東海道新幹線で京都から東京に行くとき、私はいつも窓際のD席に座る。
理由は富士山を眺めたいからだ。
東京駅に到着する50分前に、左側に富士山が現れる。
その日によって富士山が見える日、見えない日はもちろんあるが、見えると無条件に嬉しい。
2008年から京都通いが始まって、何百回富士山を眺めたことだろう。
色々な気持ちで眺めてきたけれど、今はまさに富士山に一瞬でも救われるような気持ちになれる。
そこには日常のドロドロとしたものは一切なく、気高く、ドッシリと、微動だにしない安定を感じる。
昨日の富士山は、儚さを伴ったやさしい姿に見えた。
やはり、手前の川の景色が影響する。

(2026年7月14日 14:08撮影)
ちなみに、冬の富士山はこんなにくっきり見える。
早朝だからなおのこと。
しかし、手前の景色がなんとも…。

(2026年1月23日 8:54撮影)
今の私にとっての富士山は、奮い立たせる冬の富士山(陽性)よりも、そっと包みこんでくれるように感じる夏の富士山(陰性)の方がしっくりくる。
ただ、富士山そのものの美しさは、雪をいただいた冬の富士山だと思う。













