馬毛裏ごし


キッチンの収納棚を片付けていてふと気づいた。
裏ごしの目(おへらを引く方向)が、箍(たが)を留めてある向きと同じことに。

「前丸角向こう」の言葉につながる日本のものづくりの精神性の高さを改めて感じた。
でも、「前丸角向こう」の言葉も、盛り付けにこのようなことを意識する人も少なくなるのだろうか。
むそう塾の幸せコースでは、この言葉もきちんと盛り付けでお伝えしているが、どれだけの人が憶えていてくれるだろう。


昔は高級背広の襟の芯に馬毛が使われた。
強さと弾力が柔らかなカーブを実現してくれるからだ。
今は馬も少なくなったから馬毛を用いた製品も少なくなってきた。


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野菜たっぷり白味噌うどん


きのう息子と新宿で夕食を食べた。
息子は「鴨団子うどん」で、私は「野菜たっぷり白味噌うどん」。


豚肉はそんなに食べたくなかったので残した。
白味噌の味が美味しかった。
きっと京都通いで白味噌に慣れたのだと思う。
うどんの太さは好みで選べる。


蒸し野菜は下から椎茸・里芋・蓮根・さつまいも・人参。


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『愛子先生とメリー・クリスマス♪』

関係者様から原稿をいただきましたのでご案内いたします。
明後日のイベントなので、もうご予定がおありの方も多いと思いますが、まだという方はぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。
素晴らしい先生お二人と身近にお話しできる絶好のチャンスでもあります。
『愛子先生とメリー・クリスマス♪』
激動の2011年もあと10日となりました。皆さまにはご多忙の毎日だと思いますが、リマのマドンナ/田中愛子先生と元代官山『メルロパノニカ』岡田シェフがコラボして『愛子先生とメリー・クリスマス!』という愉しくっておいしい!お集まりをいたします。
間近でのご案内ですが、お友達もお誘いいただき、ぜひ・ぜひご参加を♪
●日時:2011年12月24日(土)11?14時
●会場:リマ・クッキングスクール新宿校(ページの下側)
●会費:日本CI協会会員5千円  非会員6千円
●内容:
桜沢如一先生の直弟子でパリをはじめ海外での普及活動も積極的にされた87歳愛子先生が、今年『免疫力を上げる一生モノの「食べ物・食べ方』を出版されました。
今回はその本の編集者/吉度さんにMCをお願いし、いつもエレガントでお茶目な愛子先生の毎日の食事・生活等愛子流生活術をお聞かせいただきます。
また、お食事は今春惜しまれながら閉店したマクロビオティックフレンチの名店『代官山メルロパノニカ』岡田シェフが当日限りで復活。クリスマス・メニューで愛子先生&ご参加の皆様のために心をこめて、お料理くださいます。
 尚 メニューは下記の通りにすご?い盛りだくさんで、岡田先生に感謝です♪
 ・冷たいオードブル:椎茸の黒米タプナード等4品
 ・温かいオードブル:冬野菜の長芋グラタン バジルソース等2品
 ・パスタ2種:牛蒡・春菊・甘い葱のペペロンチーノ他1品
 ・メイン:挽き割り豆の板麩インヴォルティーニ(ロール焼き)パセリソース添え
      テンペのシャリアピン・ステーキ 里芋ピュレ添え
 +デザート(安納芋と林檎のベークド・ケーキ アプリコットグレーズ)
 &お飲み物
尚 お食事のスタイルはビュッフェで、都合でメニューが変更になる場合がございます。
予めご了承ください。
尚 当日は津軽三味線の若手ホープとギターのユニットの演奏があります。併せて、お愉しみに。
●お申し込み:ご参加の場合は、
日本CI協会 j-info@ci-kyokai.jp まで、ご参加の旨お知らせください。


愛子先生を囲んで、皆様と愉しいイブを過ごしましょう♪ 
ご参加をお待ちしています
リマ・クッキングスクール事務局 



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睡眠時間と血液の質

巷では睡眠時間は8時間ぐらいを理想として健康指導しているようですが、マクロビオティックを実践していると8時間の睡眠時間は長いですね。
睡眠の良し悪しは長さだけではなく、睡眠の質が大きく影響するので、睡眠時間だけを論じるのは片手落ちですが。
まず睡眠の時間帯が普通のスタイルで22:00?6:00の範囲内であるならば、5?6時間の睡眠で充分です。
これを外して昼間寝るような場合は7時間前後になったりします。
この違いは24時間のうち、身体の臓器を修復する時間帯が異なるからです。
それでも普段の食生活の内容によって、この睡眠時間はどんどん変化します。
さらに睡眠の質も変化します。
そもそも睡眠って何のために必要なのか?
それは身体の疲れを取リ除くためですね。
では身体の疲れってなぜ起こるのか?
それは血液の質が悪くなるからですね。
血液の質は色々な要因で変わります。
緊張したとき、リラックスしたとき、悲しいとき、嬉しいとき、薬を飲んだとき、アルコールを飲んだとき、お菓子を食べたとき、お肉を食べたとき、急いで食べたとき、寝不足のとき等々、挙げれば切りがありません。
このように暮らし方と血液の関係は不可分の関係にあり、中でも食べ物が血液の質に与える影響は100%です。
ですから、食べたものによって睡眠時間が変化するのも当然なのです。
マクロビオティック料理を難しく考える必要はないわけで、単純に血液を汚さない料理と思えば間違いありません。
ですからマクロビオティック料理を食べているうちに睡眠時間が短くなるのは当然なのです。
そして、血液の質が良くなるとともに、体調不良が改善されるのも当然の帰結なのです。
あまり実感しなかった「血液の質」でしょうが、これを意識して生活すると結構楽しいものですよ。
食べた物が血液になって行く過程を体感することは、日々を丁寧に暮らすことにもつながります。
何かと忙しいこの時期ですが、ぜひ「その一口」を意味ある選択になさってください。


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風邪とウイルス

最近は風邪ひきさんが多いですね。
私が京都通いをする新幹線の中でもゴホゴホしている人がいます。
ああ、ウイルスがウヨウヨしているんだろうなぁと思いながら氣を引き締める日々です。
ところで、よく「免疫力が落ちた時にウイルスが入ってくる」という表現をする人がいますが、それは正確ではありません。
まったく間違っているわけではないのですが、こと風邪に関して言うならば、「免疫力が落ちているところに風邪のウイルスが入って来ると発症しやすい」というのが正しいのです。
私たちはいつも多くのウイルスが飛び交っている中で生活しています。
ですからウイルスは結構身体に入り込んでいるのです。
しかし、免疫力が勝っているとそのウイルスを増殖させることなく、発症にもいたらないわけです。
反対に免疫力が落ちていると、そのウイルスにとって好都合の環境になり、発症することになります。
そもそもこの免疫力の差は何なのか?
それは「血液の質」にあります。
血液の質については別記事で。


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