包丁は耳で研ぐ


彼女は今まで中川さんに「力を入れないで」「力を抜いて」とさんざん言われ、そのたびに彼女は「力を入れているつもりはないんだけど」「力を抜いているつもりなんだけど」と言っていました。
ところが昨日中川さんの前で包丁を研ぎ始めた途端、「力を入れすぎっ!」の声が。。。
「えー? これでもですかぁ??」
幸せコースの時にもそうでしたが、仮に中川さんが後ろを向いていても、包丁を研いでいる人に指示を出せることに私はビックリしていました。
そのことを後で中川さんにお聞きすると、「音で判りますから」と事もなげにおっしゃたのです。
なるほど。
洗う・切る・揚げる・煮る・焼く・炒める・茹でる・炊くetc…
お料理にはいっぱいの音を聴き分ける繊細さが必要なんだと、その時に改めて感じたものです。
写真の彼女は、何事においてもすぐ力を加えすぎてしまう癖があります。
その彼女に昨日の中川さんは「速くっ! もっと速くっ!」と指示を出しました。
その写真が上のものです。
多くの人の手元は包丁を研いでいてもボケずに写るのですが、中川さんを撮ると必ず手元がボケます。
動いているから。
写真の彼女も「もっと速くっ!」の指示の後はごらんのように手元がボケました。
中川さんいわく、速く動かすことによって力が加わりにくくなるのだとか。
なるほどね?。
ということで、彼女の包丁はしっかり修正出来ました\(^o^)/
一般的に包丁を研ぐには力がいると思われるかもしれませんが、そうではないんですね。
ちょうど良い力と角度で研いでいる時の音は、誠に聞きよい音であることを知りました。
何事もちょうど良いって心地よいものなんですね。
今更ですが。。(汗)

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コメント

  1. 夏目 より:

    美風さん、こんばんは。
    わ~~~こんな感じで研いでいたのですね。(汗)
    中川さんの「もっと早く!」の声に必死に早くできるように
    していました。すると不思議!刃先が仕上げ砥石を使わなくても
    光っていました!感動。
    そして、正しく研げている時の音もしっかり聞きました。
    今まで無駄な力が入っていないと思っていましたが、
    この時の感覚を基準に考えると、無駄な力が入っていたのが
    よくわかりました。(笑)
    それを、ちゃんとご指導してくださる中川さん。
    音を聞いただけで、何でもわかる中川さん。
    本当にいつもビックリする事ばかり。
    包丁研ぎ、参加して本当に良かったです。
    記事にして下さりありがとうございました。

  2. マクロ美風 より:

    夏目さん、おはようございます。

    >今まで無駄な力が入っていないと思っていましたが、
    >この時の感覚を基準に考えると、無駄な力が入っていたのが
    >よくわかりました。(笑)

    はぁ~、やっと認めていただきましたかぁ~(笑)
    夏目さんは何事においても馬力過多だと心得ましょう。
    それにしても凄いパワーの持ち主。
    改めてヮ(゚д゚)ォ!

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