京都やマクロビオティックのことなど」カテゴリーアーカイブ

京都 鴨川の納涼床と貴船川の川床

9月は連休が2週続いてあるんですよね。
21〜23日はお彼岸の連休です。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、湿度の低い気持ちの良い風に変わりました。

「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」は、京都の鴨川のすぐそばにありますので、塾生さんにとっては、この鴨川が懐かしい景色です。
昨日今日と中川さんが撮ってくれた写真をアップしておきましょう。

 
 

【御池大橋から三条大橋を臨む】2019.9.19

 
 

【二条大橋から御池大橋を臨む】2019.9.18
西側には「鴨川納涼床」の灯りが見えます。

 
 

京都には鴨川の「納涼床」(のうりょうゆか)と、貴船(きぶね)の「川床」(かわどこ)があります。
鴨川はご存知のように京都の街中を流れているのですが、貴船川は京都の北の方にあって、鴨川の源流となります。
ちょっと地図で確認してみましょう。
こんなにも離れています。(地図の上の方に貴船川)
ちなみに、鴨川の西側に納涼床、むそう塾は鴨川の東にあります。

 
 

貴船の川床は山の中にあるので、京都の市街地より夏でも10℃は気温が低いといわれますから、これから行かれる方は上着が欠かせません。
さらに、貴船の川床は、川面スレスレに設置されているので、木陰と相まって涼しすぎるくらいなのです。

一方、鴨川の納涼床は高床式なので、貴船の川床とは大違いです。
夏にはとても暑そうです。
ただ、夜になると風情が出て、私の大好きな景色になります。
夜の納涼床はこんな感じです。

【三条大橋から二条大橋方面を臨む】2011.5.22

 
 

今日は、ちょっと癒やしの記事でした(^o^)

 
 
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ブラタモリ 「京都御所~天皇の住まいはなぜこの場所だった?~」が面白かった

京都の記事が続きます。
私はTVのない生活をしていますが、たまたまネットの情報で「京都御所~天皇の住まいはなぜこの場所だった?~」というのが気になりました。
このために「NHKオンデマンド」に入って観てみました。
なるほど、よい番組でした。

右京区と左京区の地形の違い、そして鴨川のこともよく分かりました。
そいえば、桂川が2013年の台風で氾濫したことも、昨年の台風でまた危険な水位になったことも記憶に新しいです。
同じ川なのに、なぜ鴨川のすぐそばに京都御所があるのかの答えに大いに納得でした。
それにしても、天皇家のお住まいが200回も引っ越しをしていたとは知りませんでした。

ところで、むそう塾の秘伝コースでは、最後の授業で「粽寿司」(ちまきずし)を教えます。
中川さんがぜひ正しい粽寿司の作り方を教えておきたいと、カリキュラムに入れたものです。
特に巻き方がいい加減な仕上がりのお店が多いので、正統派の巻き方を塾生さんに伝えるためでした。

 
 

(粽寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

粽寿司にはよもぎの葉が使われるのですが、なぜよもぎの葉なのか?
そして、なぜ端午の節句には菖蒲なのか?
この番組の最後の方で、冷泉家の奥様の話でピピーン!とくることでしょう。
留守居役としての冷泉家。
大事な役目を果たしておられます。

 
 

 
 

【ブラタモリ 「#142 京都御所~天皇の住まいはなぜこの場所だった?~」】
2019.9.7放送
京都の地形と天皇家の住まいという視点が面白かったです。

 
 
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京都 鴨川 少し秋の空


(京都 鴨川 2019.9.12 中川善博撮影)

 
 

今朝から京都はやっと秋の気配がしてきました。
朝の風が爽やかです。
湿度が下がってくれたのが嬉しい。

 
 
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季節を意識すると心身が落ち着いて自信が湧いてきます

まだ暑い日が続いているのですが、もうすぐ「中秋の名月」ですね。
今年の中秋の名月は9月13日で、満月は14日だそうです。

昨日は「重陽の節句」で、お弁当投稿でも菊の花を使ったものがありました。
さすが季節を意識してお料理をすることが身についているむそう塾生らしいなあと、嬉しかったです。

重陽の節句といえば菊なので、季節的には旧暦の9月9日(2019年は10月7日)の方がピッタリします。
でも、今は新暦で世の中が進んでいるので、行事も新暦の9月9日で行うところが多いですね。
たとえば京都の貴船神社で行われる「菊花神事」も9月9日開催でした。
菊花神事【貴船神社】
貴船神社 菊花神事 / Kifune Jinja / 京都いいとこ動画” frameborder=”0″ allow=”accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture” allowfullscreen>

旧暦とのズレがあるとはいえ、やはり京都は季節の移り変わりの行事をとても大切にしているなあといつも感心します。
いえ、本来は日本中がそうだったのに、だんだんその意識が薄れてしまったのですね。
京都には日本人として知っておきたいことが、たくさん残っているなあと思う日々です。

*   *   *

そういえば、今では京都のミシュラン三つ星に選ばれているお店の主が、金沢で7年間修業して自信満々で京都のお店に足を踏み入れて、大きな衝撃を受けたということです。
「今まで培ってきたものがものの見事にひっくり返された」というほどの衝撃だったそうです。
そこから彼は相当勉強したようで、京都のお料理や文化の凄さを身を以て体験されたわけです。

中川さんと7年ほど前にこのお店に伺ったことがありますが、中川さんがその腕を認めていました。
しかし、京都生まれの京都育ちの中川さんにとっては当たり前のことでも、このお店の主にとっては大変な勉強が必要だったことでしょう。

そういえば、その時のお料理に「梶の葉」が使われていました。
葉をフタの代わりにする「葉蓋」(はぶた)ですね。
お茶やお花をされていない人でも、こうして日常的に季節を身近に感じられるところが、京料理の良いところだと私は思っています。
一つひとつのお料理に意味があるといいますか、奥深さがあるといいますか、なんだか食べるだけではもったいない世界があるのです。

 
 

 
 

*   *   *

そんな奥深い京料理とマクロビオティックの陰陽を融合したのが、むそう塾でお伝えしているお料理の数々です。
塾生さんが季節を意識したお料理を作りながら、身も心も自然界と一体となって暮らして行けたら、健康に一歩も二歩も近づきますし、陰陽を理解してくださったら、もっと自然体で暮らして行けます。

情報だけ多くて迷ってばかりの人も、陰陽の視点で考えると答えに自信が持てるようになります。
この混沌とした時代に、自分の目指す方向に自信が持てるのは素晴らしいことだと思います。

下の写真は瓢亭さんのお料理に添えられていた葛の葉について、中川さんが塾生さんに説明をしているところです。
習い事は「誰から習うか」というのがとても大事です。
むそう塾で習ったことを、あなたの自信に変えて、素敵な人生を歩んでください。

 
 

 
 

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信用できる人

先日Facebookのお友達が、「パートナーがほしくなった」という内容の記事を書かれていました。
そんなときってありますよね。

ちなみに私が結婚したくなったのは、お正月にインフルエンザで寝込んで、高熱が続いたときでした。
一人暮らしだったので、お水の一杯でも運んで来てくれる人がいたらなぁと思ったのでした。
そして、バレンタインデーの日に「結婚しようか?」と、目の前の男性に言ってみたのでした(笑)

私の人生でインフルエンザにかかったのは、記憶のある限りでは3回なのですが、体調が悪くなると、人間って心細くなりますから、そんなことを言いたくなるのだと思います。

とまあ、そんなわけで結婚したのですが、結婚を決めるときに、「この人は信用できる」というのが根底にありました。
そうなんです。
信用できる人がほしかったんでしょうね。

人間って、心から信用できる人の存在が必要なのだと思います。
小さい時にはそれが親であり、兄弟であったりします。
だんだん成長するにしたがって親友の存在もあるでしょう。

でも、社会人になって複雑な人間関係になると、改めて「信用できる人」の力が大きいなあと思います。
それが夫婦という形ならなお良いし、それが叶わなくても、そういう人が自分の周りにいるかいないかは、「人生の質」を大いに変えると思います。
だから私も、誰かの「信用できる人」になれたら嬉しいです。

まずは、信用できる中川さんや、スタッフの麗可ちゃんや、塾生さんたちに感謝しています。

 
 

(京都 東山)

2015年の6月に京都に部屋を借りてから丸4年が経ちました。
窓からいつもこの景色を眺めながら暮らしています。
環境の良さを存分に味わっています。
それを許してくれている夫にも感謝。

 
 

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