よく「五感を働かせて」というけれど、五感ってどれほどのものかを感じたことがありますか？
言葉では解っていたり、使っていたり、そんな人も多いと思います。
視覚・触覚・味覚・嗅覚・聴覚。
このいずれもお料理には必要ですね。
歯医者さんでの出来事です。
歯の高さを調節しているときのこと。
ちょっと高いかな？（私）
このちょっとは、先生がおっしゃるには、私が髪の毛の太さくらいの違和感を感じて訴えているのだそうです。
ひぇ?！
歯ってそんなミクロの世界をキャッチ出来るんですねー！
そんな感動をしたことがあります。
そういえば、顔にかかった１本の髪の毛でも違和感を感じますよね。
うっかり口に入った１本の髪の毛も、舌のセンサーはキャッチします。
見えないはずの襟足にかかった吐息だって感じますね。
手秤、目見当が案外正確なことは体験済みではないでしょうか？
写真の色を調整していたときのこと。
その出来に不満を言っていたら、中川さんが人間の目の方がカメラより色んな色が見えているから、不満が残るのだそうです。
そこで思いました。
精密機械で高度な技術は熟練工の手仕事に適わないことと同じなんだなぁと。
コンピュータが発達して、人間の適わないことをやってのける部分もあるけれど、人間の五感の方が勝っている部分もあるんだなぁと、改めて人間の凄さを感じたのです。
お料理もそうですね。
数値に気を奪われているうちは、まだまだということです。
それを五感に置き換えられるようになったら、きっとあなたのお料理はグンと美味しくなるはず。
今まで眠っていた五感を呼び覚まして、新しい自分に目覚めましょう。
美風さん、こんにちは。
玄米投稿で五感を使うということをたたき込まれました。室温、水温を感じる、火加減を見る、玄米の音を聴く、香りを嗅ぐなどなど、五感をフル作動させないと、教えていただいた行程を再現できなかったし、中川さんのアドバイスについていけませんでした。
パスポートをいただいた今も気をゆるめると、たちまち、失敗ご飯になり、玄米炊飯の奥深さ、怖さを感じています。
普段の生活では、何でも自動で機械がやってくれることが多くなり、加減を見るということが少なくなっていました。そんな生活に、五感を使う大切さを玄米炊飯で学びました。
五感を使い、それを素直に感じる心を磨くことで、
より豊かな自分になっていく、そう思いました。
新たな気づきをありがとうございました。
美風さん、こんにちは。
昨日はありがとうございました。
昨日の実習では、覚書はなく、
衣の濃さも、油の温度も、
色や音や手の感触で見ることを教えていただきました。
さきほど、お昼に天ぷらを揚げました。
うちのガスコンロは温度センサーがついているので、
温度設定して試しに溶き粉を落としたところ、教えていただいたとおりにならなかったのです。
センサーを消して、昨日の実習時の音、様子を思い出して、そのとおりになったと思ったところで揚げ始めたら、サクサクに揚げられました。
テクノロジーはたくさん、人間の生活を楽にして助けてくれますが、
Hi(43-5)さんが書いていらっしゃるように、五感を研ぎ澄ませ、五感を使うことで豊かに生きられると思います。
Ｈｉさん、こんばんは。
Ｈｉさんは五感だけでなく、いわゆる勘の良い方だなぁと玄米投稿時代から感じていました。
玄米投稿は人間のいろんな面が表面化してくるのですが、Ｈｉさんには初心を貫く強さがありました。
そして、少ない言葉から問題の核心部分を気づける勘の良さがありましたね。
今、Twitterを拝見していてもそれを感じます。
＞五感を使い、それを素直に感じる心を磨くことで、より豊かな自分になっていく、そう思いました。
はい、そうなんです。
おっしゃるとおりです。
自然界では五感が鈍ることは死につながります。
しかし、人間は五感が鈍っても生きていられるのです。
ただこれは死なない程度の生き方であって、何かを積極的に生み出すエネルギーを内包しているとは思えません。
ですから、より良い生き方をするためには、ぜひ五感を磨く必要があります。
これは玄米ご飯を召し上がることによって、徐々にその変化を感じられるようになります。
楽しみにお待ち下さい♪
しろうささん、こんばんは。
＞テクノロジーはたくさん、人間の生活を楽にして助けてくれますが、
＞Hi(43-5)さんが書いていらっしゃるように、五感を研ぎ澄ませ、五感を使うことで豊かに生きられると思います。
そうですね。
人間の身体は精巧に出来ていますが、使わなければ萎えるということを忘れてはならないと思います。
つまり退化して行くわけですね。
反対に使えば使うほどより開発されて行く面があります。
これを味方につけて、人生を楽しく生き抜きたいものだと思います。