キッチンの収納棚を片付けていてふと気づいた。
裏ごしの目(おへらを引く方向)が、箍(たが)を留めてある向きと同じことに。
「前丸角向こう」の言葉につながる日本のものづくりの精神性の高さを改めて感じた。
でも、「前丸角向こう」の言葉も、盛り付けにこのようなことを意識する人も少なくなるのだろうか。
むそう塾の幸せコースでは、この言葉もきちんと盛り付けでお伝えしているが、どれだけの人が憶えていてくれるだろう。
昔は高級背広の襟の芯に馬毛が使われた。
強さと弾力が柔らかなカーブを実現してくれるからだ。
今は馬も少なくなったから馬毛を用いた製品も少なくなってきた。
美風さん、こんにちは。
馬毛の裏ごし器、すてきですね。
今、離乳食作りでステンレスの裏ごしを使用していますが
馬毛のものは舌触りもなめらかで、おいしさが違うと聞きました。
いつかは手にしてみたい、あこがれのお台所道具です。
「前丸角向こう」のお言葉は
お弁当講座で初めて教えていただいて
それまで知らずに暮らしてきたことを恥ずかしく思いました。
むそう塾で盛りつけの奥深さ、たのしさを知り
わたしの暮らしに光が射しました。
お弁当を作る時、授業でのことをいつも思いだしています。
お料理も、盛りつけも、その食べ方も、まだ知らないことばかりですが
教えてくださる方と出会えたことは本当にしあわせなことだと思っています。
ありがとうございます。
さっこさん、こんばんは。
「前丸角向こう」を憶えていてくださったのですね。
ありがとうございます。
このことを踏まえていないお料理本をよく見かけますので、お料理をする人も撮影者も出版社も、盛り付け知識がないまま本が発売されてしまうのでしょう。
でも、中川さんからそれを教わることができて、私たちは幸せ者ですね。
上級幸せコースではもっと上のことも学べますから、お楽しみにね♪