二十四節気では今日は冬至です。
陰と陽を日々意識している人にとっては、この日の持つ意味は大きいですね。
陰が極まって陽に転じる日といえば、ははーんと来ることでしょう。
マクロビオティックでは、「無双原理の12の定理」の11番目にあるのが、この冬至の様子を現します。
・陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず。
毎日のことでは、夜(陰)が極まって朝(陽)が来るように、一年のうちでも陰が極まって陽に転じる日が冬至となるわけです。
「秋の日はつるべ落とし」といわれるように、どんどん日の暮れるのが早くなって(陰)、冬至を境に徐々に昼(陽)の時間が長くなってくるのを陰陽で考えるとわかりやすいですね。
昔から冬至に食べると良いとされる物は、言い換えるとこの時季の旬でもあります。
旬のものをたっぷり補って、これからの寒い冬に備えましょう。
(柚子の飾り切り 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
柚子のとても美味しい季節ですから、どんどん柚子を取り入れましょう。
特に種から出るペクチンが良い働きをします。