マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

京都にある素敵なお店で課外授業が終わりました

昨日は「自由人コース4」の課外授業の日でした。
むそう塾を一緒に創ってきてくれた人たちとのお食事は、とても穏やかで氣のよい時間でもありました。

丁寧に、実に丁寧に作られ、目と舌を楽しませてくれるお料理は、私たちに最上の時間をプレゼントしてくれました。

すべての面で満足できるお店はなかなか少ないものですが、ここはその数少ないお店の一つです。

京料理人 中川善博が、「キレと真面目さと冒険心と伝統を重んじる心がある素敵なお店でした。」と綴るほどです。

まだ1週間後にお楽しみがありますので、今回はここまで。

 
 

 
 
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京料理人 中川善博の鱧の骨切り動画と授業のようす

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」には、「秘伝コース」というのがあります。
10月の授業では「鱧と松茸のしゃぶしゃぶ」をいただくのですが、これがまたとても美味しくて、皆さんがお待ちかねの日でもあります。

 
 

松茸がどっさり!

 
 

鱧もいっぱい!
この薄さが難しい技術なのです。

 
 

中川さんの鱧の骨切りスピードを再確認するために、動画を載せておきましょう。
練習中の人はここでまた勉強になります。

 
 

 
 

次は、塾生さんの楽しそうなお食事風景です。
朝からちょっと体調がイマイチだった塾生さんも、元気になってモリモリ召し上がっていました。
鱧のパワーを注入して、すっかり体調回復です。
よかったよかった(^o^)

 
 

美味しかったですね。
おうちでもぜひ「鱧しゃぶ」を楽しんでください!

 
 
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「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」の技術に思う

「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」は、プロとして圧倒的な技術を誇る「京料理人中川善博」が教えています。
彼の経歴と実力なら、現在もなお老舗料亭や自分のお店で腕を振るって、もっと有名な京料理人になることは可能でしょう。
しかし、運命というのは非情なものです。

妻の死や母親の病気が彼の人生を狂わせました。
ところが、その途中で彼は「マクロビオティック」に出合いました。
西洋医学で余命わずかと診断された妻の病を、彼はマクロビオティックで救いたいと必死になりましたが、願いは叶いませんでした。

そこで彼は、「病気になりにくくて、健康になれる料理」のために、自分の技術を活かそうと一歩を踏み出しました。
それが「むそう塾」です。

もともと身についている老舗料亭の技術と美味しさのみならず、マクロビオティックの陰陽で洗い直した作り方や新作料理が、現時点で776種類もあります。
この数はこれからも増え続けるのですが、それを受け取ろうとしてくださっている塾生さんの存在が、かけがえのない財産でもあります。

 
 

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その塾生さんたちを見ていると、つくづく「技術は財産」だなぁと思います。
それぞれのお料理が最上級の美味しさなのですから、作った本人はもちろんのこと、家族の皆さんも満足度が高くて、心から幸せな気持ちになります。
この「満足」というのがキーポイントなんですね。

一日に何回も満足な気持ちになって、幸せの上塗りをしているのですから、氣の流れが良くなるのは当然ですね。
そして、感謝の気持ちが湧いてきます。
ある人はお味噌汁に
ある人は玄米ごはんに
ある人はうどん出汁に
ある人は糠漬けにetc…

これが反対に「まずいものの連続」だったらどうでしょう?
想像しただけで悲しく、不愉快になって、イヤな気分になってきませんか?
これでは悪い氣の流れになって、不満がたまってしまいます。
この「不満」というのがストレスになり、氣の滞りを生み、ひいては病にもつながってしまうのです。

 
 

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美味しいものを通じて生まれた笑顔は、幸せを連れてきます。
人間関係をスムーズにします。

世の中にはたくさんの技術がありますが、料理技術は最も身近で、誰でも挑戦できる技術です。
ただ胃袋を満たすためだけではなく、お料理が持つたくさんの可能性に気づいて、人生に彩りを添えられたら素敵ですね。

そして、その結果としての副産物に「健康」があります。
むそう塾はその「健康」のお手伝いをします。

 
 

(車海老の具足煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

「おせち料理三種とおせちの詰め方講座」より

 
 
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栗は栄養の宝庫 栗を食べて元気をもらおう!

暑い暑いと言いながらも、季節は着実に秋に向かっています。
秋の味覚といえば、女性の好きなものの一つに「栗」があげられます。
しかし、男性は女性ほど栗が好きではないようですね。面白いものです。

 
 

 
 

栗は栄養学的には「種実類」に分類され、「ごま」や「落花生」や「銀杏」の仲間です。
種実類は陰陽で見ると「陽性」に分類され、とても栄養に満ちているので、積極的に摂りたいものです。

でも、他の種実に比べてでんぷん質が多いので、これが男性が栗をあまり好きではない理由になるわけですね。
もちろん、でんぷん質大好きの男性もいますが。

種実は文字どおり「種」になるものですから、次世代を生み出すものです。
次世代を生み出すには陽性の力が必要なので、たっぷりと栄養を蓄えていますから、これを食事としていただくと元気がもらえるわけです。

栗は他のナッツ類より脂質が少ないのが特徴で、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウム、葉酸も含まれて、食物繊維やミネラル類も豊富です。
特に葉酸は血を作ってくれますし、カリウムは高血圧を予防してくれますので、せっせと摂りたいものです。

栗はでんぷん質の美味しさから、お菓子にされることが多いのですが、甘いものは体を緩めてしまうので、日常的には甘い味付けではないお料理でいただきましょう。
下の写真のように「栗ごはん」が代表的なので、むそう塾では幸せコースの段階で栗の皮の剥き方と「栗ごはん」をお教えしています。
もちろん、包丁でむきます。

 
 

(栗ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

こんな記事もありますよ(笑)
「栗の皮むき」 2012.10.18

 
 

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そういえば、「無双原理コースメニュー講座(2)秋」で、「地鶏手羽肉と丹波栗の甘辛煮」というお料理があります。
このお料理がメチャクチャ美味しいのです。
地鶏の美味しさと相まって、栗の美味しさがたまりません。

この講座は、もともと「無双原理コース」の昼食に提供された主役のお料理を、あえて3回の単発講座にまとめたものですから、一つひとつのお料理の内容がとても濃いのです。
いつか再開催してあげたいと思っています。(って、もうその季節ですが…)
すでにお二人のご希望者がおられます。
再開催ご希望講座一覧

 
 

(地鶏手羽肉と丹波栗の甘辛煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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誰からどんな方法で学ぶかはとても重要

学び全般にいえることですが、誰から学ぶかはとても重要です。
大袈裟に言えば人生が方向づけられる場合もあります。

学ぶというのは技術のことも多いですが、それとともに教えてくれた人の「生き方」や「考え方」も学んでいるんですよね。
皆さんもきっとそんな経験がおありではないでしょうか?

 
 

お料理の世界でも同じです。

誰から、何を学ぶか?
どんな方法で学ぶか?

今の時代はオンライン講座で学べるものが多いですが、一番正しく(たくさん)伝わるのは、やはり直伝ですね。
特にお料理は香りや匂い、味加減、かたさやわらかさなど、ポイントがいくつもあって、とてもオンラインではすべてを伝えられません。

「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」では、全国から飛行機や新幹線に乗って京都まで通ってくださいます。
しっかり受け取るために、お金も時間もかけて通ってくださる皆さんのことを思いながら、ベストの内容をお伝えしたいといつも考えています。

一つひとつのお料理が、塾生さんに、そしてそのご家族様の健康や人生に大きな影響を与えるからです。

 
 

下の写真は白きくらげのやわらかさを確認しているところです。
こうして教室で確認することがお料理にはいっぱいあります。
そしてなんといっても、「美味しさ」の確認は最後の重要ポイントです。

教室では、どうぞいっぱい触って、味見して、五感をフル稼働させて正しく持ち帰ってください。
こうしてはじめて「伝授」したことになるからです。

 
 

自由人コース4の授業より マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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