マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

「陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず」

二十四節気では今日は冬至です。
陰と陽を日々意識している人にとっては、この日の持つ意味は大きいですね。
陰が極まって陽に転じる日といえば、ははーんと来ることでしょう。

マクロビオティックでは、「無双原理の12の定理」の11番目にあるのが、この冬至の様子を現します。
・陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず。

毎日のことでは、夜(陰)が極まって朝(陽)が来るように、一年のうちでも陰が極まって陽に転じる日が冬至となるわけです。
「秋の日はつるべ落とし」といわれるように、どんどん日の暮れるのが早くなって(陰)、冬至を境に徐々に昼(陽)の時間が長くなってくるのを陰陽で考えるとわかりやすいですね。

昔から冬至に食べると良いとされる物は、言い換えるとこの時季の旬でもあります。
旬のものをたっぷり補って、これからの寒い冬に備えましょう。

 
 

 
 

(柚子の飾り切り 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

柚子のとても美味しい季節ですから、どんどん柚子を取り入れましょう。
特に種から出るペクチンが良い働きをします。

 
 
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一人目は不妊治療したのに、二人目は自然妊娠できました!

先日嬉しいDMがありました。
妊娠のお知らせです。
Oさんにとって、今度は二度目の妊娠なのですが、お一人目が大変だったようで、今回の自然妊娠をご夫婦ともにとても喜んでくださったことが嬉しいです。
お一人目のお子さんを育てている最中に、お友達を介してむそう塾を知り、そこからマクロビオティックの陰陽を取り入れた食生活を始めてくれました。

<Oさんからのメール>

美風さん、こんにちは。
取り急ぎご連絡と御礼をお伝えしたくこちらから失礼致します。

妊娠しました!
自然妊娠です!
来週以降心拍などの確認です。
1人目治療を思い出すと奇跡のような気がしますが、玄米、糠漬け、味噌汁、鉄火味噌、全て陰陽のおかげです。
ありがとうございます。

本当に嬉しいです。
陰陽でこんなにも変われるんですね。

 
 

<マクロ美風より>

Oさんは熱心にお料理の復習をされて、お弁当を作るようになってからググッと体が変わって来たのを感じていましたよ。
幸せコースの食事日記の内容のままだと、未だに体調や生活面での大変化は起きなかったと思います。
あそこからですね、あなたが本気で変わり出したのは。
食べ物の影響がしっかりと確認できたので、あとはお腹の赤ちゃんと上のお子さんをバランスよく気配りして育てるだけですね。

そうそう。
私の過去記事にこんなのがあります。
ご参考になさってみてください。
「赤ちゃんとの会話・上の子供の納得」 2006.3.29

来年のむそう塾は出産ラッシュですねぇ。
すごく嬉しいです。
抱っこさせてもらえる日を楽しみにしています。
消化の良い玄米ご飯をしっかり召し上がって、妊娠期間を快適にお過ごしくださいね。

 
 

 
 

(玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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2017年秘伝コースおせちの授業より

昨日は秘伝コースのおせちの授業でした。
すでに教えたお料理は前日から一部仕込みをしておいて、まだ見せていないお料理を当日仕込む段取りで、朝9時前からスタートしました。
(中川さんは前日の夜も当日の朝も仕込んでいましたが。)

おせちの授業には、レシピも覚え書きもありません。
ただ見ているだけです。
それでも秘伝レベルになると、再現できるようになるのです。
お弁当投稿をしているOBENTERS™の皆さんなら、毎日おせちに似たようなことをしているので、案外と「出来そう!」と思われたことでしょう。
そのくらいむそう塾で習ったお弁当のおかずや盛り込み方はレベルが高いのです。

毎日作るお弁当に比べると、作るお料理の数が多いのがおせちであって、一つひとつのお料理の作り方はすでに知っている内容なのです。
ですから、「はは〜ん!」と反応出来るし、応用も出来るというわけです。

昨日は朝になって急に中川さんから「暖房なし」の指示が出て、一日中暖房なしの中での仕込みでした。
煮炊きをしているので、湯気は出ますが室温はそんなに上がりませんから、皆さんが寒い一日だったと思います。
それでも我慢して授業を受けてくださってありがとうございました。
おせち作りは日持ちできるように仕上げる必要性から、寒いのを我慢して作ることも教えたかったのだと思います。

ところで、出来上がったおせちを中川さんが撮影しようとした途端、教室の照明が一部停電というハプニングが起きました。
当日には復旧せず、今朝電気屋さんが来てくれたのですが、結露が原因でショートしたのだそうです。
暖房なしだったので、水蒸気が飽和状態になってしまったんですね。

*   *   *

では、復習の参考のために、おせちの写真を私の方でも載せておきましょう。
先輩たちも今年のおせちを見たいと思いますのでね。

盛り込んだ順番に掲載します。
塾生「うわ〜、いっぱいですね〜」
中川「いいのいいの」
塾生「下のお料理が見えない」
中川「その方が楽しいかもしれない」

 
 

中川「さて、次!」

 
 

ちょっと斜めからも。

 
 

中川「あれ? クワイが入っていなかったね じゃ、追加しよう」

 
 

これらの写真は停電前に私が写したものです。
本当はこんなふうに写る予定だったのですが、停電のため、光量に限界がありました。

 
 

(おせち 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

*   *   *

それにしてもおせちというのは、「包丁仕事の集大成」だなぁと思いました。
むそう塾では、コースのスタートである幸せコースで、包丁砥ぎから始まって桂剥きや刻みを徹底指導しますが、あの時に頑張った人はここで花開く感じですね。

たとえばクワイだって、ちゃんと亀甲に剥くんですよ。
ほら、かわいいでしょ?

 
 

 
 

20時45分〜22時45分まで、みんなで楽しくおせちをいただきました。
東京の塾生さんが一足お先に帰られて、ここには入っていないのがとても残念ですが。
「カンパーイ!」

 
 

「いただきまーす!」

 
 

お疲れ様でしたm(_ _)m
12月31日になったら、今年も続々とおせち投稿が届くことでしょう。
なぜおせちを作るか?
きっとむそう塾生は「美味しいから!」と答えることでしょう。
そうなんです。この中川式おせちは、美味しいものしか入っていないのです。
美味しいものだけを36種類集めた、まるで宝石箱のようなお料理の数々がむそう塾のおせちなのです。

 
 

※昨年の塾生さん作品のおせちは、「おせち投稿」のカテゴリーからご覧くださいませ。

 
 
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「さかな屋 たくや」さんのお店が新しい場所に移りました

むそう塾でお世話になっている「たくや」さんとは、大阪府茨木市の白石卓也さんが経営するお魚屋さんのことですが、11月にお店とお住まいを新築されたので、きょう中川さん、スタッフの麗可ちゃんとともにお祝いに行って来ました。
奥様やお母様にもお会いできて、皆さんが笑顔の素敵な人ばかりなので、思わず写真を撮らせていただきました。
全国のむそう塾生がお世話になっていますので、この笑顔をお届けします。
「笑う門には福来たる」
笑顔の素敵な人は本当に気持ちが良いですね。

 
 

 
 

(“たくや”さんの皆さん)

新しいお店は、阪急茨木駅から歩いて5〜6分ほどの住宅街にありました。
とても品質の優れた品揃えをされていますし、何よりもその営業姿勢が素晴らしいです。
本当に頭の下がることばかりです。
むそう塾とむそう塾生は、たくやさんのおかげで、美味しいお魚料理を作ることが出来ています。
感謝!

 
 

地図を載せておきましょう。
(白石さんのFacebookからお借りしました。)

 
 
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マクロビオティック京料理教室むそう塾の「牡蠣のクリームシチュー」

一気に真冬の寒さとなってきました。
こんな日には温かいお汁が体にも心にも染み渡りますね。
空気が乾燥しているからです。
食卓に鍋料理を出して、その湯気を見ているだけでも心が和んでいきます。
それほど人は「水分」に本能的に反応するのですが、この季節は体に余計な水分があると冷えます。
陰性で常日頃水分を多めに摂っている人はご注意を。

ところで、同じ水分でも鍋料理やお味噌汁のように塩分を含んだ水分は、体を温めてくれる作用があります。
下の写真は、来年行われる「牡蠣料理五種」の試作時のものです。
マクロビオティックを知っている人は、「クリームシチュー」というと、どんな食材を使われるでしょうか?
完全ベジで仕上げますか?

そういう人からは、「牡蠣を使っている!」と言われることでしょう。
でも、むそう塾では、マクロビオティックで動物性に距離をおいている人も、マクロビオティックを知らない人も、「一緒に美味しいね♪」といって食卓を囲んでほしいし、食べる人が健康になってほしいので、動物性の食材も体に負担がないようにして取り入れています。
もちろん、完全ベジのメニューもありますよ。

さて、この「牡蠣のクリームシチュー」は、とっても美味しい仕上がりでした。
何度も試作を重ねてたどり着いたお味は、きっと多くの塾生さんに気に入ってもらえると思います。
早く年が開けるのが待ち遠しいですね。

 
 

 
 

(牡蠣のクリームシチュー 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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