写真は雄弁 古い写真に夫の昔を感じた日

夫の事務所の備品入れ替えに伴い、図面が必要になってあれこれ探し物をしていました。
すると、思わぬところから懐かしい写真が出てきて、息子が父親にいつも甘えていた姿を想い出しました。

まず、水族館に行った時の写真。
いつも私より父親にくっついていました。

 
 

次は私の実家に行った時のこと。
安心しきった表情でベッタリと父親にくっついています。
私の母が「こんなに父親に甘える子は初めてだわ」というほどでした。

 
 

他にも父親と一緒の写真がたくさん出てきて、それを見た息子がポツリと言いました。
「お父さんはちゃんとお父さんしてくれてたんだね。俺なんか早く死んでもいいと思ってたけど、もう少し頑張って生きるか。」

私はハッとしました。
夫は節目節目ではちゃんと父親の役目を果たしてくれていたのですが、息子のあまりにもひどいアトピーのために、私が息子にたくさん手をかけていたので、父親の姿が薄らいでしまったのかもしれません。

でも、数々の写真を見て、息子は父親の愛情をしっかり確認したようでした。
写真は雄弁ですね。
息子が本当に幸せそうに、嬉しそうに笑っていると、その時は幸福な生活をしていたんだなと思えます。
たった1枚の写真でも子どもを非行から救えるとも聞きます。

 
 

七五三の写真もありました。
保育園時代から緑色が大好きな息子なので、蝶ネクタイは私の手づくりです。
着物は私が自分で着ました。着物が大好きだったのですが、今はまったく着ていません。

 
 

純粋無垢の笑顔はいいものです。

 
 

小学校入学式の朝、ちょうど自宅玄関前の枝垂れ桜が満開になったので、父親と一緒のところを私が撮影したのでしょう。
息子はちょっと不安で父親にすり寄っています。
緑のリボンタイも私のお手製です。

 
 

***

ところで、私達夫婦は結婚式を挙げていないので、結婚写真がありません。
それで、息子が生後104日のとき、近くの写真屋さんで撮影してもらって、これを私の実家に送りました。(夫の両親は他界していた)
そこで初めて両親は私の夫や孫の顔を見ることができたのです。
夫41歳、私39歳のときです。

 
 

昨夜、家族でこれらの写真を眺めて、お父さんがやる気満々の顔をしていて別人のようだね、という話になりました。
夫は、「だって男の子が生まれて嬉しかったし、出遅れたけどこれから頑張ろうと思っていたからね」ということでした。

わずかな写真ですが、それでも息子には十分刺激的だったようで、父親への認識が少しは変わったようでした。
父親と子どもは一緒にいる時間は少ないのですが、だからこそこうして笑顔を残しておくと、後々役立つことがあるかもしれませんね。

 
 
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