてっぺんなどですね。
私の場合は過去につけたアトピーの薬が大量だったので、その排毒に最後まで時間がかかりました。
それはそれは酷いものでした。
そんな時にはちょっと親を恨んだものです。
私が小さかった時とはいえ、治してやりたい一心で薬を使った親の気持ちさえも、感謝の思いでは受け止められないくらいでした。
私の場合の陽性の排毒は圧倒的に玉子です。
胎児の時に母親が大量に摂っていましたから。
お魚も比較的多かったようですね。
膝から下にブツブツが出てきて、かなり長い間くるぶし近くがボロボロになってつらかったです。
足の指の間も、まるで水虫のように汁が出て、ジュクジュクしていました。
同時期、足と手の爪からも排毒がありました。
私はあまりお肉の摂取が多くなかったせいか、背中からの排毒は少なかったです。
大森英櫻先生が仰っていましたが、陽性の排毒と砂糖の排毒は時間がかかるそうです。
それは確かにそんな感じがします。
育ち盛りの食生活の面でいうと、夫の方がマクロビオティック的でないものを沢山摂り入れているのに、排毒は私より簡単なものでした。
親からもらった体が割と丈夫だったのでしょう。
しかし、鼻の排毒がありました。
私は鼻より目に来ました。
ですから花粉症の季節には、それぞれが弱い部分で反応していました。
そうそう、マクロビオティックを始めて一番早く家族で結果が出たのは、花粉症がほとんど出なくなったことでしょうか。
花粉症は杉が原因というより、人間の体が原因と考えた方が良い問題だと、つくづく感じたものです。
ちなみに、私はマクロビオティックを始めた翌年に花粉症とおさらばしました。
アレルギーは腸の弱い人が発症しやすいので、腸の状態を改善してあげれば良いのです。
そのための食生活をが大事なのですが、案外これをマクロビオティックは実現してくれるんですね?。
恐るべしマクロビオティックです。
あれ、もうこんな時間になりました。
思ったより沢山書けませんでしたね。
また機会をみて排毒のことを書いてみます。
排毒ネタは多いです。
きょうは「幸せコース 土曜Cクラス」の授業があります。
最後の桂剥きを楽しみます♪


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桂剥きの向こう側

きょうは「幸せコース 金曜Cクラス」の授業日でした。
朝から雨の京都でしたが、遠くからの塾生さんも無事到着。
話題は早くも桂剥きの話が出ています。
(お?予習している感じね)
いよいよ桂剥きの時間がやって来ました。
おお!
上手な方がいます。
仙台からお越しのTaさん、秋田からお越しのSaさん。
上手ですね?と声をかけると、「練習しました!」「ユーチューブを何回も見ました!」と笑顔で答えてくれました。
良かった。
ユーチューブをアップしておいて。
ユーチューブを繰り返し繰り返し見てくださると、間違いなく上達することを証明してくれました。
他にもSoさんが左手で大根を送ることが出来るようになっていたので、これから上達してくれることでしょう。
このクラスは桂剥きの上手な人が多かったです。
Cクラスともなると、予習効果が出てくるのでしょう。
そこで皆さんが少しでもユーチューブで桂剥きが上達できることを願って、新しいユーチューブをアップしました。
なかなか見られない「桂剥きの向こう側」です。
桂剥きをしている中川さん自身、初めて見た手元だそうです。
「お! 俺ってなかなかやるじゃん! ちゃんと送れてて良かった」との感想。
この貴重な動画で、あなたの桂剥きは飛躍的に上達すること間違いなしです。
ぜひお役立てください。


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