リモートワーク時代のお部屋と古い物件探しの注意点

家事アドバイスの記事が続いて恐縮なのですが、以前、塾生さんからお引っ越しの相談をされたことがあります。
現在一人暮らしをされていて、不自由なく暮らしておられるのですが、働き方が変わったために住まいを変えてみようかなと思ったのだそうです。

もしかしたらそういう人が多いかもしれませんね。
例のコロナ騒動で、リモートワークになったままの状態が続いている人も多いことでしょう。
そうなると、お部屋だけでなく、住む地域まで変えてしまう人もいます。
ですから、働き方が変わることによって、住まい方を変えたいなと思うのは当然のことなのです。

今までは寝るだけでよかった空間(陰性が必要)に、仕事をする(陽性が必要)要素が求められるのですから、お部屋の役割が一つ増えることになるわけです。
ですから、引っ越したいと思われた塾生さんは敏感な人だなと思っています。

事実、ご家族のいらっしゃるお住まいでリモートワークをされる人のために、リモートワーク用の物件が貸し出されていたり、ホテルでもリモートワーク用のプランが用意されているのですから、今は住まいに二面性を求める時代になったのでしょう。

 
 

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そこで、お部屋探しのことについて、少しだけ書かせていただきます。
ポイントはいくつもあるのですが、都会と地方では断然条件が違うので、東京は難易度が最高になります。
私もかつて東京に住んでいて思ったのは、東京23区内は家賃のために働く感じがありました。
それほど家賃が高かったのです。

そこで家賃を抑えようと思うと、必然的に都心から外に向かうか、古い物件になります。
誰しも広さは落とさないほうがよいでしょう。
古い物件の場合は、リノベーション・リフォームされていたらラッキーです。
ただし、その場合でもドアノブや窓の鍵などは交換していない場合が多く、そこが気に入らないかもしれません。

また水栓金具にも流行というのがあるので、あまり古い物件だと時代を感じて寂しい気持ちになることがあります。
手に触れるものの感触は結構重要です。
設備機器はどんどん新しくなってくるので、新しいものほど便利になっているのは確かです。
そういう意味では築10年ぐらいなら新築同様の感じで使えます。

ちなみに、私が今京都で借りているマンションは、築7年の時に入居して今は築15年が過ぎたのですが、すでに給湯器が交換の時期に来ている感じです。
トイレの部品は今年交換しました。
洗面台の蛇口パッキンは昨年交換しました。
大体水回りは10年すぎたら何かしら部品交換が必要だと思った方がいいです。

というわけで、新築でよい物件に出合えたらラッキーですし、その家賃を払える自分を褒めてあげましょう。
あ、新築物件はシックハウス症候群になる可能性もあるので、できれば築1年〜3年が安全というところでしょうか。

 
 

(スッキリしない富士山)

 
 
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