マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

第13期幸せコース桂剥き投稿回数まとめ

2021年7月10日21時で、「第13期幸せコース」の桂剥き投稿が終了しました。
下記に全員の投稿回数と内訳を表にしてあります。
(Macをご使用の人は、ズリズリとデスクトップに表を引きずり出すと、もっと大きくみられますのでお試しください。Twitterではもう少し大きな画面を載せておきますので、ダウンロードしてください。)

 
 

【第13期幸せコース桂剥き投稿回数一覧】2021.7.10作成

 

*   *   *

表の文字が小さくて読み取れないかもしれませんので、投稿回数だけ下記に書いておきます。
1 27回(131-1さん)
2 21回(116-1さん)
3 18回(120-1さん)
4 16回(134-1さん)
4 15回(82-2さん)
5 3回(137-1さん)
6 0回(138-1さん)

*   *   *

今年の桂剥き投稿は、人それぞれという感じが強くて、静かな最終日になりました。
なかなか練習の時間が確保できないまま最終日を迎えたかたもおられましたし、投稿要領をよく理解されないまま、最後に残念な結果に終わったかたもおられました。

不完全燃焼のままの最終日だったかもしれませんが、この1か月間に練習されたことは、間違いなく1か月前のあなたより進歩しています。
包丁を砥ぐことも、桂剥きをすることも、生まれて初めての経験ですから、思うようにできなくても当たり前です。

それでも、今まで頑張ったことは、必ず身についていますので、ここで終わりにせず、その先へと進めていただきたいです。
身についた技術は、水泳や自転車乗りと同じで、少し間があいても出来るものなのです。
ただし、今よりは下手になっていますけどね。

なお、今年度は誠に残念ですが、桂剥き美人に該当されるかたはおられません。
本当に惜しいかたはおられましたが、先輩方とのバランスを取るため、基準に厳しく判断させていただきました。
まな板をお渡しできないのがとても残念です。

 
 

さあ、本日から美味しいお料理が待っています。
気持ちも新たに、お料理をしながら「砥ぐ・剥く・刻む」の基本を、いつも確認してください。
なぜ幸せコースの最初に、こんな特訓期間があったのかが理解出来るようになりますから。

 
 


(冷やし麺 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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かつらむき投稿 横ケン指令が出た場合の投稿

桂剥き投稿の折返し点で、「横ケン指令」が出た人がいますので、横ケンの場合の投稿の仕方をご紹介します。
この画像も追加してください。

<締切日>
2021年7月10日(土)21:00

 
 

【ぴら〜んの写真】
桂剥き投稿の「ぴらーん」を写真で確認しましょう 2019.6.21

 
 

【ケンを水に放った写真】
刻み終えた大根を一度にボールに入れる。
少しずつ入れてはダメ。

 
 

【ウール玉の写真】

 
 

【桂剥きの芯】
芯はこのくらいの細さまでむけます。

 
 

頑張ってください!
応援しています!

 
 
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プロが教えるかつらむき上級者向けのアドバイスと動画 

今年もかつらむき月間がいよいよ折返し地点に来ました。
この時点でまでは雲の中だったでしょうが、そろそろ雲間から進化を感じ取れるようになってくる頃です。
毎年登場する過去記事なのですが、今年も登場させましょう。

桂剥きの高度の技術「大根を引く」状態を理解するために 2014.7.1 必見!
この記事で理解してほしいことは、先頭の機関車が「大根を牽引」していることです。
これと同じことを「大根を引く」という言葉で下記に説明します。

 
 

【先輩の写真から】

ここで登場するのは、むそう塾生の先輩である舞さんの手元写真なのですが、これが「大根を引く」状態になっているところです。
見方は、左手の親指が包丁の刃を越えて右の方に伸びていることです。

 
 

別の先輩の写真を見てみましょう。
黄色い部分が「大根を送る」状態で、緑の点線(包丁の刃)から右の青い部分が「大根を引く」状態です。

 
 

同じ先輩の動画です。
満足コースの授業で撮影したものですね。

 
 

【中川さんの写真から】

では、中川さんの手元を見てみましょう。
指が塾生さんより太くて短いので、判りにくいでしょうから、2枚に分けます。
まず、「大根を送る」場面。

 
 

次は「大根を引く」場面。

 
 

【中川さんの動画】

動画はこちらなのですが、左右両方の手を漫然と見ているとポイントがわかりません。

 
 

そういうときには、左手の動きばかりを分解写真を見るように分析しながら追っていきます。
次は、右手の動きばかりを追っていきます。
それが理解できたら、右手の親指がどこにあるときに、左手の親指はどこにあるかを確認します。
私なら、一時停止ボタンを使いながら瞬時の動きを何度も確認します。

指を切ったときに、穴があくほど中川さんの動画を見ていたら、再開したときとても上手になっていた先輩がいました。
何事も取り組み方が大事なのです。

 
 
カテゴリー: 京料理人 中川善博の動画, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 2件のコメント

陰陽バランスを考えた茄子料理 食べ物でクールダウンを 

6月に入った途端に暑い!
といっても、湿気がないので北海道の真夏みたいで、爽やか〜♪

気温が上がると、夏野菜がグングン育ちます。
夏野菜の一つに茄子がありますが、このブログにも茄子のお料理が紹介されています。
マクロビオティックの陰陽バランスを考えた茄子のお惣菜 2014.7.3

せっせと摂って、うまく陰陽コントロールしておきましょう。
え? 茄子は陰性だから食べない?
昔の私みたいですね(笑)

でもね、動物性を摂る人は、茄子のカリウムが陰陽バランスをとってくれるので、食べたほうがいいですね。
それから、なんといっても皮の部分に含まれるポリフェノールが、強い抗酸化作用があるので、皮をつけたままのお料理でいただきましょう。

茄子と油は相性がよいので、油焚きもおすすめです。
懐かしいお料理ですよね。
でも今は油焚きを知らない人もいるので、あえて記事にしておいたのです。

 
 


(千両茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸し 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

暑い夏にはクールダウンしてくれる食材が、自然の恵みとして登場してくれます。
そして、カラフルな色合いのお野菜も多くて、見ているだけでも元気をもらえそうですよね。

動物性には食べすぎの弊害というのがありますが、植物性にはまず食べすぎで問題になるということがありません。
ですから安心して、お野菜や果物を摂りましょう。
人工的なクーラーで体を冷やすより、食べ物でクールダウンした方が健康的です。

 
 
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食べ物の組み合わせから風邪の効用まで

【食べ物と私】

マクロビオティックを知る前の私は、良い食材を入手して、美味しくお料理することに神経が行っていました。
しかし、マクロビオティックを知ってからは、「良い食材」の選び方がもっと厳しくなって、これでもか、これでもかと止まるところを知りませんでした。
でも、今は「清濁併せ呑む」路線になっています。

きっとこれは大丈夫と思って手にした食材でも、口にしたくない添加物が含まれていたり、わずかながらでも農薬が使われていたり、買えるものがどんどん減ってしまいます。
そのくらい今は純粋に作られたものが少ないのです。
それは流通のためでもありますが、自分で作らなくなったためでもあります。

そんな環境の中で、いかに自分の健康を守るかと考えたとき、やはり「食べ物の組み合わせ」は毎日できる健康法でもあるのです。
なぜなら、人間の健康の源は腸にあるからです。

 
 

【腸内環境をベストにする】

腸内環境をベストに保つには、2つしか方法はありません。
口から入る物をコントロールする。
悩み事やストレスを抱えない。

手っ取り早く①を実現する方法は、全体の食事量を減らすことと、必ず「毒消し」をすることです。
毒消しという言葉は、私もマクロビオティックに出会ってから知ったのですが、一般的にいうなら「中和」と言った感じですね。

食べ物は「アルカリ性」とか「酸性」といった分類の仕方もありますが、東洋医学やマクロビオティックではそれを「陰性」「陽性」と分類しています。
こちらの分類の方が分かりやすいので、ぜひ陰陽の視点も採用してみてくださいね。

そのうえで、「陽性」と「陰性」を組み合わせて「中庸」な状態が理想的です。

 
 

【注意】

何事もそうですが、細かく神経質になって「木を見て森を見ず」状態になる人がいます。
それによってストレスを抱えたら意味がありません。
ですから、陰陽を意識するのは8割くらいにして、あとの2割は遊びとして残しましょう。
その方が長続きしますし、精神的にもストレスになりません。

私は野口整体で、10割を目指すと体はかえって弱ってしまうと教わりました。
たとえば、胃が弱いからといって、それを庇う食事ばかりにする必要はなく、時々毒を入れるのが理想とも。

そういえば、これは人間関係でもいえますね。
純粋培養のひ弱な人より、ちょいワルな人に魅力を感じてしまいますもの(汗)
つまりは、何事にも弾力が必要ということですね。

 
 

【風邪の効用】

こちらの過去記事も参考にしてみてください。
健康の基本的な考え方(健康でないことこそが人間として当然である)
なお、「風邪の効用」はぜひ読まれることをお奨めします。
新型コロナウイルス問題もからめて、健康や病気を考え直すよい機会だからです。
もしかしたら、あなたの人生を変える一冊になるかもしれません。

 
 


風邪の効用 野口晴哉著)

 
 
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