山形に住むむそう塾生のItさんからメールがありました。
お婆ちゃんが編み物をしている写真が添付されていました。
嬉しかったです。
Itさんの優しいお気持ちが伝わって来るとともに、人間のつながりの原点がここにあってホッとさせられます。
彼女が山形に帰郷してから、ご一家はどんどん良い方向に変化しています。
嬉しいです。
幸せコースを修了してからもこうしてメールをくださって、心の交流が出来ることが本当に嬉しいです。
そして彼女がまさに「幸せ」を実践してくださっていることに、感謝の気持ちが湧いてきます。
Itさん、ありがとうございます。
<Itさんのメールより その1>抜粋
東京ふんわり会で私が本を読むのが苦手だと相談した時に美風さんが「本なんか読めなくたって、おばあちゃんと一緒に楽しく暮せればそれでいいのよ」と言ってくださったおかげで、私の心はおばちゃんへまっしぐらになりました。
おばあちゃんと楽しく暮らすことを1番大事にしよう、と心がけてから自然とおばあちゃんの笑顔も増えました。
<Itさんのメールより その2>
中川さん、美風さん、こんばんは。
おばあちゃんのことで、うれしいことがありました。
去年に引き続き今年も編み物を始めました。
去年に比べるとだいぶ落ち着きが出てきて、編み物に集中している時間が増えました。
去年のおばあちゃんは、常に強烈な不安を感じているようでとにかく落ち着きがなくて、いつも家の中や近所をうろうろと歩き回っていました。
家に届いた郵便物や家族の持ち物をどこかにしまいこむことも多く、保管している食品の袋も全部破ってしまうので、家族全員イライラが募り、家がピリピリした雰囲気になることがしょっちゅうありました。
1月にむそう塾の東京新年会に参加したときの私は、おばあちゃんへの接し方が分からなくてかなりストレスが溜まっていました。
特に分からなかったのが会話の方法です。
同じ質問を何度も何度もされるのですが、その時に本当のことを答えるとおばあちゃんが不安がってしまって、ますます落ち着きがなくなることがあり、余計な不安感を増やさないように私はときどき嘘の答えをしていました。
私はずっと、嘘はついてはならないもの、と思っていたので嘘をつくたびに罪悪感が積み重なっていました。
新年会で中川さんに相談したところ、「そういう事情があるならばおばあちゃんを不安にさせない為の嘘ならついてもよい」とおっしゃっていただき、ああよかったんだと心が晴れ晴れしました。
さらに中川さんからは、おばあちゃんが不安がっているときにはトントンと腕や肩にやさしく触れながら、「大丈夫」と言ってあげてとアドバイスをいただいたので、家に帰って実行していました。
1、2か月経過すると「大丈夫」と腕にトントンと触れるとだいぶ落ち着くようになりました。
そして、いつの間にかおばあちゃんが自分で「大丈夫」と言うようになりました。
中川さん、アドバイスありがとうございました。
いまのおばあちゃんは、とても穏やかで不安でたまらなくなるということがめっきり減りました。
郵便物や家族の持ち物をしまいこむことや食品の袋を破ることもだいぶ回数が減っています。
落ち着いて編み物をする時間が増え、うろうろ歩き回る時間も少なくなりました。
おばあちゃんの精神状態が穏やかな時が多いので、家族がピリピリすることも少なくなり、最近は特にみんなで笑いあうことが多くなったなーと感じています。
美風さん、いつもおばあちゃんのことを気にかけてくださってありがとうございます。
おばあちゃんのかわいらしい写真が撮れましたので添付しました。
編み物をするおばあちゃんはほんとうにかわいくて、私もこんなかわいいおばあちゃんになりたいと思うようになりました。
中川さん、美風さん、おかげさまでおばあちゃんも私も毎日楽しく元気に生活しています。
ありがとうございます。